2022年09月30日
京都観光に迷ったら「金閣寺」周辺巡りを♪女子旅でのおすすめスポット10選
文豪「三島由紀夫」をも魅了した「金閣寺」。正式名称は「鹿苑寺」といいます。黄金に輝く舎利殿「金閣」にスポットが当たることから、「金閣寺」と呼ばれるようになりました。他にも観光スポットが多々ある京都は、どこを巡っていいか悩むほど。そんな時は、この美しい「金閣寺」をメインにして、その周辺を観光しましょう。魅力的な寺社仏閣やグルメが揃っていて、満足いく女子旅ができますよ。
歴史的な観光スポットやフォトジェニックなスポット、グルメなカフェなど。女子旅で行きたくなる場所が集まっている、古都京都。巡る場所がありすぎてどうしたらいいか分からない~って時は、「金閣寺」周辺を巡ってみませんか?見ごたえアリ、おいしい、遊べるなどなどのスポットが揃っていて、とことん楽しめますよ♪
京都というと、バスで移動するイメージ。ですが。時期のよってはぎゅうぎゅうで乗れない・・・窮屈・・・なんてことも。複数人のグループで行くなら、タクシーを使うほうがベター。お金は割り勘にすれば、お得で快適です。電車も合わせて利用すれば、スムーズな旅ができますよ。では、おすすめのスポットを紹介していきますね。
室町幕府三代将軍・足利義満によって創建された「金閣寺」。その輝くような美しさは、見るものに感動を与えます。日本で初めての迎賓館でもあることから、その参道の広さは一級品です。
三階建ての金の楼閣で三層からできていますが、それぞれの階で建築様式が異なり初層にだけ金箔が貼られていないのが特徴的です。あえて初層に金箔を貼らないことで、自分の権力と器の大きさを誇示しようとしたそう。確かに、オール金箔を施した姿は美しかったかもしれませんが、そうしなかったところに足利義光の感性の鋭さを感じますね。
京都三大松の1つ「陸舟(りくしゅう)の松」。樹齢600年超えという、歴史を感じる五葉松です。足利義満が盆栽として育てていたものを、土に植えたところここまで大きく育ったんだとか!京都は何度も戦火に巻き込まれ、多くの寺院が焼け落ちましたが、こうして生き生きと枝を伸ばす松はまさに歴史を語るに相応しい生き証人です。こちらも立ち寄ってみてくださいね。
鹿苑寺(金閣寺)の詳細情報
金閣寺を食べ物で表現したのが「金閣そふと」です。金閣寺道入り口まで徒歩で約2分と、金閣寺を周回してから一息いれるのに丁度良し。銀閣寺にも出店していますが、キラキラしたソフトを食べながら金閣寺を後にするのもまた乙なもの。
目の前で金箔を一枚一枚はがしながら、ソフトクリームに乗せてくれるパフォーマンス。目の前で行われるたびにシャッターの音がパシャリ!見て楽しみ、食べておいしい体験が叶います♡バニラに抹茶、ミックスから選ぶことができますよ。
金閣そふとの詳細情報
金閣そふと
北野白梅町、等持院・立命館大学衣笠キャンパス前、龍安寺 / ソフトクリーム
- 住所
- 京都府京都市北区衣笠北天神森町33
- 営業時間
- [月] 11:00 - 17:00 [火] 11:00 - 17:00 [水] 11:00 - 17:00 [木] 11:00 - 17:00 [金] 11:00 - 17:00 [土] 10:00 - 17:00 [日] 10:00 - 17:00 [祝日] 10:00 - 17:00
ランチに迷ったら、「衣笠 ぜん」。おうどんなので、散策の合間につるっと味わえますよ。おすすめは「とり天ぶっかけうどん」。やわらかいとり肉がおいしいですよ。
金閣寺から徒歩7分ほどで近いのも魅力的。混んでいることが多いですが、意外とさくっと入れますよ。席は広々としていて、開放感があります。
衣笠 ぜん
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
金閣寺から歩いていける距離にある、船岡温泉街。ここには、銭湯ファン注目の「船岡温泉」があります。国登録有形文化財のレトロ銭湯で、実際にお風呂に入れますよ。お風呂の魅力だけでなく、京都らしい工夫が施されたモダンでレトロな内装も気になるところ。マジョリカスタイルのタイルや天狗と牛若丸の彫刻など、美術館のような様相に海外観光客にも人気なんです!
船岡温泉街には「船岡温泉」だけでなく、オシャレなカフェやパン屋さんなども揃っています。「船岡温泉」でスッキリしたら、ブラブラと散策してみましょう。「さらさ西陣」は、外観は銭湯のような店構え。銭湯をカフェに再生させた場所なんです。カフェだけでなく、音楽ライブも定期的に楽しめるので、立ち寄ってみてください。
船岡温泉の詳細情報
さらさ西陣の詳細情報
さらさ西陣
鞍馬口、北大路、今出川 / カフェ、ケーキ、カレー
- 住所
- 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1 離楽庵WOODINN 1F
- 営業時間
- [月] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) [火] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) [水] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) [木] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) [金] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) [土] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) [日] 11:30 - 22:00(L.O. 21:00) ■ 営業時間 昼ごはん ● 11:30〜15:00 夕ごはん ● 15:00~18:00 夜ごはん ● 18:00〜22:00 ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
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金閣寺から龍安寺・仁和寺と日本が誇る「世界遺産」を周回できる、観光道路。緑が豊かで、晴天日には小鳥のさえずりを聞きながら古都・京都を堪能できます。京都有数の寺社仏閣が散策ルートにありますので、迷うことなく京都観光を楽しめるのもポイント。
衣笠(きぬかけ)山の山裾を金閣寺から龍安寺を経て、仁和寺へ続く路。宇多天皇が衣笠山に絹を掛け、真夏に雪見を楽しんだことにちなんで「きぬかけの路」と命名されたそうです。この情緒あふれる光景をいつまでも見ていたくなる、そんな場所でもあります。
「きぬかけの路」のご当地キャラ「きぬか怪(け)さん」もいます。問題児であった平安貴族が陰陽師によって退治されたことで妖怪になったとか…。飄々とした姿は、子供が見ると泣き出してしまいそう・・・。ですが、ゆる~い京都弁で話かけてくれるので、ちょっと和んでしまいますよ。
きぬかけの路の詳細情報
金閣寺からきぬかけの路経由で約20分。「龍安寺(りょうあんじ)」といえば、枯山水の石庭が有名なスポットです。敷き詰められた白砂に点々と配された大小合わせて15個の石。この石は角度によっていろんな見方ができることから「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」とも呼ばれ、何回見てもあきませんよ。海外でもこの不思議な配置の庭は評判で、「日本人の美意識の高さ」が感じられるといわれています。
秋には、この庭の壁にそって燃えるような紅葉が顔を出します。紅葉のシーズンは11月中旬から12月上旬頃にかけてで、運が良ければ雪が積もった紅葉がみられることもあります。シーズンにはたくさんの人が押しかけてきますので、ゆっくりと楽しみたいのなら「きぬかけの路」を散策してみてはいかがでしょうか。外から見られて、庭からとは違った趣がある紅葉を楽しめます。
庭や紅葉に目がいきますが、忘れてはいけないのは「侘助(わびすけ)椿」でしょう。千利休も好んだと伝わる侘助椿は、小ぶりでありながら人を引き付ける魅力があります。この「侘助椿」は日本最古のものともいわれており、庭に落ちたその姿さえも美しいと絶賛されています。2月初めから3月終わり頃までが見ごろですよ。
龍安寺の詳細情報
世界遺産でもある「仁和寺」は、応仁の乱で西軍が陣を張ったことから戦で一度焼失しました。その後は徳川家光によって再興され、今の姿になりました。京都の三大門の一つ「仁王門」には左右に金剛力士像が立ち、境内に足を踏み入れると国宝の「金堂」が目に入ります。御所風建築物が非常に多く、京都の寺社仏閣のなかでも皇室とゆかりがあることからも「煌びやかで華やか」な印象をうけます。
世界遺産の仁和寺には重要文化財の「五重塔」「御影御所風建築物堂」「観音堂」がずらりと並んでいます。仁和寺を彩る桜は「御室桜(おむろざくら)」と呼ばれ、桜の後ろに写る五重塔はため息がでるくらいに美しいです。京都一の遅咲きといわれ、見頃は4月中旬頃となっています。
五重塔は紅葉をバックにしても美しいのですが、おすすめは金堂周辺の紅葉。いたるところに、木々を見ることができるのでマイナスイオンを感じ、気持ちよく過ごすことができます。リフレッシュできるので、疲れが溜まっている時にもおすすめしたいスポットです。
仁和寺の詳細情報
仁和寺
- 住所
- 京都府京都市右京区御室大内33
- アクセス
- 京都駅からバスで40分
- 営業時間
- [3月〜11月] 9:00〜17:00 受付終了30分前 [12月〜2月] 9:00〜16:30 受付終了30分前
- 料金
- 500円
京都には世界遺産だけでなく「国宝」もたくさん!とくに、そのお姿が一際美しいといわれる「広隆寺」の弥勒菩薩は、拝顔しておくべき国宝です。国宝第1号であり、実物を見るとため息がでるくらいに美しく穏やかなお顔をしています。
「広隆寺」は2度の火災で、寺の建物はことごとく焼失してしましたが、仏像のほとんどは、今日に奇跡的に残っています。飛鳥時代から鎌倉時代にかけて作られた超国宝級のものばかりですが、ショーケースなどには入れられおらず目前にその姿を拝することができるのが魅力。穏やかな顔を見ていると、仕事の疲れやストレスも吹き飛んでしまいます。仏像は「霊宝殿」でじっくりと見ることができます。
広隆寺の詳細情報
広隆寺
- 住所
- 京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
- アクセス
- 1) JR京都駅から市バスで30分 2) JR嵯峨野線太秦駅から徒歩で13分
- 営業時間
- 9:00〜17:00 [12月〜2月] 9:00〜16:30
- 料金
- 大人 800円 高校生500円、小学生400円
京都の住宅地の中に建つ神社「蚕ノ社(かいこのやしろ)」。正式名称は「木島座天照御魂(このしまにますあまてるみたま)神社」です。京都の太秦周辺は秦氏の力が大きく、秦氏の力によって創建された神社が非常に多くみられます。「蚕ノ社」と呼ばれるのは、秦氏が養蚕・機織(はたおり)・染色の高い技術力を持っており、日本にそれを広めたことからだそうです。
「蚕ノ社」のパワースポットとして有名な「三柱(みはしら)鳥居」。かつてはこの鳥居の下に、池が湧き出ていました。その池に手足を浸すと、病にかからないという言い伝えがあったそうですよ。
この鳥居の中心には石が詰まれた神座があります。ここを宇宙の中心として「東西南北」どの方向からも拝することができるようになっていると言われています。なぜこれが建てられたのかは謎。ですが、足を踏み入れるだけで不思議なパワーがみなぎると言われています。興味のあるなら、一度訪れてみてはいかがでしょうか。いつもとは違った旅行を満喫することができますよ。
木島坐天照御魂神社 (蚕の社)の詳細情報
江戸の町並みが再現された大きなテーマパーク「東映太秦映画村(とうえいうずまさえいがむら)」。時代劇の扮装が楽しめたり、映画やドラマで見たことのあるセットが立ち並んでいるので写真撮影に夢中になれます。大人でも楽しめるアトラクション満載なので、アクティブに遊びたい人にぴったりです。
時代劇気分を味わえる、「扮装」。かつらをかぶって衣装を着るお手軽な扮装から、プロの手でメイクや着付けをしてもらえる本格的な扮装まで色々あります。せっかくなら、しっかりメイクして花魁や姫になりきってみませんか?セットと撮れば、時代劇の女優のようです。
本格的なセットが立ち並んでいるので、ロケが行われていることも。『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵役の中村吉右衛門さん、『真田丸』で素晴らしい演技を披露した草刈正雄さんに遭遇したことがあるという声もききます。じっくりと見て回って、俳優たちが駆け巡った空気を感じてみては?
東映太秦映画村の詳細情報
東映太秦映画村
- 住所
- 京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10
- アクセス
- 1) JR京都駅から市バスで40分「太秦映画村道」下車徒歩5分 2) 三条京阪前から京都バスで35分「太秦映画村前」すぐ 3) 四条大宮駅から嵐電嵐山本線で「太秦広隆寺」下車徒歩5分 4) JR京都駅から嵯峨野線で「太秦」下車徒歩5分
- 営業時間
- 9:00〜17:00 ※(12月1日〜2月末)9:30〜16:30 土日祝は延長の場合あり ※ 終了1時間前までにご入村下さい。
- 定休日
- [不定期]毎年1月中旬(予定) 設備メンテナンスのため休村。
- 料金
- 子供 1,100円 (3歳以上) 団体割引(25名以上) 990円 中学生 1,300円 団体割引(25名以上) 1170円 高校生 1,300円 団体割引(25名以上) 1170円 大人 2,200円 団体割引(25名以上) 1980円 その他 ※消費税率変更場合は料金が変更になる可能性があります。
真田信之は、真田幸村のお兄さん。大河ドラマ『真田丸』では、俳優の大泉洋さんが不器用で真面目な真田信之を好演していました。そんなお兄さんの菩提寺(お墓)として創建されたのが、「大法院(だいほういん)」です。妙心寺の塔頭(たっちゅう)寺院で、露地庭園の紅葉が有名ですよ。通常は拝観することができず、桜と紅葉の時期だけ公開されます。スケジュールを合わせて、立ち寄って欲しいスポットです。
春と秋にだけ特別公開されるこちらでは露地庭園の景色が美しいと大人気。拝観料にお抹茶とお菓子の料金が含まれていて、素晴らしい庭を眺めながら味わえます。普段は足を踏み入れることのできないエリアならではの重厚な景色。風情ある庭は、散策で疲れた体と心を癒してくれますよ。
大法院の詳細情報
お釈迦様の花とも呼ばれる蓮の花は、7~8月頃にかけて早朝に愛らしい花を咲かせます。京都でも蓮の名所は多々ありますが、おすすめは約90種類もの蓮の花が開く「法金剛院(ほうこんごういん)」です。その素晴らしい蓮の花が開く境内は、まさに極楽浄土を模したかのよう。夏の時期ですが、早朝ならまだ涼しいので行ってみましょう。
「法金剛院」は、毎年7時頃には開門しているそう。極楽浄土をイメージして造園された「池泉廻遊式浄土庭園」を、ゆっくりと巡りましょう。白、赤、黄など色鮮やかに咲き誇っています。この時期以外にも桜や紅葉などが見られるので、行く価値ありですよ。
法金剛院の詳細情報
京都は広すぎてどこを巡ればいいのか分からない時には、「きぬかけの路」を歩いての「金閣寺」周辺がおすすめ。世界遺産を3つもまとめてみることができますし、美しい建築や絶景に触れれば気持が何だかスッキリします。素晴らしい京都の景色を目に焼き付けて、友達と素敵な思い出を作ってくださいね。