【北海道】旅はのんびり楽しみたい人へ　札幌周辺のおすすめタウン&スポット

出典：okattsuさんの投稿

ふと目に飛び込んできた美しすぎる風景、たまたま入ったお店で食べた絶品スイーツ、鳥肌が立つほど荘厳な歴史的建造物、見知らぬ人との嬉しい出逢い……。旅先でそんな体験をしたら、その旅は思い出深いものになるのではないでしょうか。目的を決めず、のんびり気の向くままふらりと行動。今回はそんなゆるりとした旅をご提案します。

札幌といえば大通公園やテレビ塔、時計台、サッポロビール博物館など、有名な観光スポットがいっぱいありますよね。もちろん、そんな有名どころを計画的に巡る旅も価値がありますが、行く先を決めず、気ままにまちを巡るのもいいものです。思わぬ発見や感動に出くわすかもしれませんよ。

出典：あきしゅさんの投稿

今回は、札幌と札幌周辺で、まったりゆったり過ごせるおすすめスポットをご紹介します。計画通りの旅はさようなら。頑張らずにありのあまの自分で過ごせば、旅は今までよりも2倍も3倍も楽しいものになるはず！

札幌中心部から車で40分ほど走った先にある「真駒内滝野霊園」は、驚くほどのスケール感が体感できる公園霊園です。目を惹くのは、壮大な丘のてっぺんからひょっこりと頭を出している巨大な「頭大仏」！この丘は、春は新緑、夏はラベンダーの紫、そして冬は真っ白な雪に包まれ、どの季節に訪れてももれなく美しくて、ここを訪れると心がスッとほどけていくんです。

頭だけが見えている大仏さまですが、実は天井に大きく穴が開いていて、そこから頭だけが外に出ているので、中に入ることができるんですよ。大仏さままでの道のりには水盤や礼拝空間があって、自然と心が鎮まっていきます。大仏さまが鎮座する空間には、天空からまるで後光のように光が差し込み、とても神秘的。ここでしか出合えない光景は、自分だけの思い出を作ってくれます。

札幌ドーム32個分もの面積をもつ広大な園内にあるのは、頭大仏だけではありません。入口近くに並ぶのはモアイ像。青い空を背にずらりと並んでいて、少し不思議な光景なんです。このモアイ像は30体以上もあり、大きいものは高さ9.5ｍ、重さ120tもあるのだとか。大きさ以外にも顔や形も少しずつ違っていて、よく見ると面白いですよ。

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札幌市中央区にある「円山公園」は、札幌駅から車で15分という好立地。天然記念物である原始林の中にある公園で、札幌を代表する桜の名所です。広い敷地内にはいたるところにリスや野鳥などがいて、自由に観察できます。可愛い動物たちの動きに、癒されること間違いなし。空気も美味しくて、清々しい気分に浸れます。

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円山公園はとても大きな公園で、園内には「北海道神宮」や「札幌市円山動物園」なども含まれているんです。円山動物園は国内屈指の自然に恵まれた動物園で、生息地の自然環境をできるだけ再現し、動物と観客が一体となれるような工夫がされています。動物たちのキュートさに癒されつつ、マイナスイオンも思いっきり吸い込んで、のんびりとあそびましょう♩

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北海道の銘菓として人気の「六花亭」。神宮のすぐそばには「六花亭　神宮茶屋店」があります。ここだけでいただけるのは「判官さま」というつぶ餡入りのやきもち。そば粉が入ったおもちは、あんこの甘さと相性抜群です。ぺろりと食べられるほどよいサイズなので、参拝後にはぜひこちらへ立ち寄ってみてくださいね。

札幌駅から徒歩約7分。札幌市北区にある「北海道大学」は、1876（明治9）年に開学した国立大学です。風格たっぷりのレトロな校舎は長い歴史が感じられて、ノスタルジックな気分。

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敷地内にはイチョウ並木や総合博物館などがあり、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風情が楽しめるんですよ。インフォメーションセンター「エルムの森」でキャンパスの地図をもらったら、広い構内をのんびり巡りましょう。

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札幌駅から車で約35分。北広島市にある「ホクレン 食と農のふれあいファーム　くるるの杜」は、広い農村空間の中にあり、北海道の食と農に触れ合える農園です。敷地内には、体験農場や調理施設、直売所やレストランなどがあり、食べ物を作ることから食べることまで、すべてを体感できるんですよ。普段無意識に食べているものがどうやって作られているのか分かって、食べ物への有難みを感じることができます。

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農業体験や調理体験をした後は、敷地内にある「農村レストラン」で、地産地消にこだわった料理を堪能しましょう。こちらは、素朴で温かい家庭料理が楽しめるレストラン。採れたての北海道野菜を中心としたブッフェは、とても美味しくて大人気なんですよ。「ホクレン（ホクレン農業協同組合連合会）」が運営しているだけあって、野菜の鮮度は抜群です。北海道の自然の恵みを丸ごと味わって、おなかも心も満たされましょう♩

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レストランで食事をするほどおなかが空いていないときは、「もりのかふぇ」の利用がおすすめ。緑に囲まれた爽やかな空間で、スイーツメニューや直売所の新鮮食材を使った料理が楽しめます。ソフトクリームは牛乳感が強くて濃厚なのに、後味はさっぱり。自然の中で食べることで、美味しさも際立ちますね。

がごめ昆布、酒かす、ラワンぶき、小豆、生姜……など、体によさそうな食材。これらを使って肌に優しい化粧品を作っているのが、砂川が生んだ化粧品メーカー「shiro(シロ)」です。全国各地に店舗はありますが、本店のこちらは建物も店内もナチュラルで開放感があって、商品もすごく見やすいんです。

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自分のお土産に、こだわりの化粧品を買って帰ってはいかがでしょうか。メイク用品だけでなく、基礎化粧品やボディクリーム、フレグランスなども揃っています。質感も香りもよくて、使うたびに癒されますよ。

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砂川本店は2階がショップで、1階はすべてカフェになっています。カフェ店内では、パンケーキやパスタ、ドリンクなどのオリジナルメニューをいただけますよ。道産小麦で作られるこだわりのパンケーキはもちもちふわふわで、思わず顔がほころびます。揚げパンやジュースなど、ドライブ中でも食べられるテイクアウトメニューもありますよ。

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「砂川ハイウエイオアシス館」は道央自動車道の砂川SAですが、一般道からも利用できる施設。公園「北海道子どもの国」の敷地内にあるため子どもも多くて、アットホームな空気でいっぱい♩施設内にはレストランやお土産屋さん、産直マーケットなどがあり、銘菓も海産物も特産品もなんでも揃っています。

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そんな施設内でひときわ賑わっているのが、「北菓楼(きたかろう)」という北海道のお菓子メーカーのお店。お菓子の販売のほか、テイクアウトスイーツの販売もされていて、オアシス店限定の「パティシエまかないソフト」は人気！カップの底にお菓子が入っていて、その上にバニラのソフトクリームがのっています。お菓子は4種類から選ぶことができますが、バウムクーヘンが断然おすすすめ◎！

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販売のお菓子なら、こちらの店舗限定品の「葡萄と小麦」というパウンドケーキがおすすめです。レーズンがゴロゴロと入っていて、ずっしりとしていますがとっても美味しいので、ぜひ買って帰ってくださいね。

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そんな北菓楼ですが、実は本店がオアシス館のすぐ近くにあります。「北菓楼」は砂川ではじまったお菓子メーカーで、今や北海道の銘菓としてお土産の定番になっていますね。本店には英国風のお庭もあって、のんびりお買い物やカフェを楽しむことができます。

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お菓子はバラでも購入ができるので、いろんなお菓子を少しずつたくさん買えるのが嬉しいところ◎。バウムクーヘンや開拓おかきなど、人気商品がいっぱいです。ショップの反対側には喫茶コーナーもあって、そこでのおすすめは「ケーキセット（ドリンク付）」です。お好みのケーキと、シフォンケーキとソフトクリームがワンプレートで出てきて、とってもお得なんです。ボリュームたっぷりなので満たされること間違いなし♩

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「レークヒル・ファーム」は羊蹄山を望む高台にあり、真下には洞爺湖を見ることができる素晴らしい景観が自慢の牧場。豊かな自然に囲まれた牧場内には90頭ほどの牛がいて、夏になると搾乳時間以外は放牧地でのびのびと過ごします。牛たちのそんな姿を見れば、心が自然と和むでしょう。

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酪農体験や、搾りたての牛乳を使ったジェラート作りなどの体験もできますが、人気なのはお花畑の中に佇むジェラートショップです。山側の壁は一面ガラス張りで、お店の中からでも景色を楽しむことができます。外にもテーブル席やベンチなどがあり、大自然を肌身で感じられますよ。

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ジェラートには毎朝牧場で搾られた新鮮な牛乳がたっぷり使われていて、甘さ控えめ。そのため、ファームの畑や近隣農家で採れる果物や野菜の味をちゃんと感じることができるんです。味のバリエーションは常時20種類ほどで、どのフレーバーを選んでも優しいミルクの味を堪能できますよ。

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「ラムヤート」は、山小屋のような外観が目印のパン屋さんです。「洞爺村」の名前を少しでも残したいという店主の思いから、「とーやむら」を逆から読んで「ラムヤート」という店名を付けたのだそう。映画「しあわせのパン」のロケ地としても使われたことがある人気店です。

出典：outdoor-manさんの投稿

パンを焼く石窯は手作り。パンには砂糖は使わず無添加で、使用する粉にもこだわっています。それを自然発酵と手捏ねだけを駆使して作っているんです。素朴なビジュアルですが、どれも噛めば噛むほど味わいが増しますよ。

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数あるパンの中でも、ひときわ個性的なこの三角のパンは「エジプト塩パン」といいます。ピラミッドのような形をしていて、中にはジャガイモとチーズが入っています。味付けには「エジプト塩」というスパイスの入った塩が使われているので、パンなのにとってもスパイシー。可愛らしいエジプト塩のトレードマークは、このパンにも刻印されています。

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「登別地獄谷」は、登別温泉を訪れたほとんどの人が立ち寄ると言われているほどの人気スポット。谷沿いにある無数の噴気孔や湧出口から水蒸気や熱水が噴き出していて、ぶくぶくゴボゴボと煮えたぎる様子がまるで「鬼の棲む地獄」のようで、この名前が付いたんだそう。その光景は迫力満点で、自然のパワーを感じ取れます。

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「登別グランドホテル」では、3種類の泉質を楽しめます。大浴場はドーム型のローマ風で広々。窓から差し込む陽の光が気持ちよくて、心身共にデトックス♩庭園露天風呂では、滝を見ながらのんびりと浸かることができます。日帰り温泉でも楽しめますが、一泊してヨーロッパの風を感じる快適な客室や、四季折々の食事などをしっかり満喫するのもおすすめです。

出典：なつき12さんの投稿

豊かな自然、温泉、美味しいグルメ……。札幌やその周辺には、東京では感じられない魅力がいっぱいです。最近はLCCもたくさん就航しているので、行きたい！と思ったらサクッと飛び立ってみてはいかがでしょうか。北国ならではの楽しい発見がたくさんあるはずです。