京都名物・さば寿司を食べるならこのお店へ！おすすめ10選

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古くから栄えた京都には周りに海がないため、海鮮の生魚を食べる風習よりも、火を通した魚料理や酢で締めた魚料理の文化が発達したと言われています。そんな海のない京都へ日本海側から魚介類を運ぶルートがあり、そのルートでは鯖が大量に運ばれたことから、いつしか「鯖街道」と呼ばれるようになりました。

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その鯖を使って作られたのが「さば寿司」です。そこで今回は、京都名物の「さば寿司」が食べられる10軒のお店をご紹介します。

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祇園四条にある「いづう」は創業1781年の老舗で、ランチの時間帯はいつも混雑しています。こちらのさば寿司は日本海の真鯖を使っており、とても有名なんです。祇園という立地と風情ある外観も、京都らしくて素敵ですよね。

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「いづう」のさば寿司には滋賀県産の江州米が使われており、それが昆布に包まれています。昆布は北海道産の真昆布。肉厚で脂の乗った鯖は、一口味わう度に深みを増します。そして、昆布がまた良いアクセントになっているんです。

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「いづう」にはお土産用メニューもあり、ひとネタを1本か1人前用にしたものと、いろんな魚の寿司を合わせた盛り合わせメニューから選べます。包装にもこだわっていて、夏や冬など季節で変わるのも素敵です。

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下鴨にあるこちらのさば寿司店「花折」は、大正2年（1913年）創業のお店です。今では5代目となり、お取り寄せができる京都の名さば寿司店となりました。そしてこちらが現在の本店です。

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こちらには「鯖寿し膳」「炙り鯖寿し膳」「花折膳」「千枚巻膳」など、さまざまなメニューがあります。このうち「花折膳」ならさば寿司3切れ、炙りさば寿司2切れがセットで味わえるのでおすすめですよ。大きさは小ぶりで上品です。

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炙りさば寿司はきつね色の焦げ目がしっかりと付いていて、脂もばっちり乗っています。小ぶりなので2口ほどで食べ終えてしまいますが、口の中でしっとりやわらかい食感が残り、炙っていないさば寿司とは違うほのかな香りが絶品です。

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「千登利亭」はさば寿司店の中でも比較的安価なお値段で、でも味は逸品！と評判のお店です。祇園四条を下ったところにあり、長年通うファンも多いのだとか。

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創業は1899年なので、こちらも老舗ですね。「千登利亭」のさば寿司は甘みがあってさっぱりとした味わい、それでいて鯖の脂はしっかり乗っています。酢飯や昆布もよく効いています。

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さば寿司と巻き寿司、ハモ寿司が味わえる「若狭」は贅沢なメニューです。ほかにも、お吸い物やちらし寿司などさまざまなメニューがあるので、いろんなものを食べたい方にはおすすめのお店です。

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さば寿司と聞くとどうしても高級寿司店を思い浮かべますが、そんな中「いつ重」は100年の歴史を持つ老舗でありながらもアットホームな雰囲気で、誰でも気軽に入れるのがうれしいお店です。そのため、観光客にも人気なんですよ。

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「八坂神社」のすぐ向かいにあるこちらのお店は、「いづう」から暖簾分けしてできたお店ということもあって、その味は美味しいとしか言いようがありません。ぷりっとした身の、塩加減のよいさば寿司を提供してくれます。

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さば寿司以外なら「上箱寿司」がおすすめ。鯛、海老、厚焼き卵などなど、目にも色鮮やかなお寿司たちが贅沢に箱一面に並んでいます。食べてしまうのがもったいないくらいですね。

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「さか井」は青いテントと暖簾が目印のお店です。こちらはとても小さなお店でお席は6席ほどしかないんですが、その人気は不動。開店すると、すぐに満席になってしまうんです。そんな「さか井」のさば寿司、気になりますよね。

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京都の台所「錦市場」のすぐ近くにある「さか井」では、「錦市場」の新鮮な鯖を厳選し、注文が入ってからひとつひとつ丁寧に握ります。部位ごとに違う味を堪能することができるのも魅力です。肉厚で実に豪華ですよね。

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おまかせでいろんなお寿司を頼むこともできますよ。色鮮やかでどれも新鮮、形もとても美しいです。「さか井」はほかの店舗に比べると歴史が浅く、口コミで広がり有名となったお店です。そんな実力派のお寿司を、ぜひ一度ご賞味ください。

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大正3年（1913年）創業、100年以上の歴史ある老舗です。四条河原町から徒歩数分という繁華街の中にあり、地元民や観光客、さまざまな人から親しまれる「きし鮓」も、さば寿司にしては敷居の高くないリーズナブルなお店です。

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「きし鮓」は「シャリ自慢」の看板を掲げているだけあって、お米は2種類を混ぜたものを使用し昆布だしで炊いています。そのお米に、合わせ酢を2時間かけて染み込ませているそう。鯖は酢で浅く締めており、シャリとの相性はばっちりです。

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「京舞」は鯖寿司、箱寿司、手まり寿司、巻き寿司の詰まった贅沢すぎる一品です。老舗には手まり寿司は意外と少ないんですが、その可愛いらしい見た目から女性には大人気です。

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鯖街道の終着地点とも言われる「満寿形屋」は、出町桝形商店街の中にある老舗です。商店街の中にあるので町民や家族連れ、学生など、幅広い世代の方々に愛され続ける名店です。こちらのさば寿司はどのようなお味でしょうか？

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薄く透明になった昆布と鯖との間に木の芽が敷かれていて、これが香りを良くしてくれているんです。鯖は肉厚で歯ごたえがよく、シャリはしっとりやわらか。ほかとは違うレア加減の鯖に、舌を唸らす人が続出です。

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このお店では、実はうどんがさば寿司と同じくらい有名なんです。なので、さば寿司ときつねうどんの両方を目当てに来て、セットで注文する方が大半。うどんはやわらかくて、出汁が効いていて、とっても美味しいんですよ。

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東福寺駅近くにあるこちらの「いづ松」も、「いづう」から暖簾分けして出来た寿司店です。こちらでもさまざまなお寿司がいただけて、且つランチ営業もしており、気軽に入れるお店なんですよ。「東福寺」を参拝した方が立ち寄ることも多いんです。

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「いづ松」ではいろんなお寿司がいただけますが、やっぱり銀色に輝くさば寿司が一番の人気メニューです。こちらのさば寿司はレアな仕上がりで肉厚。締め加減がよく、塩もちょうどよく効いています。

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「京寿司」を頼めば、さば寿司一貫を含めたいろんなお寿司が味わえます。さば寿司、巻き寿司3巻、押し寿司4巻、いなりと、とっても豪華な内容。酢飯の塩梅もちょうどよく、どのネタも新鮮です。

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嵐山にある「大善」はもとは京都市円町エリアに店を構えていて、数年前に嵐山に移転しました。嵐山という立地上観光客も多く、カジュアルにお寿司を楽しむことができるお店なんです。

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昆布の旨味がしっかりと効いていて、シャリは浅く締められています。塩加減、酢加減は絶妙で脂もよく乗っています。さば寿司を知らない外国人観光客も、舌鼓を打って食べていること間違いなしです。

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さば寿司といっしょに、「小鯛笹巻寿司」はいかがでしょう。笹の香りが巻き寿司に移って、口に入れる瞬間に笹の香りがします。締め加減も絶妙で、ぜひいっしょに食べていただきたい一品です。

出典：Mハルさんの投稿

京都御所の南に店を構え200年以上の歴史を持ち、今も昔と変わらぬ製法で作られているという京寿司のお店「末廣」。こちらでもさば寿司がいただけます。レトロで風情ある外観が目印です。

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丸みを帯びたプリッとした見た目が特徴の「末廣」のさば寿司は、鯖の厚みがすごいですよね。それだけに弾力もあるんです。このお店も席が6席ほどで決して広いとは言えないですが、このさば寿司を求めて連日多くの人が詰めかけます。

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違うものも味わいたい方は、あなご箱寿司とのセットをどうぞ。こちらは焼き穴子とシャリの間にのりが敷いてあり、お口の中に香ばしい風味が広がります。さば寿司のあっさりした味わいとの対比も楽しめますよ。

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京都のさば寿司はどの名店も歴史があり、それだけに丹念に作り込まれた絶品のお味が楽しめます。店舗ごとに少しずつお味は変化しますが、どこも肉厚で脂の乗った極上の鯖を提供してくれますよ。さば寿司を食べたことのない方も、ぜひ一度堪能してみては？