2018年04月24日
ぶらりと宿場町を歩く。守られ続けた三重「関宿」でリラックス旅をしよう!
ノスタルジックな旅をするなら宿場町をぶらりと歩いてみませんか?三重の「関宿」は東海道の宿場町で唯一、往時の姿を今も変わらずに残している貴重な町並みが見られます。江戸時代から明治時代にかけて建てられた町家が多く現存し、国が指定した保存地区や日本の道百選にも選定された観光スポットです。最近はインスタ映えする撮影スポットとして女性たちの注目を集めています。
「関宿」は日本三大関所である鈴鹿関が置かれ、東海道五十三次の47番目の宿場町として栄えました。往時は参勤交代やお伊勢参りの人々で大変賑わったそうです。江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町家が200軒以上、軒を連ねる町並みは、当時の姿を思い起こさせてくれます。
保存地区である「関宿」には、撮影スポットになりそうな場所がいっぱいあります。このノスタルジーな街並みをゆっくり歩きながら撮影してみませんか?インスタ映えするフォトジェニックな見どころを押さえておきましょう。
通りには江戸から続く「関宿」の歴史的な建物を保存し、資料館として公開しているところがあります。木のぬくもりと和の佇まいが美しく、宿場の暮らしを体験できるスポットです。
関宿旅籠玉屋歴史資料館の詳細情報
関まちなみ資料館の詳細情報
関まちなみ資料館
- 住所
- 三重県亀山市中町482
- アクセス
- 関駅 徒歩 10分 関IC 車 10分
- 料金
- 【料金】 大人 300円(250円)、小中高生200円(150円)※()内は30名以上の団体料金 ※関宿旅篭玉屋歴史資料館と共通
レトロな宿場町の雰囲気を活かし、町家を改装したセレクトショップも女性に人気です。和モダンなアイテムを揃えたギャラリー&カフェは、宿場町の町並みに溶け込んでいます。
衣食住を通して今を生きる暮らしを提案しているギャラリー&カフェ「而今禾(じこんか)」。”而今”は”今このとき”、”禾”は穀物の総称で、命の糧、大切なものという意味です。お茶碗やコーヒーカップ、伊勢茶染めのスカートやパンツなど身体にやさしい、和モダンな暮らしの品々が揃い、作家の作品も展示されています。
ギャラリーの奥の土間を通り抜けると、離れの母屋はカフェスペースになっています。有機栽培、地元の食材だけを使用した素朴な食事と和洋スイーツメニューを味わうと、何となく懐かしい気持ちを思い出します。
築150年以上の町家を利用したギャラリー&カフェ。格子戸に木の板一枚立てかけてあるのが唯一の看板です。外観は昔の建物をそのまま使っているので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうです。
而今禾の詳細情報
Jikonka
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町並みや資料館、ギャラリーを散策したら、そろそろ美味しいものを食べたくなりますね。ランチも江戸情緒たっぷりのお店にしましょう。
會津屋の詳細情報
會津屋
関 / 麺類、カフェ、日本料理
- 住所
- 三重県亀山市関町新所1771-1
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 10:30 - 17:00 [水] 10:30 - 17:00 [木] 10:30 - 17:00 [金] 10:30 - 17:00 [土] 10:30 - 17:00 [日] 10:30 - 17:00 ■ 定休日 月曜日(但し祭日の後は変更もあります)
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
「関宿」には老舗和菓子店の甘味処もあります。江戸時代から続く老舗の味をぜひ、味わってください。
四季を表現した三色の彩りが可愛らしいお餅です。他にも桃や栗、梅を使ったお饅頭や丹波黒豆大福など素材の良さを活かした和菓子が揃っているので、お土産選びに最適です。
志ら玉屋の詳細情報
志ら玉屋
関 / 和菓子、ケーキ、スイーツ
- 住所
- 三重県亀山市関町中町407
- 営業時間
- [月] 10:00 - 18:00 [火] 10:00 - 18:00 [水] 10:00 - 18:00 [木] 10:00 - 18:00 [金] 10:00 - 18:00 [土] 10:00 - 18:00 [日] 10:00 - 18:00 ■ 定休日 元旦
- 平均予算
- ~¥999
銘菓「関の戸」は古くからお抹茶の席などでいただくことが多かったそうです。
深川屋 陸奥大掾の詳細情報
深川屋 陸奥大掾
関 / 和菓子
- 住所
- 三重県亀山市関町中町387
- 営業時間
- [月] 09:30 - 17:00 [火] 09:30 - 17:00 [水] 09:30 - 17:00 [木] 定休日 [金] 09:30 - 17:00 [土] 09:30 - 17:00 [日] 09:30 - 17:00 ■ 営業時間 9:30~17:00過ぎ ■ 定休日 木曜日(祝日の場合は営業)、臨時休業あり
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
普段は静かな町並みも、祭りのときはいつもと違った表情を見せます。300年以上も続く勇壮な山車を見物できるのは7月の「祇園夏まつり」、宿場大行列が見られる「街道まつり」は11月です。街道まつりでは行列が練り歩き、タイムスリップした気分を味わえます。
関宿の詳細情報
往時は1日1万人もの人々が行き交ったとされる「関宿」。江戸時代のような町並みを散策していると、時間がゆっくり流れるような感覚になります。今どきの人気スポットとは異なり、ごく当たり前の日常の時間が、今も変わらずに流れていることに懐かしさと癒しをもらえる場所です。