ノスタルジックな「渋温泉」でしっとり一人旅。おすすめの旅館＆ホテル【6選】

長野県の「渋温泉（しぶおんせん）」は、外湯めぐりを楽しめるノスタルジックな温泉地です。”外湯をすべて巡ると不老長寿のご利益がいただける”なんて言い伝えもあるのだとか。カラン、コロンと下駄を鳴らして、気ままに温泉街さんぽを楽しんでみませんか。

温泉の豊かさも魅力で、全ての宿が天然温泉を掛け流しにしています。ちょっぴり上級者向けな印象の「渋温泉」ですが、お一人様OKで、女性が訪れやすい雰囲気のお宿もありますよ。

この記事では”女性一人旅”の目線で、おすすめの宿をご紹介します。自分好みの宿を見つけて、ぜひ「渋温泉一人旅」を楽しんでみて下さいね。

「一乃湯 果亭」は清潔感あふれる和風旅館。エレベーターを含め館内は全て畳敷きで、い草の感触に癒されます。

お部屋はあたたかい色合いの和室。それぞれ古代色の名前がつけられ、2階は緑、3階は朱が基調となっています。すべてのお部屋に堀こたつがあり、冬は暖かく過ごせますよ。

4階はすベて温泉フロアとなっており、露天風呂からは周囲の山々を眺めることができます。澄んだ空気と、3つの源泉をブレンドした「一乃湯 果亭」限定のお湯が、疲れた心と体を癒してくれるでしょう。

料理は、女性に好評の「果亭風懐石料理」。ダシや刺身醤油、ポン酢、胡麻だれなども自家製にこだわり、丁寧に作られています。ゆっくりとおいしい料理を楽しんでくださいね。

「大陽館ヤマト屋」は、横湯川の目の前に佇む眺めの良い宿。玄関先では温泉の足湯が出迎えてくれます。清潔感のあるロビーは畳敷きになっていて、素足でのびのびとくつろぐことができますよ。

全室から横湯川と山々、そしてノスタルジックな渋温泉街を眺めることができます。川を挟んで街の対岸にあるため、夜はとっても静か。BGMは川のせせらぎです。窓辺でボーっと過ごすだけで、心身ともにリラックスできそうですね。

出典：4d53さんの投稿

夕食は、大女将、女将、若女将の3代女将が作る真心のこもった和食です。素材の良さを感じる内容で、特にきれいな空気とおいしい水で育った木島平産コシヒカリはお代わりしたくなるおいしさ。たくさん食べて元気をチャージしましょう。

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「春蘭の宿さかえや」は、ナチュラル＆モダンな雰囲気が心地よい宿。館内は清潔感があり、木の温もりに包まれてホッと落ち着くことができます。

客室は和室または和洋室タイプ。「都季の蔵」はご褒美感のあるリッチなお部屋です。畳敷きにローベッドが置かれているタイプなので、布団の用意のためにスタッフさんがお部屋に来ることはありません。気楽にゴロゴロと、一人の時間を満喫できますよ。

夕食は創作和懐石「懐石こまち」。前坂大根や小布施丸ナスといった伝統野菜や、信州牛や黄金シャモ、信州サーモンなどのブランド食材を堪能できます。趣向を凝らした料理は見た目も美しく、贅沢な気持ちにさせてくれますよ。

「小石屋旅館」は、1階にカフェが併設されているゲストハウス風の宿。惜しまれつつ廃業した旅館の良さを伝えるため、2015年にリニューアルオープンしたそうです。昭和初期のレトロな雰囲気を残しつつ、女性や若い世代が親しみやすいカジュアルな内装になっています。

基本的には素泊まりの宿ですが、1階のカフェ&バーでディナーや朝食を楽しむことができます。宿泊者以外も利用できるので、旅人同士でコミュニケーションができるかも！

客室はツインルームに和室、男性用ドミトリーの大きく3タイプ。障子や格子の細工に職人技がうかがえます。リーズナブルなので連泊もおすすめですよ。

「いかり屋旅館」は、温泉街に面した外湯めぐりに便利な立地の宿です。大正初期創業、木造3階建の建物は情緒たっぷり。温泉地のレトロな魅力を感じたい方におすすめです。

全8室の客室は全て異なる造りで、細かな意匠が美しいです。温泉街に面したお部屋では、夜や早朝の、しっとりとした街の雰囲気を楽しむことができますよ。浴衣姿で温泉街を見下ろせば、気分は大正時代の文豪に。歴史を感じる空間で、ゆったりと読書をするのも良いですね。

1階には2019年5月にオープンしたカフェ「ダルマ」があり、窓際の席からは渋温泉名物「金物屋旅館」を見ることができます。コーヒーやお抹茶をいただきながら、歴史的建造物を眺める至福のときを味わってみましょう。

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「渋白銀屋旅館」は、渋温泉街の石畳を登った先にある旅館。温泉街の中心部なので、外湯めぐりの拠点にもなります。木造の建物は風情があり、階段や廊下など、純和風のしつらえに心が和みますよ。

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多少の古さは感じますが、館内はキレイに整えられています。こじんまりとした和室は一人旅にちょうどいいサイズ感。宿泊費がリーズナブルなのも嬉しいポイントです。お茶を飲みながらぼーっとしたり、読書をしたり。自由気ままな時間が過ごせます。

出典：umetraman1154さんの投稿

夕食は、女将さん手作りの郷土料理。旬の山菜やきのこが入った炊き込みご飯は評判で、ついついおかわりしたくなっちゃいますよ。女将さん特製のカリン酒やプルーン酒は、食後にぜひいただきたいお酒です。

女性一人旅におすすめの宿をご紹介しました。レトロな旅館でしっとり過ごすのもよし、モダンな宿でご褒美気分を味わうのもよし。自分に合う宿を選んで、「渋温泉」での旅行をぜひ楽しんでみて下さいね。