「何もない」贅沢を味わう。 日本最後の秘境「トカラ列島」へ

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見渡す限りの碧い海。「日本最後の秘境」と言われるトカラ列島は、鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に点在する、小さな­島々です。

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トカラ列島は、北から、口之島・中之島・平島・諏訪之瀬島・悪石島・小宝島・宝島の7島の有人島といくつかの無人島で成り立っています。

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ここには、「何もない」贅沢な時間が流れています。島には、ホテルやレストラン、スーパーもコンビニエンスも、お土産屋さんもありません。全て食事は民宿でのみ。まさに都会から離れた生活を体験することができる究極の場所なのです！！

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そして、アクセスは「フェリーとしま」のみ。飛行機もありませんので、 島唯一の交通手段です。週に２便、「鹿児島港」から出航しています。運がよければ、季節によっては船と併走するイルカや、飛び魚が飛ぶ姿が見られるかも！？

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世界有数の透明度を誇るトカラの海は、東シナ海と太平洋が交差し、世界最大規模の暖流、黒潮が流れ込んでいます。

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そのため、海水には豊富なミネラルが含まれ多くの生き物を育んでいます。心が洗われるようなトカラブルーの海に潜れば、そこは天然水族館！

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トカラ列島ではここにしかいない動物達に出会えます。飼育されているものから、野生の動物まで様々で、動物好きな方にはたまらない場所。

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世界で口之島だけに棲息しているトカラ列島の野生牛は、純血種和牛。道を歩いていても普通に野生の牛が出てくるのです。

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トカラの島々ではよく見られるヤギ。トカラ列島特有の黒いトカラヤギや、野生化した白いヤギがいます。

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鹿児島県の天然記念物に指定されているトカラウマ。トカラ列島でも中之島だけに約10頭のみ生息し、大切に飼育されています。

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そしてのんびり猫さんも。島の猫たちは、自由気ままで楽しそうですね！

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アジア大陸東岸の北緯30度付近に位置し「亜熱帯気候」といわれるトカラ列島。年間平均気温は20度で、夏は熱帯のように暑く、冬は温暖のため、島にはガジュマルの木や、アダンの木などの亜熱帯植物が見られます。

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道端に咲き乱れるハイビスカス。島を美しく彩ってくれていますね。

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果実は小ぶりですが、糖度も高く味も濃くておいしいという島バナナも！

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周囲を断崖絶壁に囲まれ神々の島といわれる「悪石島（あくせきじま）」には、仮面神「ボゼ」が存在すると言われいます。

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島のあちこちで見られる鳥居。悪石島に、神様パワーをもらいに行ってみたいですね！

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トカラ列島は活火山のある地帯なので、温泉の宝庫。各島々にそれぞれ特色ある温泉が湧いているのです。無料で入浴できるのも嬉しいですね！

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周囲約4ｋｍの小さな島「小宝島」にも、自噴の温泉があります。湯泊港跡にある「湯泊温泉ネブリイの湯」は海を見渡せるロケーション！

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悪石島には砂蒸風呂も！トカラに来たらぜひ、温泉巡りを楽しんでみてはいかがでしょう？

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コンビニも、大型スーパーも、レストランもないトカラ列島では、「民宿」が唯一の宿泊や食事のできる重要なポイント。

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トカラの民宿は、基本的に1泊３食付き。民宿に宿泊していれば食事に困ることはありません。

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トカラに来たら是非チャレンジしたい「釣り」も民宿で申し込むことができます。トカラ列島周辺では巨大な魚に出会えることも！

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レンタカーもありませんので、車やバイクで島内を巡りたいときは、民宿で借りましょう。またATMもありませんし、クレジットカードも使えないので、現金を多めに持って行きましょう。

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他にも宝島の港にある90mの巨大壁画など、いろんな発見があるトカラ列島。是非、時間を忘れて「何もない」贅沢を味わってみてくださいね！