2016年07月22日
京都を満喫!世界遺産「東寺」は五重塔だけじゃない!おすすめの見どころをご紹介
京都観光では、駅からも徒歩で向かえる事から最初にアクセスする人も多い世界文化遺産の『東寺(教王護国寺)』。春は桜、秋には紅葉も美しく重要文化財と合わせて見応えもたっぷりです。毎月行われる京都の風物詩“お砂踏み”や“骨董市”など、通年通して楽しみたい、東寺の魅力を楽しんでください。見逃せない女性向けのかわいいお守りや、隠れたパワースポット、京都といえば“湯葉料理”もご紹介します。
真言密教根本霊場として多くの人々から信仰を集めてきた『東寺』は、その名の通り密教の世界観を存分に感じることができる素晴らしいスポット。毎朝6時から御影堂で行われる生身供では、空海が持ち帰った仏舎利を頭と両手に授けて貰うことができます。東寺を存分に感じるのなら早朝からじっくりと楽しんでください。
一番最初に建設されたのが、この『金堂』だそうです。1596年、大地震により東寺は崩壊してしまいますが、豊臣秀吉の寄進で金堂が再建されました。重要文化財・薬師如来坐像(本尊)は、日本最大の大きさでもあり、日光菩薩・月光菩薩の両脇侍像とともに穏やかなお顔で参拝者を見守ります。
五重塔で有名な東寺ですが、それ以外にも見逃せないスポットはたくさんあります。『御影堂(みえいどう)』は国宝指定となっているだけでなく、弘法大師・空海が暮らしていた事でも有名です。2体の仏像が安置され弘法大師の命日である21日と早朝6時の「生身供」に御開帳されます。ぜひとも京都の秘仏を楽しんで帰りましょう。仏堂でありながら、住居風の建築に見えるのも弘法大師・空海が住まっていた証なのです。
金堂裏側にある『講堂』の中には、21体の密教尊と立体曼荼羅があり、密教の世界を存分に楽しむことができます。ここではたくさんの僧が学問を学び、密教について知識と理解を深めていきました。
東寺の国宝は五重塔だけではありません。壬生(みぶ)通り沿いにある『蓮華門』は、境内から西に向かって歩くとあるのですが境内からは見ることが出来ないので知らずに帰る人も多いようです。妻飾りの装飾は鎌倉時代のものを再建したもの。この素晴らしい蓮華門を見ずして帰ることなかれ!
大きな亀の上に碑が立っているの『尊勝陀羅尼の碑 (そんしょうだらにのひ』は、御影堂の南側にあります。この石碑の回りを回り、亀を撫でてから自分の悪い部分を撫でると病気が治ると信じられていて隠れたパワースポットになっているのですよ。
木造塔として日本一の高さを誇る『五重塔』は、幾たびの火災や震災で焼失しています。現在の五重塔は、徳川家光により再建されたもの。豊臣秀吉から徳川家光まで、多くの戦国大名がこの東寺と関わっていることも、なにか不思議な縁を感じずにはおられません。
京都に友達に会いに来ています( ̄▽ ̄)
— Maty (@Maty_to_be) 2016年6月25日
朝は東寺!中高生に混じって向かいました。 pic.twitter.com/xBZXmVzr1W
品種が多く、桜を長く楽しめるのがポイント。五重塔や御影堂との桜のコラボは昼も夜も美しく圧巻です。
2月下旬から早咲きの河津桜が楽しめます。
五重塔近くの庭園には、河津桜や梅が3月から芽吹き気品ある芳香が鼻を擽ります。4月にはいると、ユキヤナギや新緑にソメイヨシノが堀を彩るなど京都の春を感じさせてくれます。
夜のライトアップも素晴らしいもので、比較的人が少ないので穴場です。不二桜と五重塔のショットも素晴らしいですが、ここでは五重塔を下から眺めるのがおすすめ!桜が降り注ぐように見え、なんとも言えない不思議な気分を味わう事ができますよ。
テレビで東寺の桜がー!!
— 緋茜(あかね)10日TDC豪快 (@akane_hime_x) 2016年4月18日
こないだ生でライトアップまで見てきたぞここは本当に美しすぎて泣いた…✨ pic.twitter.com/dzyYuTAEuV
京都の冬は比較的観光客も少ないので、ゆっくりと楽しむチャンス!五重塔の内部は、お正月と春秋の特別拝観の会期中なら拝観可能です。しっとりした旅を楽しむなら、冬の東寺を訪ねてみましょう。
2015年1月3日、久しぶりの大雪に、東寺に行って、雪景色を撮ってきました。 pic.twitter.com/epLM9J3YYS
— takachan (@takachan4123) 2015年1月7日
東寺は初詣になるとたくさんの人がやってきます。神社以外に初詣?と思いますが京都ではお寺の初詣は普通のこと。病気平癒や合格祈願のご利益が有名です。女性向けのお守りがとても多く、厄除けや「美守(美し守り)」、癒しの音色を奏でる鈴のお守りなどが人気です。
ほかには、水引で丁寧に結んだ藤の花の姿が珍しい「上品(じょうばん)守」。美しい藤の花のように“豊かな心と品性”が備わるように祈願したもの。サクランボにハートがついた「恋の実」も、こっそり持ちあけるかわいい恋のお守りとしておすすめ。女性らしい優しいピンクやハートを使うなどの工夫もされていて、見ているだけで気持ちも穏やかになります。
東寺の特別公開を観に行った祖母が御守りを買ってきてくれました。嬉しい。綺麗☆ pic.twitter.com/32RAkC8FDN
— くぼりえ (@rie_kubo) 2016年5月17日
東寺のさまざまなイベントや行事は見逃せません。毎月21日には「食堂(じきどう)」で“四国八十八ヶ所巡礼”を再現したお砂踏みが行われます。
残念ながら、五重塔や宝物館は一般公開は行われていませんが、期間限定で内部を見ることが可能です。秋には「宝物館」の“秋期特別展”、2017年には“第51回目の京の冬の旅 文化財特別公開”で五重塔が拝観できるようです。期間は未定ですので、東寺のホームページから確認してください。
今日は母の日。母が珍しく(^^; 東寺に行きたいというので、車出動して京都へ。東寺では五重塔内部と小子房と宝物館が特別公開されていました。 pic.twitter.com/v3Wx3kF98X
— かっしー (@herosunrise62) 2016年5月8日
東寺の敷地内で毎月第1日曜日に行われるのが『がらくた市』。掘り出し物がたくさんあるので、骨董品だけでなく仏像なども手に入れる事ができます。
フリーマーケット感覚で回れることや、手作りの作品や珍しいものがたくさん並びます。東寺らしく、仏像なども並ぶので気になる人はゆっくり回ってみましょう。
これも東寺のがらくた市でGET☆備前焼の一輪挿し。 pic.twitter.com/z1Ahjc7oLJ
— 瀧川 紫苑 (御琴) (@tamayurabetuin) 2016年5月1日
毎月21日に開催される『弘法市』は、がらくた市とはまた違いお祭り気分で楽しむ事ができます。こちらも、フリーマーケットのような雰囲気なので老若男女問わずたくさんの人!!屋台もたくさん並ぶので、デートにもおすすめします。
本日21日は東寺の弘法市でした。ミニ盆栽が増えてる様な⁉ pic.twitter.com/Afyuw8Q0gB
— アマテラス (@GenjhgGenji211) 2016年6月21日
京都駅から「東寺」に向かうのは、徒歩か電車が定番です。京都駅八条口から徒歩15分または、近鉄京都線(2・3・4番線)の奈良方面ゆきに乗車、「東寺駅」で下車後、徒歩で10分です。
東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
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京都観光を楽しむなら、やっぱり王道の和食でしょう。健康に美容によい大豆と美味しい水でつくられる「ゆば」は、食べ物の味を生かした京都伝統の味です。本当の美味しさに触れられた時、笑顔が思わずこぼれてしまいますよ。
湯葉にの詳細情報
湯葉に
西大路 / 日本料理、豆腐料理
- 住所
- 京都府京都市南区九条大路新千本下ル唐橋経田町7
- 営業時間
- [月] 11:30 - 18:30 [火] 11:30 - 18:30 [水] 11:30 - 18:30 [木] 11:30 - 18:30 [金] 11:30 - 18:30 [土] 11:30 - 18:30 [日] 11:30 - 18:30 ■ 定休日 なし (年末年始の営業はホームページで告知)
東寺の門前にある『御菓子司 東寺餅』は、創業100年の歴史ある和菓子店。こちらの「東寺餅」は外の皮ふんわりしているのに、中はあんこがぎっしり!濃い目に煎れた緑茶に合うそう。観光の箸休めにも、お土産にもぴったりなので立ち寄って帰りましょう。
東寺に行くと必ず買うお餅屋さん。東寺餅も美味しいんだけど、私は亥の子餅の方が好き〜。ニッキ最高! pic.twitter.com/a3v6OMQLpD
— はちみつクマ (@rin88kaduki) 2016年5月23日
御菓子司 東寺餅の詳細情報
御菓子司 東寺餅
東寺、梅小路京都西、京都 / 和菓子
- 住所
- 京都府京都市南区東寺東門前町88
- 営業時間
- [月] 07:00 - 19:00 [火] 07:00 - 19:00 [水] 07:00 - 19:00 [木] 07:00 - 19:00 [金] 07:00 - 19:00 [土] 07:00 - 19:00 [日] 07:00 - 19:00 [祝日] 07:00 - 19:00 ■ 定休日 毎月6・16・26日 (日曜日・祝日は営業)
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
『東寺』の諸仏は秘仏とされてきたものが非常に多く、金堂が桃山時代に再建されたときに製作されたものも含めて、非常に穏やかなお顔です。建築の素晴らしさに加えて、四季を通してさまざまな表情を見せてくれる素晴らしいスポット。心穏やかに過ごしたくなったら、ここで悟りに近づいてみてはいかがでしょうか。
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