幸せな気持ちに包まれる島♡カップルにおすすめな小豆島スポット7選

香川県の「小豆島(しょうどしま)」。瀬戸内海に浮かぶ島々の中では淡路島に次いで2番目に大きく、美しい景観と温暖な気候に恵まれています。自然と手をつないで歩きたくなる「恋人の聖地」のほか、未来の二人の姿を想像させてくれる「有名な恋愛映画のロケ地」や、二人の共通の思い出として深く心に残ること間違いなしの「大人気SNS映えスポット」などなど。訪れた二人がこれまで以上にラブラブになれる“幸せの島”なんです♪

年間を通じて降水量が少なく、晴れの日が多いといわれている「小豆島」。その気候は、旅行の目的地として最適です。青い空、青い海、きれいな空気に包まれながらの大切な人との旅行は、これまで以上に愛情が深まり、二人の心もぽっかぽか。思い出の地になること間違いなしです。

小豆島の西にある土庄港(とのしょうこう)からクルマで5分。カップルで小豆島を訪れるなら、絶対にハズせない人気スポットです！ 1日に2回、干潮のときだけ沖合の小島と陸地でつながる“天使の散歩道”は、いつしか「エンジェルロード」と名付けられました。大切な人と手をつないで歩きたくなる幸運の一本道です。

「天使の舞い降りる場所」とも呼ばれ、大切な人と一緒に歩くと願いが叶うといわれています。周辺は公園として整備されていて、無料の駐車場や観光案内所があるので安心ですね。1日2回の干潮時刻は日によって変わりますが、案内所前に時刻表示の看板が出ているほか、周辺のホテルなどでも教えてくれます。

「恋人の聖地」は、ファッションデザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さんなどが選定委員となって認定されています。分かりやすく言えば「誰もが訪れたくなる幸運のデートスポット」！ ここエンジェルロードは2009年に恋人の聖地に認定されたのをきっかけに、訪れるカップルが急増しています。

観光案内所で入手することができる「貝殻の絵馬」。こちらに願いごとを書き、展望台にある絵馬掛所に吊るします。具体的に文字にすると二人の距離がグッと近くなり、愛情のステージがワンランクUPするかもしれませんよ。

”エンジェルロードに一番近い宿”として知られる「小豆島国際ホテル」。景色の良さと瀬戸内の新鮮な海の幸がうれしい人気のホテルです。「小豆島温泉」と呼ばれる天然温泉の露天風呂のほか、瀬戸内海を一望にできる大浴場も完備。観光シーズンの週末は早めの予約がマストですよ。

先ほどの「エンジェルロード」から東へ車で15分、路線バスで25分。南向きの日当たりの良い斜面に見えてくるのが「道の駅・小豆島オリーブ公園」です。白いギリシャ風車や2000本を超えるオリーブの木、そして映画「魔女の宅急便」のロケセットなど、フォトジェニックな空間が広がっています。

2014年に公開された、実写版「魔女の宅急便」。その映画のロケで使用された建物が、そのまま公園内に移設されています。現在は雑貨とハーブティーのお店「Corico(コリコ)」として営業していますよ。映画の世界観に入り込みながら、ちょっと一休み。

オリーブ園では、あの「魔法のほうき」を無料で貸し出しています。ということは、つまり、ここに来れば誰もが魔女の宅急便の主人公「キキ」になれるんです！ これは嬉しいサービスですよね。

魔法のほうきの貸し出しは、園内の「オリーブ記念館」にて。園内であればどこに持っていってもOKなので、いろんな場所で、いろんな角度から撮ってみましょう。

うまい写真を撮るコツは、スマホカメラの「連写」の機能を使うこと。たくさん撮った画像の中から、ちょうどよい高さで飛べている1枚を選びましょう。夢中になりすぎて、ケガをしないよう気をつけてくださいね。

全国の映画館で観客の涙腺を崩壊させた、2017年公開の名作「8年越しの花嫁～奇跡の実話～」。原因不明の病により意識不明の状態に陥ってしまった女性と、その回復を信じ、支え続けた男性との純愛の物語です。この映画のロケの一部が、小豆島で行われたのをご存知でしょうか。ロケ地を巡れば、「あっ！あのシーンだ！」と 映画の感動がよみがえってきますよ。

「肥土山農村歌舞伎舞台(ひとやまのうそんかぶきぶたい）」は、土庄港から島の中心に向かって路線バスで20分ほど。江戸時代に、ため池の完成を祝って建てられたと伝わる建物です。主人公たちが、ここで農村歌舞伎の芝居を観覧するシーンが撮影されました。

この地での農村歌舞伎は300年を超える歴史のある伝統行事で、現在も年に1回、毎年5月に奉納歌舞伎が演じられているそうです。路線バスの便数が少ないので、レンタカーを利用して訪れるのが良いでしょう。

現在は廃校となり、公民館として使われている「旧・戸形(とがた)小学校」の建物。小豆島の最西端、とても夕日のきれいな場所にあります。ここで「8年越しの花嫁」のクライマックスとなる重要なシーンが撮影されました。

海の見えるグラウンドにある南国風の樹木と鉄棒、そしてブランコが印象的だったシーンです。主人公になったつもりで立ち位置をキメて、二人でシーンを再現してみるのもよいでしょう。あの感動をもう一度！

映画の中で主人公たちが乗っていたフェリーは、本州側の新岡山港と小豆島の土庄港を所要1時間10分で結んでいる両備フェリーの「おりんぴあどりーむ号」。JRの観光列車「ななつ星in九州」のデザインなどで知られる、水戸岡鋭治さんがデザインを担当した”かっこいいフェリー”です。

新岡山⇔小豆島間は、1日13往復が運航されています。しかし、そのすべてが「おりんぴあどりーむ号」というわけではありません。13往復のうち4～5往復のみなので、事前に両備フェリーの公式サイトで運航スケジュールを確認してくださいね。

先ほど紹介した「道の駅・小豆島オリーブ公園」から東へ車で30分、渡し船で10分。「二十四の瞳」の撮影で使われたオープンセットを活用したテーマパークがあります。「二十四の瞳」は1954年(昭和29年)と1987年(昭和62年)の二度に渡って映画化された、不朽の名作ですよ。

「二十四の瞳」に登場する、昭和初期の木造校舎や民家、男先生の家、漁師の家などがあります。「二十四の瞳」を主に上映している映画館、おみやげ店、日本映画黄金時代の撮影風景やポスターを展示するギャラリーなどもありますよ。

この機会に、自分たちが小学生だった頃のおもしろエピソードや、給食の「あるある」ネタ、クセの強い先生がいた話など、語り合ってみるのもいいのではないでしょうか。今まで知らなかった、彼の思いがけない一面が垣間見えるかもしれません。

映画村内の「Cafeシネマ倶楽部」で提供されている「給食セット」。アルマイト製のお皿に、ビン牛乳、冷凍みかん、あげパン、カレー。昭和の時代の給食が再現されています。ここまで古い内容だと、さすがに「懐かしさ」はないですよね･･･。

映画村の中を流れる小川にはさまざまな種類の魚が泳いでいて、エサをあげることもできます。エサの気配を察知して足元に集まってくる魚の群れに、テンションが急上昇！

土庄港から車で30分。本殿に通じる参道がハードすぎると話題になっているのが、「奥之院 笠ケ瀧寺(おくのいんかさがたきでら)」です。手すりや鎖を頼りにしながら、岩肌がむき出しになっている急斜面を登らなければならないのです！

小豆島を代表する観光スポットの「寒霞渓(かんかけい)」。島の、ほぼ中央に位置しています。およそ1300万年前の火山活動により、そこかしこに奇岩がそそり立つ絶景が生まれました。「小豆島スカイライン」を走ればクルマやバスで山頂まで行けますが、ロープウェイからの景色も素晴らしいのでオススメです。

ロープウェイのように、ちょっと不安定な乗り物を利用するときは、ドキドキしますよね。でも、二人一緒なら大丈夫。運行会社の公式サイトにも「スリルと感動の5分間を体感してください」と書いてありますよ。

ロープウェイの駅からは少し距離があるので徒歩では行けませんが、「小豆島スカイライン」の脇にある「四方指(しほうざし)展望台」からの絶景がスゴイんです。名前の通り、四方をさえぎるものがなく、瀬戸内海を遠くまで見渡せる大パノラマが広がります。標高777mというのも、なんだか少し縁起がいいと思いませんか？どうか、二人にとってのラッキースポットになりますように♪

ナゾのオブジェ「オリーブのリーゼント」が置かれているのは、馬木地区のオリーブ畑の中です。醤油メーカーや佃煮メーカーが軒を連ねている、「醤の郷(ひしおのさと)」に隣接する場所ですよ。オリーブの実に似たカタチの白い顔に、ちょっとユーモラスなリーゼントの組み合わせ。思わずニヤリとしてしまいます。

このアート作品は、3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の2013年の回に出品されたもの。過去にグッドデザイン賞も多数受賞している、プロダクトデザイナーの清水和久さんが手がけました。小豆島を訪れた人だけが触れることのできる、一流の芸術作品！ぜひ優越感に浸ってください。

近くの観光案内所では、リーゼントのカツラ（ウィッグ）を無料で貸し出しています。これはうれしいサービスですね。「そういえば、こんな写真も撮ったっけ…」いつの日か自分たちの子供に見せて、ふたりの”若気の至り”をみんなで笑い合ってみたりして。そんな明るい未来が描けるような、かけがえのない旅になりますように！

小豆島のことをもっと知りたいならこちら！旅に出る前に、王道の観光スポットやホテル情報、グルメ情報も合わせてチェックしておきましょう。

小豆島には、本土と結ばれる橋がありません。空港もありません。アクセスは全て、フェリーか高速艇になります。(高速艇は人のみ乗船可能。クルマは積み込めません)詳しいアクセスは、以下のサイトからチェックしてみてくださいね。

景色の良い場所だけでなく、恋人の聖地やパワースポットがいっぱいの小豆島。その魅力が伝わりましたでしょうか。訪れた人を幸せな気持ちにしてくれる理由が伝わったら嬉しいです。カップルで訪れるなら絶対に小豆島！と、 自信をもってオススメできる旅エリアですよ♡