2024年06月24日
雨に濡れる城下町こそ美しい。石川のモダンな宿「雨庵 金沢」
金沢というと、加賀百万石の文化が花開く北陸エリアのイメージ。見どころが多い観光地なので、旅に出る女子が多いですね。しかし問題が・・・金沢は一日快晴!という日はあまりありません。せっかく到着したのに雨が降っていて観光日和とは言えない……なんてことも多いのです。しかし、雨に濡れる加賀百万石の城下町も趣深いもの。今回は「雨が降って良かった」と思えるモダンな宿「雨庵 金沢」をご紹介します。
「百万石の城下町」と名高い金沢。北陸新幹線が開通してからより身近になり、出かける人も増えましたよね。レトロな街並みはフォトジェニックで、心ときめく旅を楽しむ女子も多いです。「ひがし茶屋街」や「兼六園」といった見どころも満載!着物屋浴衣を着て、街中を散策する楽しみ方もできますよ。
しかし、金沢には1つ困った問題が……。それは、雨の多さ。意外に思われるかもしれませんが、金沢は雨が多い場所なんです。
昔から金沢では、「弁当忘れても傘忘れるな」なんて言われるほど。天気が変わりやすく、晴れ間があっという間に雲に覆われてしまうことも珍しくないんですよ。
「せっかくの旅行なのに土砂降りの雨なんて、テンションが下がっちゃう」・・・そんな声も聞こえてきそうですが、雨の日は雨の日で、また趣深いのが金沢という街です。今回はそんな雨の金沢の魅力を堪能できる宿「雨庵 金沢」の魅力をご紹介します。
「雨庵(うあん) 金沢」があるのは、金沢駅から約10分程度のところ。金沢城の目の前です。金沢駅からは路線バスを利用して、「武蔵ヶ辻・近江町市場」停留所で下車すると便利ですよ。アクセスがいいので、雨の日でも楽ですね。
雨が多い金沢。「雨で良かった」と思ってほしいという願いから「雨庵」と名づけられました。キラキラ輝く街中や、雨水をたたえ輝く石畳は本当に美しいですよ。
外が雨だと、ずっと歩いているのはツライですよね。「雨庵 金沢」の中に一歩踏み入れると、そこに広がるのは「ハレの間」と呼ばれるラウンジ。ここで、ゆっくりしていきましょう。
「ハレの間」では、宿泊中はいつでも加賀棒茶と茶菓子を無料で味わうことができます。加賀のお茶といえば、甘い香りが特徴の「加賀棒茶」。24時間飲めるので、お茶で雨に濡れた体を温めましょう。
金沢は「天下の書府」と呼ばれるほど、学問が盛んな街です。「ハレの間」には、そんな金沢にまつわる本がずらりと勢ぞろい!小説に限らずアートブックなどもあるので、ぜひ手に取ってみましょう。
展示作品「雨虹糸」
「ハレの間」には、和紙やのれんを使ったアートが展示されています。金沢とコラボレーションしたアート作品に触れるのも、「雨庵 金沢」の楽しみ方の一つです。
「ハレの間」では、定期的に伝統工芸のワークショップが開催されています。金沢の焼き物である九谷焼の絵付けや、加賀水引を使ったアクセサリーの製作体験などができるので、気軽に参加してみましょう。あなたの感性が刺激されて、思わぬ才能を発見するかもしれませんよ。
金沢は全国に名の知られた酒どころです。もちろん、美味しい地酒もたくさんあります。「ハレの間」では、有料で金沢の地酒のテイスティングができるんですよ♪日本酒好きはもちろん、日本酒ビギナーの女性も一度チャレンジしてみてくださいね。お酒を飲みながら、金沢を語りましょう。
「ハレの間」では、夜9時~11時の間で夜食の蕎麦を食べられます。夕食後の小腹満たしに、ちょうど良い量と優しい味わい。無料でクオリティが高いので、人気なんですよ。旅の間は、ダイエットを中止して味わいましょ♪
客室のドアもモダンです♡
先ほどご紹介した「ハレの間」が、多くの人が集まるリビングだとすれば、それぞれの客室は「特別な寝室」という位置づけ。部屋数は決して多くはありませんが、どの部屋も金沢らしい趣を感じるデザインです。
最もポピュラーな「スーペリアツイン」は、坪庭が付いた和モダンテイストの部屋。ゆったりとした間取りなので、のびのびとくつろぐことができます。
「スーペリアテラスダブル」のように、テラスが付いた部屋もあります。こちらも要チェック。スーペリアテラスツインは洗面台が2台あるので、女子同士のお泊りには嬉しい!テラスから吹き抜ける風を感じながら、旅の夜を過ごしましょう。
女子に嬉しいのは、このバスルーム。「雨庵」の全てのお部屋は、バス・トイレが別。肩湯付きのバスタブがあるので、全身リラックスできますよ♡雨に濡れても、このバスルームに入れると思えば気分が軽いですね。
「雨庵 金沢」は、朝食にもこだわっています。基本の朝食は、加賀野菜を使った定食。和食と洋食が選べるんですよ。しっかり朝ごはんを食べて、雨の金沢観光を充実させましょう。
和定食のメインは、のどぐろの焼き物。白身魚の王様ともいわれるのどぐろを朝から食べられるなんて、贅沢ですよ。数種類の小鉢やお椀が並び、豪華ですね。
洋定食のメインは、能登豚のハムやウインナー。能登野菜を使ったスープ藻オススメですよ。数種類のパンと合わせて食べられるので、ボリューム満点です。
「雨庵 金沢」は、雨の金沢ならではの情緒が一際美しく感じられる宿です。ここに泊まれば「雨の金沢も悪くない」と思えるはず。「雨庵 金沢」で、金沢ステイをより素敵なものにしてくださいね。
詳細情報
雨庵 金沢
石川県 / 金沢 / シティホテル
- 住所
- アクセス
- 北陸新幹線「金沢駅」より、金沢駅兼六園口バスターミナル(8)、(9)、(10)番乗り場からバスで「武蔵ヶ辻・近江町市場」下車、徒歩約5分