金沢で寿司を巡る旅。贅沢に寿司を楽しめる美食スポット10選

お給料があがった、長かった仕事に一息ついた、毎日がんばっている、そんな自分にご褒美を送りましょう。ご褒美といったら、お寿司がぴったりじゃないですか？贅沢にお寿司を食べる美食旅を、自分にプレゼントしましょう。

お寿司ときくと、北海道や大間のマグロがある青森県を思い浮かべる人が多いかもしれません。ですが、石川県・金沢のお寿司も食べる価値あり！東京から新幹線で1本とアクセスが良いので、気軽にふらっと行けますよ。

どこか京都のような雅さがありながら、気取り過ぎていない「金沢」。「兼六園」や「21世紀美術館」など観光スポットが多くあるので、食べるだけでなく観る楽しみもあります。その魅力の多さに、虜になっている女子が多いんですよ。

では、金沢のお寿司の魅力をざっと紹介しましょう。

石川県金沢市にある「近江町市場」は、100店舗以上の鮮魚店や青果店がしのぎを削っています。手ごろな価格で海鮮丼が味わえるので、地元の人からも観光客からも人気ですよ。そんな新鮮なネタが集まる金沢。お寿司の特徴は、「のどぐろ」や「ガスエビ」といった地魚を使ったネタが多いところです。

“白身魚の王様”と呼ばれる「のどぐろ」は、必ず食べてほしい寿司ネタ。生はもちろん、炙りや漬けで提供しているお店もあります。「ガスエビ」は、殻が茶色のエビです。甘エビよりも甘みがあるといわれ、北陸では人気なんですよ。

ネタは全体的にあっさりとして、上品な味わいのものが多いです。淡麗旨口の地酒や白ワインなどと相性が良いんですよ。

金沢は、お寿司が好きな人が多いので回転寿司のクオリティが高いといわれています。気になりますが、今回はご褒美の美食旅ということなので、旅のプチ贅沢としてカウンターで回らないお寿司を食べに行ってみるのをオススメします。

それでは早速、金沢市内にあるお寿司屋さんをご紹介。ここでは、女性グループでも入りやすい高級店をピックアップしましたよ。

金沢駅前でゆったりと美味しい寿司を食べたいのであれば、「小松 弥助」を訪れてみましょう。金沢駅から徒歩4分ほどのところ。和倉温泉の老舗旅館「加賀屋グループ」が展開する、「金沢茶屋」の別館にあります。

「小松 弥助」は完全予約制なので、旅行の日程が決まったタイミングで予約をするのがベストです。カウンターとテーブル席がありますが、職人さんの手仕事を間近で見るならカウンター席がオススメ。繊細な技に感動すること請け合いです。

オススメのネタは「鮪の漬け」。艶のあるビジュアルもさることながら、優しくふくよかな味わいが人気なんですよ。

訪れる時期によっては、「香箱蟹(こうばこがに)」が味わえることもあります。「香箱蟹」のシーズンは、11月上旬から12月下旬。とても短いのですが、食べる価値があるので合わせて行ってみては？

香林坊バス停から徒歩約8分のところにある、「乙女寿司」。有名人も足しげく通ってくることで有名なお店です。人気のお店なので、予約してから行ったほうが安心ですよ。

メニューは基本的に「おまかせ」のみ。その時旬のネタを厳選して握ってもらえます。こじんまりした落ち着いた雰囲気のお店なので、大人な時間を過ごせますよ。

どこか可愛らしく品の良い寿司は、すでに醤油や塩が付けられた状態で提供されます。ぜひそのまま口に運びましょう。素材本来の舌触りや甘さ、コクがしっかりと感じられますよ。

金沢市入江3丁目にある「鮨 志の助」は、カウンターが10席のみのコンパクトなお寿司屋さん。少しわかりにくい場所にあるので、タクシーで行くなら「入江3丁目のオートバックスの裏」または「入江3丁目の交差点」と伝えるとスムーズにたどり着けます。

上品にまとめられた寿司はシャリとネタのバランスが良く、地酒との相性も抜群！こちらは「ガスエビ」。おいしい甘さが、舌に残りますよ。

徳利とお猪口のデザインが可愛くて、思わず写真を撮りたくなります。何を飲むか迷ったら、おすすめの地酒を教えてもらえますよ。金沢の地酒を飲みながら、ゆっくり味わってみてくださいね。

金沢駅西口からタクシーで約10分ほど。「鮨 八や(はちや)」は、素材の持ち味を引き出すためのひと手間ふた手間の仕事がしっかりと感じられるお店です。

シャリ・ネタともに小さめなので、女性でも一口で食べることができます。それぞれに予め味が付いているので、醤油などは付けずにそのままいただきましょう。

オススメのネタは「のど黒あぶり」。さっと軽く炙ることでのどぐろの旨みが凝縮され、炙られた脂の香ばしさも感じることができる絶品ネタです。

金沢駅構内の「百番街」にも店舗を構えている「鮨 歴々」。ゆったりと落ち着いた雰囲気の中でお寿司を味わいたいのであれば、「鮨 歴々 近江町店」に行ってみましょう。金沢市民の台所「近江町市場」内にあります。

ゆったりとしていて、肩肘張らずに楽しめるお店。好きなネタを1貫から握ってもらうこともできるので、回らないお寿司に慣れていない人でも比較的入りやすいのではないでしょうか。

名物ネタは「のどぐろ炙り手巻き」。脂の乗ったのどぐろを、贅沢に手巻き寿司で味わえます。

能登半島の七尾湾で獲れえう「赤西貝」。コリコリとした歯ごたえと磯の香りが、クセにになりますよ。ぜひ味わってもらいたいネタの一つです。

彦三町にある「鮨木場谷(スシキバタニ)」は、カウンターのみのお店です。地元の食通にもファンが多いお店なんですよ。

基本は江戸前のスタイルですが、加賀前らしい繊細な技も光る寿司は見事の一言。

中でも、熟成させた白身魚はぐっと甘さとコクが引き出され、「白身魚＝淡白」というイメージを覆してくれるのではないでしょうか。

シャリは赤酢をベースしているため、ほんのり色が付いています。江戸前と加賀前の仕事の融合を感じれられる名店です。

「飛(トビ)」は、金沢城すぐそばの尾山町にあります。武蔵が辻バス停から徒歩約6分ほどの場所です。人気店なので、予約するといいですよ。

金沢の地酒が豊富に揃っているので、お酒好き女子にはぴったり♡お酒を飲みながら、お寿司をじっくり味わいましょう。

「飛」に来たならぜひ味わいたいのが「のどぐろ蒸し鮨」。シャリの上にのどぐろを乗せて蒸した温かいお寿司は、握り寿司とは違ったのどぐろの味わいを堪能できますよ。

金沢市随一の繁華街 片町にある「鮨処 あいじ」は、ガリの代わりに野菜の浅漬けが出てくるユニークなお店です。片町中央通りバス停から歩いて5分ほどですよ。

ぜひ注文したいのが「ガス海老」。甘エビとは違うねっとり濃厚な甘さと口当たりは、北陸地方ならではの味覚です。ふうわりとした握りで、ゆっくりと口の中で沈んでいくのがわかりますよ。

寿司といえば生姜のガリですが、浅漬けとの相性もなかなかのもの。ぜひ合間合間につまみながら「ふうわり」とした柔らかい味わいのお寿司をいただきましょう。

「鮨 みつ川」は、金沢を代表する観光地「ひがし茶屋街」にあるお店です。粋な町屋の中で食べるお寿司は格別ですよ♡

基本的にコースメニューのみで、夜の2つのコースにはそれぞれ「香箱かにちらし」が付いてきます。

丁寧な仕事が施された旬のネタは、どれも繊細で味わい深いものばかり。

花街情緒を感じながら、しっとりとお寿司を味わいましょう。金沢ならではの贅沢が。ここでできますよ。

武蔵町にある「かた田」は、ワインを飲みながらお寿司を食べることができるお店です。お寿司に合わせるお酒は日本酒というイメージが強いですが、白ワインとの相性も良いんですよ。

メニューはおまかせのコースのみ。通常の寿司に比べるとサイズはとても小ぶりですが、白ワインを飲みながら食べるのであればこれぐらいのサイズ感がベストです。

シャリに対してネタが大きめなので、おつまみ感覚で食べられますよ。女子の口にも嬉しいサイズです。

白身魚が多い金沢の寿司は、スッキリとした白ワインとの相性もGood！他ではなかなか楽しめない寿司とワインのマリアージュを楽しんでみてくださいね。

お寿司を食べるご褒美旅をするなら、金沢旅行がおすすめなのを分かってもらえましたか？優しくエレガンスな味わいの金沢の寿司を、ゆっくり楽しみましょう。女性だけでも入りやすい寿司の名店が数多く軒を連ねているので、気兼ねせず入ってみてくださいね。