長崎市内を歩きまくれ！カロリー消費の“ひとり旅”で立ち寄りたいスポット14選

「最近太り気味かも」「運動不足を解消したい」という人におすすめなのが、ウォーキングを兼ねたひとり旅。ドコモ・ヘルスケアの調査によると、「１人旅派」は「団体旅行派」と比較すると、旅先でよりたくさん歩く傾向にあり、消費カロリーが約1.3倍に及ぶそうですよ。

そこで今回は、長崎市内を“さるく旅”をご提案。この「さるく」とは、長崎の方言でぶらぶら歩くという意味なんです。この街は名所が狭いエリアにギュッと集まっている上に、坂が多く、旅先で運動したい女子に打ってつけ。

坂を上がった先には必ずと言っていいほど絶景が待っているので、挑戦し甲斐がありますよ♡それでは早速、長崎ひとり旅で訪れたいおすすめスポットを要チェック。

今回の旅のスタート地点はJR長崎駅です。そこから徒歩15分ほどの場所にあるのが「長崎水辺の森公園」。長崎港に面していて水と緑にあふれた人気スポットです。気持ちのよい風に吹かれながら散策すれば、一気にリフレッシュできますよ。

時期によっては「DEJIMA博」や「ながさきみなとまつり」、「Lovefes」など楽しいイベントを楽しめます。写真は、例年4月下旬に行われている「長崎帆船まつり」を捉えた1枚。映画に出てきそうな帆船を見れば、思わず童心に返ってしまいそう！

夜には木々や遊歩道がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に。運が良ければ豪華な客船を見られるかも♪

「長崎水辺の森公園」を堪能した後は、そこから徒歩8分ほどの「大浦天主堂」を目指しましょう。途中にはお土産屋さんが立ち並ぶ「グラバー通り」があり、旅心がくすぐられますよ♡南山手エリアには、この他にも長崎らしい名所が盛りだくさん。

2018年に世界遺産登録されて話題の「大浦天主堂」はこちら。中世ヨーロッパのゴシック建築で造られていて、なんと国内最古の教会と言われています。青空に映える白壁が美しいですね。敷地内には日本におけるキリシタンの歴史を学べる博物館もあるので、ぜひ立ち寄ってみて。

撮影禁止のため堂内の写真はないのですが、色鮮やかなステンドグラスは必見です。ガラス越しの光が、床や壁に美しい影を残す様は幻想的。時間を忘れて眺めてしまいます。また、入口中央に置かれている「マリア像」の慈悲深い表情にも、グッと心をつかまれます。

「大浦天主堂」から徒歩2分ほどの場所には、異国情緒あふれる邸宅が点在する「グラバー園」が。海外から長崎にやってきた貿易商人たちの暮らしぶりを垣間見ることができます。ここは長崎港を一望できる絶景スポットとしても有名で、敷地内には恋愛運アップのご利益が噂されるハート型の石もあるとか？

グラバー園から徒歩7分ほどの「祈念坂」は、作家・遠藤周作氏も愛したという名所。坂道の向こうには海が見えて旅情がくすぐられます。このあたりまで来ると人はあまりいないので、ひとり静かに長崎らしい景色を堪能してくださいね。

祈念坂から徒歩10分ほど、住宅地にある「どんどん坂」もおすすめスポットです。周辺には洋館が点在していて海外に来たような気分に。石畳の道やランプも風情がありますね。

お次は、南山手エリアから東山手エリアへ移動しましょう。どんどん坂から15分ほど歩くと、映画「アオハライド」や映画「坂道のアポロン」などのロケ地として知られる「オランダ坂」に到着できます。こちらは、かつて海外からやってきた方々がよく歩いていた道。当時を思いながらゆったり散策してくださいね。坂道なので鍛えたい女性にぴったり。

オランダ坂から徒歩4分ほどの「東山手十二番館」もおすすめの立ち寄りスポット。こちらは東山手の洋館では最古と言われていて、国指定の重要文化財です。かつてはロシアやアメリカの領事館として使われた歴史ある建物をじっくり鑑賞してくださいね。

歩き疲れてしまった…そんな時は「東山手 地球館」で一休みませんか？「東山手十二番館」からは歩いて3分ほどで到着できますよ。水色×白のかわいい建物が目印です。

平日はいろいろな国のスイーツやドリンクを、土・日・祝日は各国の家庭料理をいただけます。異国情緒あふれる長崎でエキゾチックなメニューを堪能してくださいね。メニューは日替わりなので、その日の献立やスイーツ情報はリンク先で確認を。

西洋文化が香る南山手や東山手を満喫した後は、中華街エリアに移動しましょう。「東山手 地球館」から徒歩3分ほど。1893年に造られた「長崎孔子廟」は、“学問の神様”や“大願成就の神様”として知られる孔子をまつった霊廟です。資格試験や就職試験などを控えている方は、ここで願いが叶うよう祈願しませんか？

長崎孔子廟から徒歩約13分。日本三大中華街の一つである「長崎新地中華街」に到着です。中華料理店が所狭しと軒を連ねていて誘惑たっぷりですが、カロリーが気になる方はグッと我慢して。活気あふれる通りを散策しているだけで元気をもらえますよ。

「長崎新地中華街」から10分ほど歩くと、長崎の代表的な観光スポットである「眼鏡橋」に到着できます。1634年に造られたこちらは日本初のアーチ式石橋なんですよ。ちなみに、このエリアには眼鏡橋のほかにも橋がたくさんあり“中島川石橋群”と言われています。それぞれ趣が異なるので、時間に余裕があるようならチェックしてみて。

また、眼鏡橋の周辺に隠れているハート型の石をタッチすると「恋が叶う」という噂も…。

眼鏡橋周辺には、かわいい雑貨屋さんやカフェがいっぱいあります。中でもおすすめなのが、猫好きにはたまらない「長崎の猫雑貨」。黄色い看板を目印に訪れてみましょう。

長崎で多く見られる尻尾の曲がった「尾曲がり猫」をモチーフにした雑貨から、かわいいニャンコの顔が描かれたメガネふき、トートバッグなど、テンションが上がるグッズがラインアップしています。ひとり旅の思い出にいくつかいかが？

長崎の猫雑貨から歩くこと3分。路地裏にたたずむ「一花五葉」は、ランチの候補にしたいおしゃれカフェです。

旅行中は野菜不足になりがちですが、こちらのスープランチは野菜たっぷり。ヘルシー志向の女子にぴったりなご飯が食べられますよ♡スープはさっぱりした味付けで量が控えめなので、カロリーが気になる人でも安心ですね。

たっぷり“さるく”旅を楽しんだら、スタート地点の長崎駅に戻りましょう！眼鏡橋から長崎駅までは徒歩15分ほどで到着。疲れていても歩ける距離だから安心ですね。

長崎は比較的狭いエリアにギュッと見所が詰まっているので、歩いて回ることができます。和洋中がミックスしたユニークな街並みは、ここでしか見られません♡女ひとり、長崎市内で運動も観光も両方満喫しちゃいましょう。