可愛い鳴子こけしを求めて一人旅♡こけ女におすすめの観光スポット8選／宮城県・鳴子温泉郷

昔から多くの人に愛されてきた「こけし」。戦前、高度経済成長期に続き、現在は「第三次こけしブーム」が巻き起こっているんだとか。こけしを愛でる女性のことを「こけし女子(こけ女)」と呼ぶなど、こけし熱が高まっているんです♡そんなこけしLOVEの女性におすすめしたいのが宮城県の「鳴子温泉郷」への一人旅！

出典：otumami21さんの投稿

「鳴子温泉郷」は、「鳴子温泉」、「東鳴子温泉」、「川渡温泉」、「中山平温泉」、「鬼首温泉」の5ヶ所の温泉地の総称です。山や渓谷などの豊かな自然の中にあり、温泉施設や宿泊施設、お土産屋さんが立ち並ぶ宮城県屈指の温泉街なんですよ。日本にある11の泉質のうち、9種類が鳴子温泉郷に集まっていることから“温泉のデパート”とも称されるのだとか。「湯めぐりチケット」も販売されており、気軽に色んな温泉に入浴できるのも魅力の一つです。

そして鳴子温泉郷と言えば「鳴子こけし」！鳴子温泉郷は“日本三大こけし”の一つ「鳴子こけし」の産地でもあり、看板や電話ボックス、マンホールなど町のいたるところでその姿を見ることができます。こけしと言えばココ！というほどこけしと地域が密着している土地なんですよ。「鳴子こけし」の特徴としては、“⾸を回すとキイキイと⾳が鳴る”、“胴体にくびれがあり裾に向かって広がっていく”、“胴体にろくろ線や菊の模様が描かれている”などが挙げられます。ぜひ町中のこけしを観察してみてくださいね。他にも温泉郷内にはこけし専門店やこけしカフェなどがあり、まさにこけしの聖地♡

こけし工人が作るこけしは一つとして同じものがなく、一期一会の貴重な出会いです。そんな貴重な出会いを求めて一人旅なんていかがですか？一人旅なら誰にも気をつかわずに自分のペースで行動でき、好きなだけ時間をかけてこけしを探せますよ。こけし三昧の時間にきっと心が満たされていくはずです。歩き疲れたら鳴子温泉に入浴して疲れを癒すのもいいですね。今回の記事では、鳴子温泉郷にある可愛いこけしに出会えるスポットをご紹介していきます。

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「鳴子温泉駅」から徒歩約5分の「大沼こけし店」。看板やのれん、引き戸の取っ手にこけしが描かれています。店構えからこけし愛が伝わってきますね。

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店内は、伝統の鳴子こけしをはじめ、「こけしおり」や「折こけ紙」など、こけし専門店ならではのユニークなグッズが販売されています。

出典：www.instagram.com(@c.design.youkaen)

こちらは株式会社ユー花園とのコラボ商品「コケシウム(KOKESHIUM)」です。「こけし×ハーバリウム」の組み合わせが新しいですね。2つのサイズと4つのカラーから選べるので、自分好みのコケシウムにすることができますよ。こけし好きな人への贈り物にも最適♡大沼こけし店の他にも、ユー花園の公式SHOPサイトからも購入可能です。

画像提供：桜井こけし店様(https://www.sakuraikokeshiten.com/)

「鳴子温泉駅」から徒歩約5分、こけし通り沿いにあるのが「桜井こけし店」です。鳴子こけしの創始者と言われる故・大沼又五郎氏から代々技術を継承し、現在は5代目の櫻井昭寛氏がその技術と精神を引き継いでいます。入口では大きなこけしがお出迎えしてくれますよ。

出典：www.instagram.com(@sakuraikokeshiten)

店内にはたくさんのこけし達が並んでいます。時間を忘れて、一つひとつじっくりと見て回りたくなりますね。絵付け体験も可能で、「鳴子こけし」・「ペン立てこけし」・「お手紙こけし」の3つのタイプから選べます。大切な人へ「お手紙こけし」を送れば、もっと仲が深まりそう。

画像提供：桜井こけし店様(https://www.sakuraikokeshiten.com/)

伝統的なこけしはもちろん、最近ではパステルカラーや蛍光色、国産の自然塗料を使ったこけしも制作しています。そのバリエーションの多さから海外の方にも人気なんだとか。こちらはスモーキーカラーの「waon(わおん)シリーズ」です。格好良いですね。落ち着いた色合いなので、どんな空間にも自然になじんでくれます。

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「鳴子温泉駅」から車で約5分のところにある「こけしの松田工房」。伝統ある鳴子こけしはもちろん、こけしモチーフの斬新で恰好良いアイテムも制作しています。絵付け体験もできるので、鳴子を訪れたらぜひ立ち寄りたいお店です。

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こけしの形をした「こけし印鑑」は胸キュンもの！使う度にワクワクしますよ。他にも、こけし型LEDライトなど実用的なこけしグッズがたくさん♡長く使えるのが嬉しいですよね。

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海外の方に人気なのが、松田工房で製作、designshopでの販売商品「NARUKO Kokeshi Bottle Cap(なるこ こけし ぼとる きゃっぷ)」。建築家の隈研吾氏が中心となり立ち上げた、東北復興支援プロジェクト「East Japan Project」から生まれました。無地を含めた4色展開のキャップをはめれば、ペットボトルがスタイリッシュなこけしに早変わり！日々の生活にこんなお洒落なこけしを取り入れてみては？

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「鳴子温泉駅」から車で約5分の「岩下こけし資料館」。こちらではこけしに関する様々な貴重資料を観ることができます。その展示数は“東北一”とまで言われているんだとか！日本最古のろくろで作られた「古木器」や「秀吉の免許状」、「織田信長の免許状」など、貴重な文書や展示物は一見の価値あり！

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ガラス越しにこけし制作の見学も可能です。館内で学んだ後に見学したら、たくさんの新しい発見があるかもしれませんね。こけしやストラップ、土鈴の絵付け体験もできますよ。こけし工人の方が丁寧に教えてくれるので絵が苦手な方でも安心ですよ。出来上がったこけしには職人が艶を出して仕上げてくれるので、プロ並みのオリジナルこけしができるかも。

赤や黄色、青などのお花が描かれた華やかなこけしもありますよ。優しい笑顔で癒しオーラ満載♡心がほっこりしますね。

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鳴子温泉新屋敷、「鳴子温泉駅」から徒歩約5分のところにある「こけしの岡仁」。伝統的な鳴子こけしをつくっている専門店で、入り口のところに工房があります。つい足を止めて魅入ってしまいますよ。「湯治旅館岡崎」という自炊宿も経営しているので、こけし三昧の1日が過ごせますよ。

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店内には、様々なこけしがズラリ！運が良ければ、作りたてのこけしが見られるかも？一対になっている「夫婦こけし」や正座をした姿を表現している「ねまりこけし」も人気があります。お店は不定休なので、絵付けを体験したい方やこけしを買いたい方は事前にお問い合わせを。こけしの制作時に出る木製チップは無料で頂けるのだそう！ハムスターや小動物の寝床にいいですね。店舗に行ける方限定なので、ぜひ公式サイトから連絡してみてくださいね。

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１体の大きなこけしかと思いきや…こけしの胴部分にミニこけし！珍しさに何度も見ちゃいそう！こんなユニークで素敵なこけしがいたら、お家にお迎えしたくなっちゃいますね♡こけしとの出会いは一期一会。気になるこけしに会えたら、迷わず購入するのがおすすめです。

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「鳴子温泉駅」から車で約10分の「日本こけし館」。童話作家の深沢要さんのコレクションが寄贈されたり、こけし祭りでの奉納こけしが贈られてきたことがきっかけで建てられたのだそう。ニッコリ笑顔の大きなこけしが目印です。訪れたら駐車場にもご注目を。地面にこけしの絵が描かれているんですよ。

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こちらでは、鳴子こけしをはじめ様々な系統のこけしが展示されています。職人さんがこけしをつくっている実演コーナーを見たり、こけしの絵付け体験をしたりすることができますよ。熟練の技に魅入ってしまいますね。

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日本こけし館の隣にある「皇太明神神社」には木地師の祖神“小野宮惟喬(おののみやこれたか)親王”が祀られており、こけし工人がお参りに来られるのだそう。木地師が使う“ろくろ”は廻ることから「幸運や良縁が廻ってくる」とされ、開運のスポットとしても知られています。幸運や金運、良縁が回ってくるように、静かにお参りをしましょう。

出典：an&bnさんの投稿

「川渡温泉駅」から車で約5分の「準喫茶カガモク」(「純」喫茶ではないのでご注意を)。こけし雑貨とスイーツ、軽食が楽しめるお店です。1歩店内に入れば、そこはこけしワールド！店内のいたるところにこけしがいるんです！

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おすすめはドーナツ。なんと、サクサクのドーナツの穴からこけしが顔を出しているんです！こけしは、スプーンの柄やミルクピッチャーの蓋、シュガーポットのつまみにも♡他にもいないかなとゲーム感覚で探したくなりますね。こけしまみれの幸せを感じられますよ。

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こちらは「KOKESHIDO CAFE」です。こけしグッズや鳴子土産を販売する「こけし堂」が、季節の節目にオープンする期間限定カフェです。開放的な窓からは雄大な鳴子の山々が一望でき開放的な気持ちになれます。場所は「鳴子温泉駅」から徒歩約5分。同じ建物の「桜井こけし店」に寄った後に訪れるのがおすすめですよ。オープン日は公式Instagramを確認してくださいね。

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こちらは、2019年こけし祭り限定のメニューです。「森の香本舗(もりのかほんぽ)」の和菓子3点セット(萩の焼き印入りお煎餅、和三盆の“枝豆”、すはま粉やきな粉を混ぜた“こけし” )に加え、“ゆきむすび玄米ワッフル”、季節のソーダ(桃)など。ペーパーや和菓子がこけしモチーフになっていてほっこりしますね。素材にこだわったお菓子は、心もお腹も満たしてくれます。

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毎年8月下旬ごろ～9月上旬ごろに開催される「全国こけし祭り」。大きなこけしのハリボテが練り歩くパレードや「こけし供養祭」、「こけし奉納式」、「こけし制作実演即売会」など、こけしづくしのお祭りが開催されます。大きなこけしがゆらゆら練り歩く様子はシュール…！でも、地元の方や観光客が大勢詰めかけ、熱気にあふれたお祭りなんです。ホテルや宿の予約はお早めに！

出典：www.instagram.com(@musubiya_npo)

お祭り中は、こんなキュートな出会いもありますよ。こちらは鳴子米“ゆきむすび”を使用した「こけしおむすび」です。数量限定なので真っ先にゲットしたいところ。食べる前の撮影は必須ですね♡

出典：www.instagram.com(@m.yura222)

お土産はもちろん、こけしづくし♡パンフレットやフライヤーなどもかわいいので毎年訪れる楽しみがありますね。

鳴子温泉郷はこけしの聖地！伝統こけしはもちろんモダンなデザインのこけしとも出会えますよ。今回ご紹介したお店以外にも素敵なお店や工房がたくさんあります。ぜひ訪れて自分だけのこけしを見つけてくださいね。たくさん歩いたら鳴子温泉で体の疲れも癒しちゃいましょう。こけしと温泉の両方楽しめる素敵な旅になりますよ。