古都金沢で、レトロな建築物めぐり。大正ロマンの雰囲気漂うスポット10選

古都金沢で、レトロな建築物めぐり。大正ロマンの雰囲気漂うスポット10選

伝統とモダンが共存する街・金沢。加賀百万石に代表される純和風の伝統文化だけではない、違う魅力もある街なんですよ。今回は、金沢に点在する大正・昭和時代のレトロな雰囲気を楽しめるスポットをご紹介。旅の計画を立てるときの参考にしてくださいね。

2019年09月22日

タイムスリップ気分を味わる、レトロな金沢

タイムスリップ気分を味わる、レトロな金沢1935048

出典:kenoneyさんの投稿

今も街のあちこちに、加賀百万石の栄華の残り香が漂う金沢。「兼六園」や「ひがし茶屋街」など藩政期の伝統文化や様式美を堪能する街というイメージですが、実はレトロな雰囲気を味わえるスポットが点在する街でもあります。今回は「王道の観光スポットだけでは物足りない!」という方のために、金沢の旅をより素敵に演出してくれる、風情溢れるレトロスポットをご案内します。

1. 旧県庁舎をモダンにリノベーション「しいのき迎賓館」

「ジャルダン ポール・ボキューズ」 外観 3631649 しいのき迎賓館正面

出典:bridge_kjさんの投稿

大正13年(1924年)に旧石川県庁舎本館として建てられた「しいのき迎賓館」。国会議事堂や総理大臣官邸などの設計にも携わった矢橋賢吉氏によるデザインで、長年石川県民に親しまれてきました。夜にはライトアップも行われ、昼間とはまた違った景色が楽しめます。

「ジャルダン ポール・ボキューズ」 内観 39720853

出典:

2階には、フランス・リヨン郊外にある三つ星レストラン「ポール・ボキューズ」監修のレストラン「ジャルダン ポール・ボキューズ」があります。大正ロマン漂う建物の中、モダンにデザインされた空間で地元食材をふんだんに使った極上フレンチを味わえるなんて素敵ですよね。

しいのき迎賓館の詳細情報

しいのき迎賓館

住所
石川県金沢市広坂2丁目1番1号
営業時間
9:00〜22:00
定休日
年末年始(12/29〜1/3)

データ提供

2. 旧陸軍兵器庫だった赤煉瓦建築「石川県立歴史博物館」

2. 旧陸軍兵器庫だった赤煉瓦建築「石川県立歴史博物館」1938408

出典:

かつては陸軍兵器庫として、戦後は金沢美術工芸大学に使用されていた「石川県立歴史博物館」。3棟の赤煉瓦造りの建物は明治から大正にかけて建てられ、国の重要文化財に指定されています。

2. 旧陸軍兵器庫だった赤煉瓦建築「石川県立歴史博物館」1938410

出典:

館内には、江戸時代の暮らしや加賀百万石の栄華を感じることができる伝統工芸品など、石川県の歴史と文化が分かりやすく展示されています。貴重な展示品と共に、クラシカルな雰囲気のインテリアも鑑賞したくなるスポットです。

石川県立歴史博物館の詳細情報

石川県立歴史博物館

住所
石川県金沢市出羽町3-1
アクセス
1) 金沢駅からバスで15分北陸鉄道路線バス - 出羽町バス停から徒歩で5分 2) 金沢駅からバスで15分兼六園シャトル - 県立美術館・成巽閣バス停から徒歩で2分
営業時間
9:00〜17:00 入館は16:30まで
定休日
年末年始(12月27日〜1月3日) 展示入替時
料金
大学生 240円 大人 300円 備考 高校生以下無料

データ提供

3. 新旧が調和する個性的な外観「金沢蓄音器館」

3. 新旧が調和する個性的な外観「金沢蓄音器館」1935026

出典:

ちょっと穴場なスポットながら、訪れた人からは軒並み高評価を得ている「金沢蓄音器館」。アンティークな雰囲気漂うレンガ造りながら、建物の角を大胆にカットするなどモダンテイストも取り入れた外観。老舗のまち・尾張町の雰囲気に溶け込んだデザインになっています。

3. 新旧が調和する個性的な外観「金沢蓄音器館」1935027

出典:

館内には、明治から昭和初期に製造された貴重な蓄音器が650台、SPレコード2万枚が所蔵・展示されています。2階の展示室では、毎日3回各時代を代表する蓄音器の音色を聴き比べる実演会が行われています。蓄音器ならではの温かみのある音色は日常の垢を落とし、心を和ませてくれます。

金沢蓄音器館の詳細情報

金沢蓄音器館

住所
石川県金沢市尾張町2-11-21
アクセス
1) 金沢駅からバスで10分北陸鉄道路線バス、城下まち金沢周遊バス - 橋場町または尾張町バス停から徒歩で3分 2) 武蔵ヶ辻・近江町バス停から5分金沢ふらっとバス材木ルート
営業時間
10:00〜17:30 入館は17:00まで
定休日
12月29日〜1月3日 展示入替日
料金
大人 300円 備考 高校生以下 無料。 その他 200円 65才以上

データ提供

4. 藩政時代の面影を今に伝える建物「金沢市老舗記念館」

4. 藩政時代の面影を今に伝える建物「金沢市老舗記念館」1935030

出典:はなえさんの投稿

江戸時代から続く薬種商「中屋薬舗」として、明治11年(1878年)に建てられた「金沢市老舗記念館」。当時の店先を再現した「みせの間」や来客を持て成していた「おえの間」は必見。藩政時代の商家の様子を窺い知ることができる空間です。

4. 藩政時代の面影を今に伝える建物「金沢市老舗記念館」1935031

出典:

座敷や書院の間には、華やかな花嫁のれんや結納で使われていた繊細な加賀水引、可憐な加賀花てまりなど豪華絢爛な嫁入道具がズラリ。伝統的な金沢の花嫁気分を存分に味わってくださいね。

金沢市老舗記念館の詳細情報

金沢市老舗記念館

住所
石川県金沢市長町2-2-45
アクセス
金沢駅からバスで15分北陸鉄道路線バス、まちバス、金沢ふらっとバス - 香林坊バス停から徒歩で5分
営業時間
9:30〜17:00 16:30受付終了
定休日
展示替期間
料金
大人 100円 備考 高校生以下 無料

データ提供

5. 和洋折衷の様式美に魅せられて「尾張町町民文化館」

5. 和洋折衷の様式美に魅せられて「尾張町町民文化館」1935062

出典:

明治40年(1907年)に金沢貯蓄銀行として建てられた「尾張町町民文化館」。黒漆喰で仕上げた塗篭土蔵造りの和風の外観に対し、内部は白を基調にした洋風のデザインという和洋折衷のユニークな建物です。

5. 和洋折衷の様式美に魅せられて「尾張町町民文化館」1935063

出典:

旧窓口や旧頭取室、旧金庫室は必見。実際に北陸銀行尾張町支店として、昭和51年(1976年)まで営業していた当時の面影が残っています。普段はなかなか見られない銀行のバックヤードをじっくり眺めるチャンスですよ!

尾張町町民文化館の詳細情報

尾張町町民文化館

住所
石川県金沢市尾張町1-11-8
アクセス
尾張町バス停から徒歩で1分
営業時間
10:00〜17:00
定休日
平日(土日祝のみ開館) 12月29日〜1月3日
料金
無料

データ提供

6. 文化の薫り漂うノスタルジックな洋館「金沢文芸館」

6. 文化の薫り漂うノスタルジックな洋館「金沢文芸館」1935068

出典:*asteriさんの投稿

昭和4年(1929年)に旧石川銀行橋場支店として建てられた「金沢文芸館」。昭和モダンなデザインの建物は、国登録有形文化財に指定されています。館内は資料館や博物館というよりサロンといった雰囲気。

6. 文化の薫り漂うノスタルジックな洋館「金沢文芸館」1935070

出典:

2階の「金沢五木寛之文庫」は、五木寛之ファンなら必見。直筆原稿や愛用品など貴重なコレクションが展示されています。1階の「交流サロン」、3階の「文芸フロア」にはアンティークなテーブルと椅子が置かれているので、本好きな友達と訪れて、金沢所縁の作家の作品を読んだり、文芸談義に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

金沢文芸館の詳細情報

金沢文芸館

住所
石川県金沢市尾張町1-7-10

データ提供

7. 国の重要文化財指定の三尖塔校舎「金沢くらしの博物館」

7. 国の重要文化財指定の三尖塔校舎「金沢くらしの博物館」1935021

出典:

パステルピンクの外観が可愛らしい「金沢くらしの博物館」。旧制中学校の校舎だった建物は、明治の洋風木造学校建築の様式を色濃く残し、国の重要文化財にも指定されています。左右二つの尖塔と正面玄関の上にある尖った屋根を塔に見立てた「三尖塔校舎」の愛称で、今も市民に親しまれています。

7. 国の重要文化財指定の三尖塔校舎「金沢くらしの博物館」1935022

出典:

館内では町家の座敷を再現し、金沢ならではの風習や昭和の生活用品などを展示。戦後の大きな生活様式の変化を象徴するテレビ、ちゃぶ台、茶箪笥、黒電話もあり、昭和世代にとっては懐かしさ満載。子供の頃の思い出が鮮やかに蘇ってくることでしょう。

金沢くらしの博物館の詳細情報

金沢くらしの博物館

住所
石川県金沢市飛梅町3-31紫錦台中学校敷地内
アクセス
1) 金沢駅からバスで15分北陸鉄道バス - 石引町バス停から徒歩で1分 2) 香林坊からバスで40分金沢ふらっとバス菊川ルート - 飛梅町バス停から徒歩で2分 3) 兼六園小立野口から徒歩で5分兼六園小立野(伝統産業工芸館隣)より 4) 金沢西ICから車で30分
営業時間
9:30〜17:00 16:30受付終了
定休日
[12月29日〜1月3日] 催物入替日
料金
子供 0円 高校生以下は無料 大人 300円 65歳以上・ 障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人200円

データ提供

8. 学都・金沢のシンボル的存在「石川四高記念文化交流館」

8. 学都・金沢のシンボル的存在「石川四高記念文化交流館」1935073

出典:トーテムさんの投稿

明治22年(1889年)竣工の旧制第四高等学校本館だった「石川四高記念文化交流館」。レトロな風貌の煉瓦造りの建物は国の重要文化財に指定されています。

8. 学都・金沢のシンボル的存在「石川四高記念文化交流館」1935075

出典:fairladyさんの投稿

中に1歩足を踏み入れると、そこは四高の世界。細長く伸びる天井の高い廊下や木造の重厚感溢れる階段、レトロな椅子やテーブルなど明治時代にタイムスリップしたよう。今にもマント、制帽、下駄姿の四高生がその辺から顔を出しそうです。

石川四高記念文化交流館の詳細情報

石川四高記念文化交流館

住所
石川県金沢市広坂2-2-5
アクセス
金沢駅からバスで15分城下まち金沢周遊バス・兼六園シャトル・北陸鉄道路線バス - 香林坊(四高記念館前)バス停から徒歩で1分
営業時間
9:00〜17:00 展示室 受付は16時30分まで 9:00〜21:00 多目的利用室・レトロ体験室
定休日
[12月29日〜1月3日] 年末年始 展示入替等により休館する場合あり
料金
大学生 290円 大人 360円 石川近代文学館は大学生以上有料 備考 高校生無料(特別展は別料金) その他 石川四高記念館無料

データ提供

9. 金沢の近代を代表する建築物「北國銀行 武蔵ヶ辻支店」

9. 金沢の近代を代表する建築物「北國銀行 武蔵ヶ辻支店」1935084

出典:

昭和7年に建てられた「北國銀行 武蔵ヶ辻支店」。近江町市場の陰に隠れて目立ちませんが、実はモダニズム建築の旗手として活躍した村野藤吾の初期作品の1つ。

9. 金沢の近代を代表する建築物「北國銀行 武蔵ヶ辻支店」1935085

出典:

現役の銀行なので、内部見学は3階のみ。3階はアートギャラリーになっていて、アート作品に混じって昔の金庫扉や暖炉もインテリアとして展示されています。レトロな空間でモダンアート鑑賞ができるなんて素敵ですよね。

北國銀行 武蔵ヶ辻支店の詳細情報

北國銀行 武蔵ヶ辻支店

住所
石川県金沢市青草町88
営業時間
9:00〜15:00
定休日
土・日・祝

データ提供

10. ロマネスク様式の美しい聖堂「金沢聖霊修道院聖堂」

10. ロマネスク様式の美しい聖堂「金沢聖霊修道院聖堂」1935093

出典:

長町武家屋敷跡の近くにある金沢聖霊総合病院の敷地内にひっそりと佇んでいる「金沢聖霊修道院聖堂」。スイス人建築家マックス・ヒンデルによって昭和6年(1931年)に建てられました。

10. ロマネスク様式の美しい聖堂「金沢聖霊修道院聖堂」1989155

ロマネスク様式を基調に、黒漆や金箔などの金沢伝統工芸の技が見事にマッチした木造の教会は、小さいながらも清楚で美しく厳かな空気が漂っています。ステンドグラスのバラ窓から差し込む日差しを眺めているだけで、自然に心が安らいでいくようです。

金沢聖霊修道院聖堂の詳細情報

金沢聖霊修道院聖堂

住所
石川県金沢市長町1-5-20

引用元www.kanazawa-seirei.jp

いかがでしたか?

「まほろば」 その他 13413244 大正ロマン溢れる金沢白鳥路ホテルのロビー

出典:ぽり (り・はうす)さんの投稿

今回は歴史情緒溢れる古都・金沢の旅がより楽しくなるレトロなスポットを集めてみました。どのスポットも定番の観光名所から近いので、お目当ての場所と上手く組み合わせて金沢旅行を楽しんでくださいね。

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