2024年06月24日
今宵は、日本一暗い村で輝く夜を。長野県「石苔亭いしだ」
「ここでしか味わえない!」。そんな言葉に思わず引き寄せられませんか?アクセスが悪いのに“ここでしか味わえない”を求め、人が絶えない場所があります。それが、長野県阿智村。「日本一暗い村」であると同時に、「星が最も輝いて見える場所」の1位に選ばれた村です。そんな特別な地にある「石苔亭いしだ」が、今回おすすめする宿。輝く星空だけでなく、肌がツヤツヤになる温泉や艶やかな能舞台の観賞など、ここでしか味わえない魅力がいっぱいです。日本一暗い村で、輝く夜を過ごせば心も満たされますよ。
さらに、バスで奥に進むこと約40分。「そろそろ座っているのも辛くなってきたな……」と、その瞬間、待ちに待った長野県阿智村に到着です!星降る村ということで有名ですが、実は昼間の阿智村の風景もまた見事!4月中旬頃~5月中旬頃にかけて、阿智村一帯が桃源郷へと変わります。日本一の花桃を見れば、旅路の疲れも吹き飛びますよ。
ロマンティックな星降る夜を過ごすのにおすすめなのが、こちら「石苔亭いしだ」。日本情緒溢れる荘厳な夷毘沙門(えびすびしゃもん)がお出迎え。日常では味わえない特別な一夜を過ごせることが一目瞭然で、胸が高鳴りますね。この門をくぐった先には、数寄屋造りの客室に天然温泉、能舞台など、いまを忘れさせる夢見心地の世界が……。
1,000坪という広大な敷地に、わずか19室のみという贅沢さ。星と自然、そして静寂に包まれたプライベート空間で、一生の思い出として輝く夜を過ごせますよ。
数寄屋造りの情趣あふれる客室は、イ草の香りに自然の息吹、木のぬくもりと、五感を優しく刺激します。ふるさとに抱かれたような落ち着きを感じ、無防備な自分に戻れますよ。
数奇屋造りの一角に構える茶室「葵庵」。四畳半ほどの小さな空間には、日本の建築美が凝縮されています。事前予約をすれば、立てたお茶をいただくことが。ゆったりと落ち着いた時間の流れる茶室で、茶道の心に触れながら、自分の心を整えてみるのもいいですね。
館内にあるナチュラルスパ「花折」で、自分へのご褒美時間を過ごすのもいいですね。経路に沿ってツボを押しながらのマッサージは、溜まった日頃の疲れをしっかり取り除いてくれます。
旅の楽しみのひとつ、お食事。こちらの宿では、部屋食とは別に、個室で食事をいただくことができます。お部屋とは違った空間で食事をするのも、気分転換になっていいですね。
信州の山の幸に海の幸と、日本の四季を感じられる郷土料理。どれも舌はもちろん、目でも楽しめるものばかりです。特別な空間で美食に舌鼓。至福の時間に、心もお腹も満たされます。
なんと、館内には「紫宸殿(ししんでん)」と呼ばれる能舞台が!狂言や舞、和太鼓や三味線など、南信州の伝統芸能を毎夜開催しています。舞台袖にはバーカウンターがあるので、お酒を飲みながら夜の宴に酔いしれて。幻想的な夜のはじまりです。
宿に戻ったあとは、宿の露天風呂へ。美肌の湯として名高い「昼神温泉」を存分に堪能できます。貸切露天もありますが、彼と一旦離れて自分だけの時間を過ごすのもいいですね。湯けむりに浮かぶ月を眺めたり、虫たちの囁きに耳を傾けるうちに、冷え切った身体も芯まで温まります。さらに、とろりとした湯が肌に優しく絡み合い、しっとり艶やかに。星空のように肌まで輝きが満ちてきます。
事前予約すればいただける「短歌膳」。通称、31膳と呼ばれる朝食です。31膳もの異なる料理は、宿のこだわりを感じます。いろいろな料理を少しずつ食べられるだなんて、女性にとっては嬉しいですね。小皿に盛り付けられた料理たちがなんとも可愛くて、写真に残したくなります。
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