【全国】特別な日に泊まりたい♡スモールラグジュアリーホテル12選

世界的に名のある大きな高級ホテルに彼と泊まってみたい。そんな夢を抱いている女子も多いはず。だけど大規模な高級ホテルはなんだかありきたり。そこでご紹介したいのが「スモールラグジュアリーホテル」です。スモールラグジュアリーホテルとは、小規模で高級、且つ、型にはまらない個性的な独立系のホテルのこと。

洗練された最先端のデザインホテルや、歴史あるカントリーハウス、都心から遠く離れた隠れ家ホテルや島々に建つリゾートホテルなど、今、世界には個性的なスモールラグジュアリーホテルがたくさんあるんですね。そんな小規模で高級なホテルの集まりを「スモールラグジュアリーホテルズ・オブ・ザ・ワールド™（SLH）」と言います。

「スモールラグジュアリーホテルズ・オブ・ザ・ワールド™」に加盟するには基準が厳しく、そのため、加盟しているホテルはまさに “世界のセレブに選ばれたホテル” ということになります。現在のところ、日本にはまだあまり多くありませんが、その中から、とっておきのスモールラグジュアリーホテルをご紹介しましょう。

北海道にある「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」は、新千歳空港、または札幌より車で約120分、ニセコアンヌプリ山の麓に広がる「ニセコビレッジ」の中心に佇むタウンハウスで、ニセコビレッジのアルペンスタイルの先駆けとなる施設です。自然と調和する優雅さと繊細さ、そして伝統的な日本の美を取り入れた建物は、江戸末期の長屋風情がモチーフ。

客室はどれも広々としていて、デザイナーズ家具の並ぶリビングと3つのベッドルーム、ダイニングキッチン完備の2階建てメゾネットタイプです。園芸家でもあり造園設計家でもあるジェイミー・デューリー氏による木製の浴槽が特徴で、日本の伝統的な和の趣と、モダンでスタイリッシュな美しさの融合が堪能できます。

冬は世界一のパウダースノーを誇るゲレンデでスキーやスノボなどのウインタースポーツを。夏には羊蹄山を望む広大なリゾート「ニセコビレッジ」でジップラインやツリートレッキングを楽しむことができ、敷地内の伝統的な日本の町屋建築のコンセプトで作られた商業施設「ショッピング＆ダイニングエリア」ではグルメやショッピングも。

国の重要文化財である赤煉瓦の駅舎「東京駅」。最先端の設備と壮麗なヨーロッパスタイルのホテルとして開業した「東京ステーションホテル」は、100年もの間、東京の中心で、行き交う人々をずっと見守り続けてきました。第二次世界大戦後、日本で初めてコーヒーショップをオープンさせたのもこちらの「東京ステーションホテル」なんですよ。

エレガントでクラシカルな客室は駅舎の2～4階に位置しています。日本ではめずらしい2階建てのメゾネットルームや、多くの文豪たちから愛されたドームサイドルームなど、趣の異なる多彩なタイプが。メゾネットのスイートルームには、 船のような丸窓や電車が見える窓など、その設えに心を躍らせる人も多いのでは？

朝食は大きな天窓から降り注ぐ優しい光に包まれながら、専用ラウンジでモーニングブッフェがいただけます。壮麗な赤レンガ駅舎の中央最上階に位置する特別な空間で、100年の歴史を感じながらの朝食は格別。ほかにも華やかで洗練されたフレンチレストランや、伝統のビーフシチューがいただけるバー&カフェなども併設されています。

JR・東急・地下鉄「目黒駅」から徒歩3分の場所にある「ホテル雅叙園東京」は、結婚式場やレストランなどを備えた複合施設の中にある高級ホテルです。和洋折衷の洗練された建物は重厚で気品に溢れ、日本文化の贅を尽くした豪華絢爛な空間でラグジュアリーなひとときが過ごせます。

シンプルな中に、自然な姿を求める清らかな美しさのある空間を提供したいという思いから、“和敬清心” をテーマとして造られた客室は、自然への思いや光を演出するなど、現代的なデザインとジャパニーズモダンが融合。都会の喧騒を忘れ、ゆったりとしたリラックスタイムが味わえます。

水面も美しい「招きの大門」をくぐり抜けたその先には、ホテル自慢のレストランが待っています。中華料理、日本料理、イタリアンと、豪華絢爛な個室から川の流れる庭園まで、都心にいることを忘れてしまいそうな時間の中で、伝統の味わいと新しい感性に磨かれた美食の数々が堪能できます。

出典：

日本を代表する避暑地・軽井沢。JR「軽井沢駅」南口に広がる高原リゾート「プリンスグランドリゾート軽井沢」の中にある「軽井沢プリンスホテル イースト」は、 四季折々の美しさを身近に感じる温泉リゾートホテルです。庭続きに広がるゴルフコース、テニスコート、スキー場、ショッピングモールなど、リゾートライフを満喫。

客室は、壁紙や絨毯に木々や葉などの森をイメージしたモチーフが取り入れられ、ゆったり穏やかな気持ちにさせてくれます。絵画の額縁に見立ててレイアウトされた窓の外には軽井沢の森が広がり、お部屋にいながら森林浴をしているような気分に。

森に抱かれた温浴施設「森のホットスプリング＆スパ」では、ホテル敷地内より汲み上げた、やわらかく体を包む天然温泉が心も体も癒してくれます。内湯、露天風呂の2つの浴槽と、スチームサウナがあり、四季折々に趣を変える美しい森の息吹を感じながら、ゆったりとした温泉タイムが満喫できます。

伊豆急行「伊豆高原駅」から車で5分。城ヶ崎海岸の段丘に広がる浮山温泉郷の一角に建つ「ABBA RESORTS IZU 坐漁荘」は、 温暖な気候と豊かな自然に恵まれたラグジュアリーな温泉旅館です。伝統的な趣を大切にした大人のリゾートで、しっとりとした雰囲気に包まれながら、四季折々の風情が味わえます。

どの客室からも日本庭園を望むことができ、洗練された和風の高級家具や調度品の置かれた室内は、落ち着きのある優美な雰囲気に包まれています。広大な自然庭園に純和風の客室と大浴場、露天風呂が溶け込んだ癒しの空間は、リラックスできること間違いなし。

お料理は伊豆近海でその日水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめ、日本各地や世界から届く高級素材をふんだんに使用した会席料理や創作フレンチがおすすめ。森林が育んだミネラルたっぷりの清流が大地や海を潤す伊豆は、海山の幸が育つには絶好の条件なんですね。

JR湖西線「永原駅」より車で8分。琵琶湖の絶景を望む風光明媚な場所に建つ「ロテル・デュ・ラク」は、日本を代表するソムリエ・田崎真也氏がプロデュースする上品なオーベルジュ型リゾートホテルです。4万坪の広大な緑の敷地の中で、日常の喧騒から離れ、癒しのひとときが過ごせます。

琵琶湖を一望できるシンプルモダンで統一された本館客室に加え、リビングに大理石をあしらった優雅なスイートや、北欧、アジア、イタリア、ジャパニーズと異なるデザインコンセプトの4つのヴィラも完備。エレガントな雰囲気に2人の距離がさらに縮まるのでは？

ホテルガーデンを望む絶景のレストランでは、田崎真也氏が厳選したワインをはじめ、ホテルのソムリエがセレクトした極上のワインが堪能できます。オーベルジュというだけあって、地元食材にもこだわり、歴史ある地域食文化も取り入れつつ、都会的なセンスの溢れるお料理も見逃せません。

神戸のシンボル的存在である「神戸ハーバーランド」に位置し、JR「神戸駅」からも徒歩10分という絶好のロケーションに佇む「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」は、加盟審査の厳しい「スモールラグジュアリーホテルズ・オブ・ザ・ワールド™」への加入が、2010年に日本で最初に認定されたホテルです。

客室は全室に大型ジャグジーとテラスが付いたオーシャンビュー。広々としたテラスからは、美しい神戸港の景色を一望することができます。特に夜はハーバーランドのロマンティックな夜景が楽しめますよ。夜景を眺めながらジャグジーで一日の疲れを癒しましょう。

開放的な窓からオーシャンビューが望めるフレンチレストラン「ル・クール神戸」や、世界に誇る最高級の神戸ビーフや地元の食材を、シェフが目の前で焼き上げてくれるライブ感溢れる鉄板焼「心」など、優雅なレストランも完備。スモールラグジュアリーホテルならではのヨーロピアンな雰囲気と上質なサービスが堪能できます。

1,300年という悠久の歴史に護られた古都・奈良。近鉄「近鉄奈良駅」より徒歩3分の場所に建つ「登大路ホテル奈良」は、奈良公園の緑に囲まれたレトロモダンで格調高い高級ホテルです。匠の心を感じさせる和風コンテンポラリーな館内は、一点一点手作りされたクラシック家具で統一され、優雅で上質な雰囲気が味わえます。

全14室の客室には、四季の移ろいを映し出す大きな窓が。木の温もり漂う広々としたお部屋には存在感抜群のカウチが堂々と配され、クラシックでエレガントな雰囲気の中で “おもてなしの心” を存分に堪能できます。スモールラグジュアリーホテルならではの寛ぎが実感できますよ。

お食事は季節の食材を贅沢に仕上げた、クラシックなフランス料理がおすすめ。華やかな色どりと美味なる味わいが、優雅な雰囲気とゆったり流れる時間とともに楽しめます。選び抜かれた季節の食材を贅沢に使った一皿一皿に、心踊ること間違いなし。

どこまでも続くマリンブルーの海と空が広がる鹿児島県屋久島。屋久島空港より車で約40分ほどの場所にある「sankara hotel&spaYakushima(サンカラ ホテル&スパ屋久島)」は、大自然の中にひっそりと佇む楽園のオーベルジュ。サンカラとはサンスクリット語で “天からの恵み” という意味。こちらには「自然の恵み」「食の恵み」「居住空間の恵み」が待っています。

緑豊かな自然の中に点在する客室は、贅を尽くした最高級のスイートや、海を臨むウッドデッキで自然を満喫できるヴィラタイプの29室。ダークウッドの家具を備えるお部屋は、屋久島の自然と馴染むアジアンモダンで統一され、心和むナチュラルなムードが楽しめます。

昔の屋久島では「海に10日、里に10日、山に10日」といわれ、里で田畑を耕し、海と山から豊かな恵みを受けて暮らしてきたんだそう。そんな島の恵みが「サンカラ・キュイジーヌ」という、ここでしか味わえないお料理としていただけるんです。地産地消をコンセプトとした大地の恵みを堪能してくださいね。

那覇空港より車で75分。「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」は、名護湾が一望できる、南国感漂うラグジュアリーなリゾートホテルです。ホテル全館がクラブフロアというスタイルは、まさに大人のための贅沢な空間。タラソテラピーも体験でき、ワンランク上のステイが味わえます。

窓からは南国の大自然に包まれたブセナ岬の青く澄んだ海が一望でき、その様子はまるで絵に描いたインテリアのよう。また、全客室にはブセナの砂浜に流れついた小さな貝のかけらや、白砂を青い円板に封じ込めた万華鏡が設置され、ロマンティックな南国気分を盛り上げてくれます。

県産食材を中心にヘルシーな調理法でカロリー控えめの「ウェルネスキュイジーヌ」がいただけるダイニングや、ヘルシーランチが楽しめるタラソカフェ、リゾートならではのナイトライフを演出するバーなど、心も体も健やかになる美味が勢揃い。食べて癒されるなんて最高ですね。

エメラルドグリーンの海と珊瑚礁に囲まれた東洋一のビーチ・宮古島にある「ザ シギラ」は、究極の優雅さと寛ぎに満ちた、たった10棟だけのプライベートヴィラ。ゴルフ、エステ、スペシャルディナーなどのリゾートステイが満喫できます。上質なサービスが思う存分楽しめる「オールインクルーシブ」を思う存分楽しみましょう。

「オールインクルーシブ」とは、ゴルフやサンセットクルーズ、ルームエステ、お部屋でのミニバー、料理長の特別ディナーなどのさまざまなサービスが、すべて宿泊料金に含まれているという至高の贅沢のこと。全ヴィラには、温水のプライベートプール、開放的なアウトドアリビング、ジャグジー、デイベッドが設え付けられているので、楽しみ方も色々です。

滞在中の夕食は、シギラリゾート内にある7つのレストランのスペシャルメニューが堪能できます。宮古島の恵みをはじめとした新鮮な食材にこだわったシェフ自慢の美食を満喫。また朝食は、希望に応じてバトラーにお部屋に持ってきてもらったり、あるいは「シギラベイサイドスイートアラマンダ」内のレストランでの和洋ブッフェも。

宮古島空港から車で20分ほどの場所にある「シギラベイサイドスイートアラマンダ」は、南国の花々に囲まれた極上のリゾートホテルです。島の南岸、海岸線に沿って広がる約100万坪の敷地に、ホテル、ビーチ、ゴルフ場、温泉、多彩なレストランと、リゾートを楽しむ要素がすべて揃った、まさに洗練された大人の楽園。

全174室すべての客室がスイートルームという贅沢な造りで、そのうちプライベートプールを備えた客室は85室と日本屈指のスケールを誇ります。プール付き以外にもアジアンテイストがシックなスイートや、テラスジャグジー付きのスイートなど、2人だけのプライベート空間で極上のリゾートライフが楽しめます。

アラマンダ内には4つのレストランがあり、宮古島特有の食材を活かしながら会席料理をベースにした和琉創作料理、宮古牛や鮑などを目の前で焼いてくれる鉄板焼き、本格イタリアン、カフェなどが楽しめます。シギラリゾート内にはほかに、17もの一軒家レストランも完備。どちらのレストランでもシェフがふるう極上メニューに舌鼓を。

いかがでしたか？特別な記念日に、大切なパートナーとこんな贅沢なホテルに泊まることができたら、それだけで素敵な思い出になりますよね。快適すぎて観光を忘れてしまうかもしれませんね。特別な日だからこそ極上のスモールラグジュアリーホテルで、夢のようなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。