カメラ女子のソロ旅☆倉敷美観地区の観光＆グルメの一押しスポット9選

カメラ女子はグループよりもソロ活動が気楽ですよね。時間にも予定にも縛られない自由がソロ旅の良いところ。アンテナを研ぎ澄まして、感性の赴くままファインダーを覗く。旅先には知らない世界が広がっているので、シャッターチャンスに溢れています。倉敷の美観地区は、そんなカメラ女子のソロ旅にオススメの街。江戸時代に栄えた雰囲気をそのまま残した街並みが徒歩圏内にまとまっています。お散歩感覚でたくさんの被写体に出会えますよ。

港町として栄えた「倉敷」は水運の街。江戸時代に幕府直轄の領土「天領」として、主に四国へ送る物資の集約地として発展を遂げました。白壁の屋敷が並ぶ倉敷川を中心とした一帯は「美観地区」と呼ばれ、レトロな雰囲気を残す美しい景色が楽しめます。当時の面影を残す町並みは、フォトジェニックに満ち溢れています。

そんな街並みの中に、美味しいスイーツを頂ける甘味処やおしゃれなカフェがあるのも大きな魅力です。「美観地区」はコンパクトな街で、美しい街並みを散歩するとあなたの五感を刺激する様々なスポットに出会うことが出来ます。カメラ片手に倉敷散策に出掛けてみましょう♪

明治時代に建てられた倉敷紡績工場の跡を、可能な限り残しつつ改装してできた複合観光施設が「倉敷アイビースクエア」。赤レンガに蔦（アイビー）の絡まる光景は、周辺にある白壁の歴史的建造物とは違い、異国を感じさせる雰囲気です。

「倉敷アイビースクエア」は宿泊施設がメインですが、中庭広場やショップ、イベントスペースなど自由に立ち寄れるスペースがあります。どこを切り取っても絵になる場所。映えるスポットがたくさんありますよ。

また、夕方以降ライトアップされた施設は、静かに幻想的な雰囲気を醸し出します。ここにいるだけで感性を刺激されること間違いなしです！

気軽に立ち寄れる散策の穴場カメラスポットが「新渓園（しんけいえん）」です。大原美術館の本館と別館の間にある邸宅庭園。貸切イベント時以外は無料で一般開放されています。庭の中にある「敬倹堂（けいけんどう）」には56畳の大広間があり、ゆっくりと庭園を眺めることができます。なんだか落ち着きますね。

500坪の広大な敷地は池泉回遊式庭園という形式で造られています。日本庭園の形式のひとつで、その名の通り庭園を回遊しながら楽しむことができます。池では錦鯉が優雅に泳いでいたり、四季折々の草花が咲いていたり、美しい写真が撮れそうですね。

岡山県と言えば桃太郎、伝説の発祥の地で誰もが知るヒーローです。室町時代後期から語り継がれる桃太郎の魅力をいっぱいに詰め込んだのがこの「桃太郎のからくり博物館」。桃太郎に関する古文書や浮世絵、古い絵本や玩具など様々な展示から桃太郎の歴史を肌で感じる事が出来ます。

目の錯覚を利用したからくり遊びや「鬼ヶ島」というスリル満点のアドベンチャー洞窟など、体験型の展示も充実しています。流行のアニメーションや漫画とは違うおとぎ話の世界。メジャーな物語なのにサブカル的な魅力があり誰もが楽しめる施設です。館内は撮影自由なので、倉敷に来たらぜひ訪れてみてください。意外と隠れフォトスポットかも？

倉敷市はマスキングテープ発祥の地として知られています。美観地区の一角にたたずむ「如竹堂」には、なんと800種類以上のマスキングテープが揃っています。ここでしか手に入らないものもあるのでワクワクしますね♪

有名メーカーの定番商品から「倉敷町家テープ制作委員会」によるオリジナル作品など、カメラ女子の感性を刺激するマステが所狭しと並べられています。お気に入りのマステを使って、今回の旅のアルバムを作ってみましょう！

犬や猫などの動物ものや倉敷の町屋を忠実に描いたテープなど、一日中眺めていられそうな品揃えが魅力です。加えて、ぽち袋や色んなサイズの便箋、動物の形をした紙風船など、つい手に取りたくなるような雑貨も充実。

かわいい物がたくさんありすぎて、お土産選びも迷っちゃう♡店内には無料体験コーナーがあり、時間内にいろんなマステを試し貼りできます。実施時間やルールは状況により変更があるそうなので、お店できちんと確認してくださいね。

1657年より薬種業を営み、倉敷の発展に貢献した林源十郎。この地の健康や福祉に尽力してきた彼の精神を学び生かすため「林源十郎商店」と名付けられました。衣食住の8店舗が入る複合施設で、雑貨店やカフェ、デニム専門店やジュエリーショップまである充実ぶり。林源十郎のスピリッツに触れ、倉敷の豊かな暮らしを今の世代に発信するステキなアイテムが揃っています。

本館の3階には、美観地区を一望できる屋上テラスがあります。高層階の建物がない倉敷の街並み。それは街の歴史が現存している証。テラスからの眺めは江戸時代から変わらぬ瓦と白壁の街並みを広範囲に見ることができる絶好のフォトスポットです。

夏の夜にはビアガーデンが開催され、昼間とは違う夕暮れから夜にかけての情景を臨むことが出来ます。気に入ったら友人を誘って再訪するのもアリですね。

美観地区にある唯一の酒蔵が「森田酒造」です。歴史ある看板と軒先の杉玉がなんともフォトジェニック。木槽(きぶね)絞りと呼ばれる昔ながらの製法で日本酒を造り続けています。今では珍しい旧式の圧搾機を熟練の職人が扱い、現在の機械とは違う優しい絞られ方で手間暇かけて唯一無二の日本酒が生まれます。

明治42年に開業した「森田酒造」は今年で創業110年の老舗。事前に予約をしておけば、貴重なその伝統の日本酒造りを間近で見学する事が出来ます。また、400年の歴史を持つ「古禄の庭」も必見です。大人の社会科見学を兼ねていかがですか？

散策に疲れたら、ちょっと休憩に「koba coffee」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。美観地区の情緒溢れる雰囲気の中、焙煎された香ばしいコーヒーの香りがやさしく誘ってくれます。

倉敷川を眼前に臨み、落ち着いた風情の中にあるこちらのお店。そんなステキな環境の中で自家焙煎の香り高いコーヒーを頂けば、なんだか心がほどけてきます。

暑い季節はコーヒーグラニテなんていかがでしょう。コーヒーゼリーにコーヒーシャーベット、ミルクにバニラアイスとゴージャスな組み合わせ。十分リラックスした後は、更なる撮る旅を続けましょう。

美観地区の風情ある町家を2014年にリニューアルした人気店「倉敷 和のうまみ処 桜草」。広い店内は落ち着ける個室から座敷の宴会場まで様々。吹き抜けのカウンターがあるので、一人でも気兼ねなく美味しい和食がいただけます。

ランチを食べるなら、こちらの数量限定「松花堂弁当」がオススメ。地元で採れた旬の野菜や海産物を使い、手間暇かけて作られた繊細な和食を頂く事が出来ます。

盛り付けも和食ならではの彩を生かした美しく上品な物ばかり。その美しさは写真に収めずにはいられませんね。

せっかく美観地区に来たら、女子には外せないスイーツのお店「くらしき桃子」へ。美観地区内に3店舗があり、どの店舗も美観地区ならではの白壁に瓦屋根の伝統的な屋敷で営まれています。レトロモダンな上品な店内。人気店だけに行列は必至です！

「くらしき桃子」の人気商品と言えば、旬のフルーツをふんだんに使ったフルーツパフェです。季節のフルーツが山のように積まれた豪華なパフェ。その季節に一番おいしい旬のフルーツが食べられる贅沢♡輝くフルーツたちを収めた1枚はインスタ映えする事間違いなしです。

「パレットプレート」という豪華な盛り合わせもオーダーできます。フルーツとスイーツに目がない女子には夢のプレートですね♡

いかがでしたか？倉敷は町全体がフォトスポット。表通りも路地裏にも、新しい出会いと発見でシャッターチャンスに溢れています。美しい情景を見て、美味しい物をたくさんいただいて、かわいいお店を回って、あなただけの自慢のアルバムを作りましょう。