2020年03月13日
【京都】早起きして宝探しをしよう♪神社仏閣で開催される骨董市5選
京都で毎月開かれる「骨董市」。ここでは貴重な骨董品や古道具、日用品など、様々なものが売買されているんです。今回は、特に神社仏閣で開催される骨董市に注目してみました。骨董品のお店以外にも、食べ物の出店があるので京都のグルメも堪能できますよ。お店を一通りみたらそのまま神社仏閣へ参拝しましょう。一度に「骨董市×グルメ×参拝」のよくばり女子旅ができるのは神社仏閣での骨董市だからこそ。今回は、毎月の開催日ごとに骨董市をご紹介します。旅行の日程に合わせてぜひ行ってみてくださいね。
目次
出典:www.instagram.com(@lemonlime0809)
京都には何度も旅行に行って、有名な観光地はほとんど制覇しちゃった…。こんな人におすすめしたいのが「京都の骨董市」です。開催日が限られているため、地元の人たちも心待ちにしているイベントなんです。開催場所は神社仏閣が多く、普段凛とした空気が漂う場所もこの時ばかりはワイワイ賑わい活気があります。ディープな京都を味わいたいなら、早起きして「骨董市」に出かけてみましょう♪
骨董市はすべて現品一点ものばかり。その時にしかない「運命の出会い」が待っているかもしれませんね。友達と一緒に回るのも良し、時間を決めて思い思いに探し回るのも良し。買ったものをお互いに見せあうのも楽しい思い出になりそうですね。お腹が空いたら出店や周辺のグルメを堪能できるのも嬉しいポイント♪今回は、そのまま参拝が楽しめる神社仏閣で開催される骨董市に注目してご紹介していきます。
※開店・閉店時間は、季節や気候、お店によって異なるので、事前に公式サイトを確認の上お出かけください。
毎月第一日曜日に「東寺」で開催される「ガラクタ市」。後ほどご紹介する「弘法市」よりもマニアックな市で、お店の人が「目利きのお客さんが多いから半端な商品は持ってこられない」と言うほどなんだとか。骨董品や古道具を中心に約100店舗ほどが立ち並び賑わっています。開催時間は朝5時頃から16時頃までとされていますが、昼過ぎには店じまいしてしまうお店も多いので早朝に行くのがおすすめですよ。
「東寺」は現在残っている唯一の平安京の遺構で、世界遺産にも登録されています。見所はなんといっても高さ約55メートルの「五重塔」。木造の建築物としては日本一の高さを誇り、空海が唐から持ち帰った「仏舎利」が納められています。近鉄電車「東寺駅」から徒歩約10分なので、新幹線を降りたその足ですぐに行くことができますよ。
東寺(教王護国寺)の詳細情報
出典:www.instagram.com(@moluna_jewelry)
毎月第二土曜日に平安神宮内の「岡崎公園」で開催されるのが「平安楽市」です。出店の条件が“ハンドメイドであること”なので骨董品は並びませんが、ぬくもりを感じる雑貨やアクセサリーを買うことができますよ。ハンドメイドのアクセサリーが並んでいると、ついついお店に引き寄せられてしまいますよね。せっかくの女子旅なので、お友達と色違いで買って一緒に付けるのも素敵ですよ。
出典:www.instagram.com(@vannerie2014)
持って帰るのにかさばると分かっていても欲しくなるのが、かご類です。カバンとしても、インテリアの整理用にも大助かりのアイテムですよね。クリエイターの皆さんが一生懸命作った品物が揃う「平安楽市」。ハンドメイドだからこそ同じものは二つとありません。気になるものがあったら、ご縁があったということ。思い切って買っちゃいましょう♪
出典:www.instagram.com(@riche_huit)
出店のスイーツももちろん手作りです。その素朴な雰囲気は、どことなく安心感がありますよね。こちらは「Riche 焼き菓子店」のマドレーヌ。食べ歩いてもいいですし、お土産にしても喜ばれますよ。いろいろなお店で気になる少しずつスイーツを買い集めて、夜ご飯後のお楽しみにするのも良いですね。
地下鉄「東山駅」から徒歩約10分の場所にある「平安神宮」。明治時代に平安遷都1100年を記念して建てられました。平安京を再現した神社で、京都の定番観光スポットなんです。写真の「應天門(おうてんもん)」のほかにも、日本有数の大きさを誇る「大鳥居」、約1万坪もの庭園「平安神宮神苑」など見応えたっぷり!平安楽市は、應天門と大鳥居の間にある「岡崎公園」で開催されますよ。
平安神宮の詳細情報
平安神宮
- 住所
- 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
- アクセス
- 1) JR京都駅から市バスで30分 2) 地下鉄東西線東山駅から徒歩で10分
- 営業時間
- 8:30〜17:30 神苑 [11月〜2月] 8:30〜16:30 神苑 8:30〜17:00 神苑、3/1〜14・10月 6:00〜18:00 本殿・境内 3/15〜9/30月 6:00〜17:30 本殿・境内 2/15〜3/14・10月 [11月〜2月] 6:00〜17:00 本殿・境内
- 料金
- 大人 600円 神苑拝観料 備考 参拝は無料
出典:www.instagram.com(@goinghome38)
毎月15日に「百萬遍知恩寺」で開催されるのが「百万遍さんの手づくり市」です。「手づくり市」なのでもちろんすべてハンドメイド。こちらは、胡桃の木板を曲げて作られた下駄です。シンプルで美しいフォルムに目が釘付けになりますね。他にも、衣類やバッグ、雑貨、食べ物など作り手の見える品物が並び、ワクワクしてきますよ。
出典:www.instagram.com(@r_and_official)
たくさんのお店を回ってお腹が空いてきたら、「Café R + Rワッフルファクトリー」の「ロリポップワッフル」をパクリ。こちらは京都府木津川に店舗がありますが、お店のある場所まで行かずとも可愛いスイーツが食べられるのが嬉しいですよね。バーがついているので手を汚さずに食べられますよ。北海道産バターと牛乳で練り上げるなどこだわりの素材で作られたワッフルは、コクがあってとっても美味しい♡ワイワイした雰囲気の中で買うと楽しさや嬉しさもプラスされてより印象に残りますね。
出典:www.instagram.com(@ssa1008ssa)
開催場所の「百萬遍知恩寺」は、京阪電車「出町柳駅」から徒歩約10分の場所にあります。後醍醐天皇の勅令を受けた法然上人が、弟子達と念仏を百万遍(百万回の意)唱えたところ、流行していた疫病が治まったということから「百万遍さん」と呼ばれるようになりました。写経会は毎月15日だけなので、ぜひ手づくり市と合わせて参加してみてくださいね。
百萬遍知恩寺の詳細情報
和菓子で使われる菓子木型を売っていることも。他にも、器や着物、帯など様々なお店が出ているので、見ていて全く飽きません。「弘法市」に並ぶ骨董品や小道具は、長い時を経て人から人へと渡ってきています。自分の手元に回ってきたのもご縁があってこそ。時間の重みを感じ、大切に使いたくなりますね。
出典:www.instagram.com(@chierry.wan.love)
美味しいグルメは東寺の出店だけに留まりません。東寺周辺のお菓子屋さんでは、弘法市の21日だけ現れるメニューがあるんです。東門近くの「御菓子所 東寺餅」では、この日だけ「よもぎ大福」を店頭で焼いてくれるんです。焼くことで香ばしさが増すこともあり、この日を狙って買いに来るファンもいるんだとか。他にも「おかもと」のだし巻き玉子や「日の出老舗」のみたらし団子も21日限定です。お腹がいくつあっても足りませんね。
東寺(教王護国寺)の詳細情報
「天神さん」こと「天神市」は、道真公の命日である25日に実施される骨董市で、東寺の「弘法市」とともに「京都二大骨董市」といわれています。開催日はいつも活気がありますが、特に「初天神(1月25日)」、「梅花祭(2月25日)」、「終い天神(12月25日)」は普段以上に人出があるんだとか。
出典:www.instagram.com(@suzzzuka)
櫛や帯留め、数珠…。職人技が光る品々は、見ているだけでうっとり♡運命の逸品に出逢うには、午前中早めの訪問がベストですよ。
北野天満宮 (天神さん)の詳細情報
北野天満宮 (天神さん)
- 住所
- 京都府京都市上京区北野馬喰町
- アクセス
- JR京都駅から市バスで30分
- 営業時間
- 4月〜9月:5時〜18時 10月〜3月:5時30分〜17時30分
- 料金
- 宝物殿(1月1日、12月1日、毎月25日に開館)9:00〜16:00 一般1,000円/中・高校生500円/小学生・修学旅行生250円(未就学児童無料)
あわせて読む
紅葉の名所!“天神さん”こと京都「北野天満宮」を満喫♪
出典:www.instagram.com(@shashinzakka)
京都旅行に行くなら、ぜひ楽しんでほしい「骨董市」。たくさんのお店が出ているので「自分だけの宝物」がきっと見つかるはず。お腹が空いたら京都グルメを堪能し、その足で神社やお寺へGO!「骨董市×グルメ×神社仏閣参拝」の欲ばり女子旅ができちゃいます。次の旅行は骨董市に合わせ行ってみてくださいね。いつも以上に大満足の旅行になりますよ。