2020年05月13日
京都の歴史と雅を感じる♪素敵な和菓子カフェ「虎屋菓寮 京都一条店」
京都への女子旅。せっかくなら和を感じる素敵な空間でお腹も満たしたいですよね。そこでおすすめなのが「虎屋菓寮 京都一条店」。京都好きなら一度は訪れたい歴史深い観光地「京都御苑」のほど近い場所にあり、和風庭園を眺めながら、美味しい和菓子が楽しめます。おしゃれな空間でいただく色とりどりな生菓子や甘味はどれも絶品ですよ。御苑内では季節ごとに美しい自然を見せてくれる庭園を初め、厳かな姿を見ることができます。京都の歴史にふれた後は、雅な空間で美味しく甘い和菓子に心満たされちゃいましょう♪
京都好きなら一度は訪れたい場所、「京都御所」。ここは平安遷都から明治になるまで歴代天皇のお住まいだった所で、その古来の姿を今日も見ることができる由緒ある建物です。京都御所内の広大な敷地の中には、海外からの貴賓をもてなすために建てられた「京都迎賓館」など、歴史的な建物が数多くあります。どれも平安時代の面影が感じられる風情あるものばかり。京都に流れる長い歴史の中でも、最も伝統ある部分にふれることができます。
「京都御所」では四季折々さまざまな自然が鮮やかに御所内を彩ります。春には梅や桜が咲き誇り、夏には京都を代表するイベントである「五山の送り火」が、秋には色鮮やかな紅葉が見事に御所内を染める様は、見ているだけで心を穏やかにしてくれますよ。また、春と秋には「雅楽」や「蹴鞠(けまり)」といった伝統的な宮廷文化を再現するイベントも開催され、風流な景色を見ることができます。
京都御所は「京都御苑」内にあり、その敷地は東西約700m、南北約1300mと広大です。たくさん歩いて観光した後は、一息つきたくなりますよね。せっかくの京都旅ですから、京都らしい和の空間へ、美味しい和菓子を食べに行ってみませんか?歴史を感じる趣もそのままに、女子心をくすぐる和カフェでくつろいじゃいましょう。
「京都御所」の通りを挟んで真向かいに位置するのが、「虎屋菓寮 京都一条店」。虎屋と言えば全国的に有名ですが、元々は室町時代に京都で創業され、東京遷都とともに天皇にお供して東京へと本社を移したそう。こちらの「虎屋菓寮 京都一条店」は、400年以上もの長年にわたり御所に仕えてきた格式高いお店です。店構えからして高級感漂うお店は、入る前から胸が高まります。
お店の中へと足を踏み入れると、そこには京都の和を感じる雅な世界が♡菓寮の奥には美しい緑が映った水面が印象的な和風庭園が、京都御所の風格を彷彿させる和建築の建物の中には、非日常ながらも和の落ち着きを感じる空間が広がっています。外の喧騒を忘れ、時の流れを緩やかに感じることができますよ。
菓寮内には稲荷社や江戸時代に建てられたお蔵などがあり、京都らしさを感じるポイントがたくさん。美しい緑に京都らしい風景を眺めながらいただく甘味は、京都旅に特別な思い出を加えてくれるはずです。
店内は優しい色合いのライトが灯る落ち着いた内装のデザインで、居心地は抜群。日本の文化に関わる書籍が約600冊も用意されていて、自由に見ることができます。時間を忘れて日本文化の世界に浸るのも、京都旅ならではの経験となりそうですね。
気候が良い季節にはテラス席も解放されます。静寂に包まれた癒しの空間で、甘い和菓子と凛とした外の空気も愉しめるなんて、なんとも贅沢ですよね。丁寧に飾られた生け花が日本の優美な文化を感じさせていて、上品な雰囲気が漂います。
「虎屋菓寮 京都一条店」でぜひ食べてほしいのが、季節ごとに変わる生菓子。その色鮮やかな見た目は、見ているだけで幸せな気持ちになれるほど美しく可憐な姿。こちらは向日葵をモチーフにした生菓子。どの生菓子もとても繊細で、うっとりしてしまいます。
生菓子には、モチーフにされた風景が描かれた栞がついてきます。それぞれの生菓子がどんな情景を元に作られたのか、想像しながらいただいてみましょう。特別な風情を味わうことができますよ。
生菓子は、とらやが誇る抹茶とのセットメニューが人気。甘い生菓子を食べた後にほろ苦い抹茶を口にするバランスの良さは格別です。苦い抹茶が苦手な人には「抹茶グラッセ」がオススメ。渋さの中に爽やかさが感じられる冷たい抹茶にシロップを入れて飲むと、甘みが引き立ってとっても飲みやすいですよ。
せっかくだから渋い抹茶を楽しみたい!という人は温かい抹茶をオーダーしちゃいましょう。本格的な点てたての抹茶は、さすがの風味を感じます。雅やかな緑の庭園と、色鮮やかな生菓子、そして抹茶の深い緑。その美しさに心奪われます。
「虎屋菓寮」で人気のもう1つのメニューが「あんみつ」。目の前に運ばれて来た瞬間からテンションが上がるその見た目の華やかさは、とってもフォトジェニックでつい写真を撮りたくなるはず。蜜は黒蜜または白蜜から選ぶことができ、どちらのお味も「さすがのとらや!」とつぶやきたくなる美味しさ♡「虎屋菓寮」に来たらぜひ食べたい一品です。
あんみつの中央には滑らかなこしあんが。その周りを正方形にカットされた寒天や羊羹が彩ります。小粒で上品なお味の小豆が散りばめられ、その上には紅白のお餅が。1つずつ味わったり、色んな味を同時に楽しんだり、様々な楽しみ方ができちゃいます♪
色とりどりの寒天の中にはお花や葉っぱの形にくり抜かれているものもあって、見た目の可愛さを引き立てています。1つ1つ丁寧に作られているのが伝わってきますね。じっくり眺めてその細やかな美意識に心奪われちゃいましょう♡
虎屋菓寮では季節限定のメニューもあり、こちらも魅力的なものばかり。夏に販売される「かき氷」の中でも一番人気がこの「宇治金時」。鮮やかな緑色の抹茶シロップは宇治抹茶と和三盆糖で作られており、とっても濃厚。一番下には小倉餡が隠れていて、最後まで美味しくいただくことができます。夏の京都に来たらぜひ食べたい珠玉の逸品です!
こちらも夏限定メニューの「冷やし白玉あずき」。虎屋ならではの小豆の美味しさを楽しむことができます。小豆ってこんなに味がしたんだ!というほど濃厚な小豆の味に、きっと驚かされるはず。モチモチの白玉とも相性抜群です。
冬限定メニューには「お汁粉」もあります。こちらも夏限定メニューの「冷やし白玉」と同じく小豆の美味しさを感じることができる一品。京都の厳しい寒さを和らげてくれる温かいお汁粉は、冬に食べると身に沁みる美味しさです。小豆の上品な甘さに少し焦げ目がついたお餅がほろ苦さを足していて、絶妙なバランス!味覚まで見事に演出されています。
虎屋菓寮 京都一条店 の詳細情報
虎屋菓寮 京都一条店
今出川 / 甘味処、和菓子、かき氷
- 住所
- 京都府京都市上京区一条通烏丸西入ル
- 営業時間
- [月] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [火] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [水] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [木] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [金] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [土] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [日] 10:00 - 18:00(L.O. 17:30) ■ 定休日 元旦/毎月最終月曜日(祝日、12月は除く)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
いかがでしたか?素晴らしく京都らしさを感じる「虎屋菓寮 京都一条店」の魅力をご紹介しました。虎屋の菓寮は、どの甘味も絶品で見た目にも美しいものばかり。きっと何を食べようか迷ってしまうはず。そんな時間もまた楽しいですよね♪京都の歴史と季節を感じることができる「京都御所」を観光した後は、こちらの菓寮で静かにのんびりと過ごしてみませんか?日常を忘れて、至福の京都時間に満たされちゃいましょう♡