カメラ片手に散策したい♪荘厳でうつくしい東京の教会建築7選

出典：仏女55さんの投稿

職場と自宅の往復で変わり映えのしない景色をみているのなら、美しい建築をみにいきませんか。心が疲弊したとき、殺伐とした世の中を少しでもマシに生きたいとき、人は芸術や美しいものが必要です。きれいなものをみて、キレイな言葉を使う。それだけでも少しは優しい自分でいられそうですよね。

仕事も家事も休憩して、自分のためにゆっくり過ごしませんか。教会といえば、日本建築とはすこし違って色彩や装飾も荘厳で華やかですよね。普段は見過ごしてしまう景色の一部でも、よく見るとその美しさは格別。柱やステンドグラス、壁画や天井画…。眺めるほどに見惚れてしまう特別感のある場所なんです。なかには礼拝に参加したり、聖堂拝観できる教会も♪信仰など難しく考えずに、ふらりと歩いてみましょう。


※教会内部は撮影禁止の場所やマナー等があります。内部撮影を希望する場合は受付に一声かけましょう。

御茶ノ水駅から徒歩約2分の「東京復活大聖堂」。教会を建てたロシア人宣教師、聖ニコライの名から通称“ニコライ堂”とよばれています。日本国内では最大級といえるビザンティン式建築の大聖堂です。建物上部がドーム型になっているのが特徴で、震災等で修復を繰り返してきました。煉瓦壁と土台は1821年の創建当初のまま。歴史が好きな歴女の心もくすぐる教会です。

出典：

内部は静かで厳かな空間。都会の真ん中にいるとは思えない、別世界が広がります。歴史を重ねた空間は、装いだけでなく空気感まで違います。誰でも参加できる”お祈りの日”は、その光景に出会えるチャンス。内部は撮影禁止ですが、肌で感じるだけで十分価値がありますよ♪

出典：Ta_Teさんの投稿

麻布十番駅から徒歩約10分の「安藤記念教会」。大谷石を積んだ重厚な外観と大きなステンドグラスは、一度見たら忘れられない存在感。近くを通るだけで「なんだろう？」と惹かれる人も多いはず。近くで見れば味わい深い建物の質感をより感じられます。思いきって足を止めてみませんか？

出典：

安藤記念教会は築100年を超える歴史ある教会堂で、関東大震災をくぐり抜けた貴重な建物なんです。当時から健在するステンドグラスは、日本ステンドグラス作家の草分け小川三知によるもの。そのデザインに込められた思いや、歴史を想像するだけで感慨深い気持ちになりそう。

出典：kuromu24さんの投稿

江戸川橋駅から徒歩約15分の「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。第2次世界大戦時で消失した聖堂を、1964年に丹下健三の設計で建造しました。古典的な教会のイメージを覆す近代的な建築意匠。美術館や博物館を思わせるモダンな姿が刺激的ですよ。

出典：AllGoodさんの投稿

当時のコンクリート技術を最大限に駆使した天井の高い聖堂。スリットから差し込む光がとても神秘的です。”装飾”とは逆を行く”間”の美学を感じられますよ。この形状にも意味があり、建物全体で大きな十字架を形づくっているんだとか。一度真上から眺めてみたくなりますよね♪

出典：stellaさんの投稿

信仰心はあまりない人でもパイプオルガンの音に癒される。という人も多いのでは。聖堂ではイベントも行っているので、光と音の芸術を楽しみにおでかけするのもいいですね。

出典：

神保町駅から徒歩約7分。「カトリック神田教会聖堂」は、日本初の聖フランシスコ・ザビエルに捧げらた教会です。ロマネスク様式とルネッサンス様式を融合させた建築で、クラシックな雰囲気が素敵♡年間100組以上のカップルが結婚式を挙げているんだとか。ハッピーなオーラをおすそ分けしてもらえそう♪

出典：

聖堂で注目したいのはステンドグラス。祭壇に向かって、左右両脇に第1窓〜第14窓までがズラリと並びます。ひとつひとつデザインが違い、それぞれに意味が込められているんですよ。きっと初めて見る人でも、ストーリー性を感じるはず。想像力を刺激される幻想的な空間です。

出典：

学芸大学駅から徒歩約15分の「カトリック 碑文谷教会（サレジオ教会）」。キリスト教・カトリックの男子修道会です。白を基調とした外観が、ほっこりと優しい気持ちにさせてくれそうですね。晴天に映える美しい洋館は異国情緒たっぷり。カメラを抱えて何枚でもシャッターを切りたくなっちゃいます。

出典：stellaさんの投稿

イタリア産の大理石の柱や、イタリア職人による日本最大級のフレスコ画が美しい荘厳な聖堂。美しい壁画・天井画・ステンドグラス…。眺めるほどにため息がこぼれるような精巧な造りに覆われています。目に映るものすべてが心に迫るような世界観。心が洗われるような時間を過ごせます。

築地駅から徒歩約8分の「カトリック築地教会」。東京の中心地・銀座から最も近いカトリック教会です。入り口に堂々と立つ柱は、宮殿や歴史的な劇場を思わせます。向かい合うだけで心が高鳴るような、新鮮な感覚をおぼえそう。

出典：

1927年に建てられた聖堂。石造りのように見えますが、実は木造建築でモルタル塗りという珍しい建物なんです。木造ならではのぬくもりは、他では感じられない独特の個性。ドラマの撮影にも使われたことのある、雰囲気のある空間です。心静かに佇むだけで絵になりそうな予感がしませんか？

出典：

目黒駅から徒歩約3分の「カトリック目黒教会」。1956年“日本現代建築の父”といわれるアントニン・レーモンドが手がけた歴史的建造物です。聖堂はコンクリート打ちっ放しの斬新なデザイン。500人以上収容可能というダイナミックな空間です。金色の天蓋を背景にした祭壇は圧巻の迫力。一瞬にして心を奪う存在感に言葉を失います。

出典：

聖堂入り口付近にある洗礼室。鮮やかなステンドグラスに彩られ、誘われるように足を運んでしまいます。神聖な雰囲気に囲まれて、つい自分の所作も丁寧になりそう。礼儀正しく美しい気持ちを取り戻すことができるかもしれません。

眺めているだけでも心が洗われる教会建築。都内だけでもたくさんのスポットがあります。美しい建物を撮影する楽しみや、心をリセットさせる清々しさ。自分だけのお気に入りの教会をみつけてみませんか？きっと週末の過ごし方にバリエーションが生まれるはずですよ♡ぜひ、お出かけしてみてくださいね。