【岡山】倉敷はここに泊まろう！女子旅におすすめのホテル&旅館9選

出典：せなふぉとさんの投稿

多くの観光客が訪れる岡山県の中でも、もっとも人気のある地域が倉敷です。江戸時代から続く、漆喰と瓦が使用された町家や蔵が立ち並ぶ倉敷美観地区の美しさは、写真に撮らずにはいられないほど。そんな歴史と現在が交わる異世界のような美しい街並みの中で、非日常を思いきり楽しめるのも魅力のひとつになっています。また各国の名画を収蔵している「大原美術館」も、この地域の一角を成すスポットのひとつ。

倉敷美観地区には、江戸時代から残っている建物を利用した雑貨店やカフェも点在しています。可愛い雑貨を見て回ったり、歩き疲れたときやおなかが空いたときにお洒落なカフェで休憩。倉敷はそんな楽しみ方ができる、女子旅にぴったりな街なんです。

女子旅で欠かせないのが、地元の美味しい食材を新鮮なまま食べることではないでしょうか。でも旅行中に食べ歩きできる時間は限られています。そんなとき、ホテルや旅館の朝食で地元の美味しい料理が食べられたら嬉しいですよね。だからこそ、女子旅で利用する宿選びには朝食の充実度合いも重要なんです。

普段、仕事とプライベートの両立で忙しい毎日を送っていると、ふと自由になりたくなることってありませんか？そんな思いにぴったりな倉敷で、同じように頑張っている女子同士で寛げると、体も心もスーッと軽くなること間違いなし♪今回はそんな女子にぴったりの、一歩入った途端に日常を忘れさせてくれるようなお宿をご紹介していきます。

倉敷駅から徒歩15分ほど、倉敷美観地区の中心部にある「旅館くらしき」。格子窓がある商家やなまこ壁が続く街並みを構成する建物のひとつです。食事処として利用されることも多く、客室はわずか全8室のみ。きめ細かなおもてなしを受けられる旅館です。

棟方志功や司馬遼太郎が愛した「巽の間」は、約260年前の米蔵を改装した客室です。屋根裏部屋のような雰囲気の和室と大正ロマン的な趣のベッドルームがあり、ベッドルーム側の洗面からは鶴形山が眺められます。そのほか、江戸時代の道具蔵を利用したメゾネットタイプの客室や和モダンな雰囲気の客室など、個性的な客室が用意されています。

レストランで食事だけという利用者も多いほど美味しい料理。なので食事は宿でとることをおすすめします。地元産の旬の魚介類や山の幸など、季節感溢れる鮮やかな盛り付けの会席料理が楽しめます。

可愛いカゴに収められているアメニティは上質なものばかり。またスキンケアとヘアケア用品は、植物由来の天然精油やエキスを取り入れた「LEAF＆BOTANICS(リーフ＆ボタニクス)」が用意され、敏感肌の女子にも嬉しい内容なんですね。

倉敷駅から徒歩10分ほど、倉敷美観地区までは徒歩約2分の場所にある「倉敷ロイヤルアートホテル」。洋室のバスルームにはイタリア産の大理石、和室のバスルームには御影石が使われるなど、さまざまなところでゴージャスな気分にさせてくれるホテルです。

朝のやわらなかな太陽光で気分よく目覚めたいなら、2つの窓から太陽の光が差し込むコーナーデラックスのツインルームがおすすめ。42㎡のゆったりとした空間で、夜中まで女子トークを楽しんだ翌日でもすっきりと目覚めることができますよ。

朝食は、ロビーの横にあるオープンスペースのカフェ・ラウンジで。和洋ブッフェスタイルなので、豊富なメニューから好きなものを好きなだけ選べます。スクランブルエッグやベーコン、サラダなどの定番に加え、「ママカリ酢漬け」や「じゃこの佃煮」など地元の名物メニューも揃っています。

女子にとって素敵なバスアメニティは、ホテル選びを左右するくらいテンションが上がるものですよね。「倉敷ロイヤルアートホテル」のバスアメニティは、フランスブルターニュ地方生まれのマリンコスメブランド「ALGOTHERM(アルゴテルム)」のもの。フランスの海洋成分をベースにした、自然由来のプロダクトです。イタリア産総大理石造りの重厚感ある広々バスルームで、優雅なバスタイムを楽しんで。

倉敷駅から徒歩10分ほどの場所にある、明治時代に創業した老舗の「吉井旅館」。江戸時代後期に民家として建てられた伝統的建築物を利用した旅館です。江戸時代からの歴史と現在が融合した非日常を感じさせてくれます。

実は、かの坂本龍馬が立ち寄った旅館としても知られている「吉井旅館」。しかも龍馬が泊まった「かえでの間」にも宿泊できるんです。龍馬好きな歴女同士の女子旅でなくても、きっと忘れられない思い出にできますね。女将さんや仲居さんからも龍馬の話を聞くことができますよ。そのほか、蔵をそのまま利用したお部屋や庭を眺めることができる特別室など、名工の意匠が随所に見られる客室は、まるで異空間にいるかのような気持ちにさせてくれます。

夕食は客室で、朝食は食事処で食べられます。春先には鯛、夏には鱧といった瀬戸内海の季節の名物をはじめ、岡山県新見市で肥育される千屋牛のステーキやすき焼きなど、地元の食材を使用したご馳走がいただけます。また併設された「うなぎ乱亭」では、うな重やうなぎのコース料理も堪能できますよ。

快適な滞在のために、希望すれば全身アロマオイルマッサージが客室で受けられるサービスもあります。キャリアオイルとブレンドされたエッセンシャルオイルの心地よい香りとプロのエステティシャンの技術が、旅と日ごろの疲れを癒してくれます。（※画像はイメージです）

倉敷駅から徒歩10分ほどの、倉敷美観地区の入口からすぐの場所にある「倉敷国際ホテル」。「大原美術館」とも隣接しているため、美術館側の客室からは美観地区の街並みが見渡せます。メインロビーには、棟方志功の大版画や古備前の甕、そして暖炉が配置され、落ち着きと趣のある空間になっています。

客室は、ダブルやツイン、トリプルなど、人数に合わせて選べます。室内は、ベージュやブラウンなど温かみを感じる色調で統一された上品な雰囲気。女子旅には、デラックスツインルームがおすすめです。約34m²の広々とした室内にはソファースペースもあって、荷物を広げてゆっくりと寛げますよ。

館内にはレストランやバー、カフェもあります。こちらの「バー レジーナ」は、世界のお酒やソフトドリンクが堪能できるバー。オリジナルカクテルや季節のフルーツカクテルなど、女性でも飲みやすいお酒も。落ち着いた雰囲気の店内で、大人の夜女子会を楽しんでみてはいかがでしょうか。

朝食ブッフェでは、地産地消にこだわった約40種類の和洋メニューが用意されています。定番の朝食メニュー以外に名物の「ままかりの酢漬け」や「吉備高原牛乳」などもあり、一日の活力になる美味しい朝食です。

倉敷駅から徒歩約10分。倉敷美観地区にある、270年以上前に商家として使われていた建物を利用した「料理旅館 鶴形」。「大原邸」「大橋邸」と並ぶ、倉敷で最も古い由緒ある建物のひとつです。純和風の館内の随所には梁や釘隠しなどが当時のまま残され、歴史の重さを感じさせてくれます。

かつての蔵を改装した客室8畳と次の間2畳の和室「鷲羽の間」。格子窓からは、倉島美観地区の「なまこ壁」の裏通りを眺めることができます。まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれるので、歴史を楽しむ女子旅にはおすすめの客室。「鷲羽の間」にはお風呂がないため、みんなで大浴場を利用しましょう♪

2018年1月のJAL「新・JAPAN PROJECT」では、料理長が監修した食事が国内線ファーストクラスの機内食として提供されました。その料理長が腕をふるった会席料理が食べられるので、予約の際にはぜひとも夕食付きプランを。瀬戸内の魚介類や旬の食材を使った料理が楽しめますよ。

倉敷の街を満喫した後は、総檜造りの大浴場でお湯に浸かり、手足を伸ばしてゆっくりと旅の疲れをとりましょう。檜の香りが心身ともに癒してくれますよ。

倉敷駅から徒歩7分ほどの場所にある「天然温泉 阿智の湯 ドーミーイン倉敷」。倉敷美観地区までは徒歩1分の至近距離にある、落ち着いた雰囲気のホテルです。1階のロビーには無料インターネットコーナーがあり、グルメや観光情報を調べるのに役立ちますね。また21～23時には、夜食として夜鳴きそばも振る舞われます。早い時間に晩ご飯を食べてしまって小腹が空いたときなどに、嬉しいサービスですね。

ブラウン系で統一されたモダンな客室には、快適な睡眠をとれるようシモンズ社製ベッドが配置されています。また内扉のある客室を選ぶと廊下の音が抑えられるので、音が気になって落ち着いて女子トークができなかった、またはしっかり眠れなかった…なんてことは起こりません。落ち着いてお休みできたりお喋りできたりする空間になっているんですね。

倉敷の街を一望できる、最上階にある天然温泉「阿智の湯」。長旅の疲れを内湯と開放的な露天風呂でゆっくりと癒せますよ。また同じフロアには湯上り処があり、お喋りしながらクールダウンできますよ。

朝食は、オムレツなどの定番メニュー以外に、瀬戸内産の海や山の幸を使用した和洋バイキングです。イカや帆立、枝豆、ごぼうなどの「蒸し天ぷら」や、穴子や海老などをにぎやかに盛る岡山名物「まつり寿司」等の瀬戸内の名物を中心に、品数豊富なメニューがラインナップ。

倉敷駅から徒歩3分ほどの場所にある「センチュリオンホテル＆スパ倉敷」は、こだわりの詰まったスタイリッシュなデザイナーズホテルです。倉敷美観地区へは徒歩10分ほどで行ける立地。館内には無料Wi-Fiがあるので、調べ物もサクサク♪

英国王室御用達「Slumberland(スランバーランド)」製のベッドを配置した客室は、多彩なタイプが勢ぞろい。40㎡の空間にクイーンサイズのベッドが置かれたコンフォートツインルームなら、エキストラベッド使用で最大5人まで利用できるので、女子のグループ旅行にも最適！少人数でも、ゆったりのんびり優雅な時間が過ごせますよ。

客室にもお風呂とシャワーがありますが、旅や日常の疲れをしっかりとりたいなら、サウナ付きの大浴場がおすすめです。広くてきれいなラジウム温泉のお風呂に浸かって、しっかりと汗を流し疲れをとれば、リフレッシュできること間違いなし！すっきりとした気分で、翌日の旅程も楽しめますよ。

朝食は、一日の始まりに栄養バランスのとれた食事ができる和洋バイキング。美味しい朝食をお腹いっぱい食べれば、一日中元気で楽しい旅ができそうですね。

倉敷駅から徒歩18分、タクシーなら5分ほどの場所にある「おいとま」。倉敷美観地区までは徒歩3分ほどで行くことができます。古民家をリノベーションした一棟貸しのお宿で、どこを切り取ってもフォトジェニック！1日1組のみの貸切利用のため、ほかの宿泊者を気にせず、プライベートな空間を満喫できますよ。またキッチンも完備されているので、みんなでワイワイ自炊も可能♪

1階は広々とした和室。畳の上で寛いだり美味しいお菓子でお茶会をしたり、お酒を飲んで開放的な気分になったり…。1棟貸しならではの自由度の高い楽しみ方ができるんです。

2階は、最大4台までベッドを用意してもらえるほど広く、ゆったりと利用できる寝室です。高品質なオーディオセットや詩集なども用意されているので、好みの音楽を聴いたり気になる詩集を読んだりして、ゆったりと体を休められますよ。

和モダンでお洒落な洗面台には、洗顔料、メイク落とし、化粧水などが用意されています。またお風呂やシャワーが24時間いつでも使用できるのも、一棟貸しのメリットですね。

「ベッセルホテル倉敷」は、倉敷駅から一駅の中庄駅から徒歩13分ほどの場所にあるホテルです。スーパーや飲食店が近くにあり、長期での滞在にも便利で快適な立地となっています。チェックインは12時～、チェックアウトは～11時なので、なんと23時間も滞在できるんですよ。また無料のウェルカムドリンクサービスもあり、12～23時まではいつでも飲み放題！

女子2人旅なら、クイーンサイズのベッドが2台並べられた「Twin Room with Extra Bed Non smoking」がおすすめ。3人以上のグループ旅行ならエキストラベッドも入れられます。全室に加湿機能付き空気清浄機や自分好みの高さや硬さに調節できる折りたたみ枕が置かれ、快適に過ごせるようになっています。

無料で食べられる朝食ビュッフェでは、豊富な種類のメニューが提供されます。例えば、岡山の美星(びせい)で育てられたこだわりの「星の里たまご」と、創業150年の老舗「とら醤油」醸造が作る「倉敷醤油」で楽しむ卵かけごはん。ほかに、「ままかりの黒酢漬け」と「蒜山ジャージー牛乳」「蒜山ジャージーヨーグルト」など、定番の朝食メニューから岡山や瀬戸内の名物まで、幸せな気分になれるような朝ごはんが食べられますよ。

出典：yokomonさんの投稿

今回は倉敷美観地区を中心に、女子旅をより素敵なものにしてくれるホテルや旅館をご紹介しました。倉敷美観地区近くのお宿に泊まり、早朝や夜に「なまこ壁」が続く裏道を歩くと、まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥る瞬間が訪れるかも♪そんな倉敷の街が生み出す魅力をさらに高めてくれるお宿に泊まって、女子旅をより満喫してくださいね。