下呂温泉でのひとり旅に。女性にやさしい宿「こころをなでる静寂 みやこ」

特別な理由はないのに、気分が全然あがらない時ってありますよね。そのせいか仕事のミスが続いたり、パートナーと小さないざこざが起きてしまったり…。負の連鎖を感じ始めた時は、思い切ってひとり旅をして流れを変えましょう！ とことんわがままに過ごせるのがひとり旅の良い所。日常から離れて感性のおもむくままに旅をすれば、気分も変わりますよ。

今回おすすめする旅先は、日本三名泉のひとつとされる岐阜県の下呂温泉。ノスタルジックな温泉街で、ひとり旅が初めての方も安心して過ごせるでしょう。ぶらりとグルメめぐりや観光をするのも良いですし、ステキな旅館でただただゆっくり過ごすのも良いものです。日常を忘れることができて、心がほぐれていきますよ。

この記事では、下呂温泉でのひとり旅におすすめしたい旅館「こころをなでる静寂みやこ」をご紹介します。ひとり旅専用の宿泊プランと女性目線のおもてなしがあり、安心して過ごせますよ。上品で贅沢な雰囲気なので、自分へのご褒美にもぴったり。心が満たされる時間を過ごせることでしょう。下呂温泉のお宿選びの際はぜひチェックしてみて下さいね。

名古屋駅から電車で2時間ほどでアクセスできる岐阜県の下呂温泉は、日本三名湯のひとつに数えられる歴史ある温泉地です。飛騨川沿いに温泉街が広がっていて、のどかな風景に癒されますよ。到着したらまずは下呂温泉の空気を胸いっぱいに吸い込んで、心のスイッチを切り替えましょう♪

温泉街は趣があり、浴衣で散策する人も見かけます。足湯に浸かったり食べ歩きをしたりしながら、気の向くままに過ごしてみましょう。街には下呂温泉ならではの様々なスイーツがあって、旅の醍醐味を味わえますよ。

出典：ビンちゃんママさんの投稿

おすすめは「下呂プリン」！カエルの”ゲロゲロ”という鳴き声と、”下呂温泉”をかけたイメージキャラクターがが目を引きます。プリン専門店のスイーツなので、かわいいだけでなく味も◎。「まろやか」「メロンソーダ」「レトロ」季節限定の「苺」など様々な味がありますよ。イートインコーナーもあるから、足を休めて食べてみてはいかが？

ぶらりと散策を楽しんだら、さっそくお宿へ。今回ご紹介する「こころをなでる静寂 みやこ」は、下呂駅から車で約5分の所にあります。駅からの無料送迎があるので、電車で行く人も楽にアクセスできますよ。

館内はしっとりとした雰囲気。温泉街から程よく離れており、12歳以下の子どもの宿泊をお断りしている大人向けの宿なので、落ち着いて過ごせるでしょう。到着したら、庭園を眺めながらホッとひと息。移動の疲れがゆるゆるとほぐれていきます。

大人女性のひとり旅におすすめしたい理由のひとつに、「おひとり旅プラン」が用意されている点があります。専用のプランがあると、”おひとり様も歓迎ですよ”と言ってもらえている気がして嬉しくなりますよね。お部屋もグレードも選べますし、食事処は個室を用意してもらえるので。安心して過ごせます。

さらに女性へのサービスとして、好きな色浴衣の貸し出しと、貴重品入れに便利な巾着ポーチのプレゼントがあります。なかなか着る機会がない浴衣ですが、たまに着ると気分も上がりますよ。浴衣と巾着の色と揃えたり、さし色にしたり。コーディネートをするのも楽しみです。

2016年11月にリニューアルしたスイートルーム「夢花壇」は、無垢材がふんだんに使われている和モダンな客室。優しげな色調とセンスの良い家具に囲まれて、和やかな時間を過ごせます。夜は窓辺のカウンターで夜景を眺めながら、しっとりとお酒を楽しんではいかが？

お部屋付きのお風呂は風情たっぷり。浴槽は木製で、脇には坪庭が付いています。内風呂ですが、露天風呂のような雰囲気を味わえますよ。当日もし雨が降っていても、ゆったりとした気分で入浴を楽しめますね。

プライベート感を重視する方は、離れの露天風呂付客室「葉隠」がおすすめ。韓国の伝統家具「李朝家具」が印象的なお部屋です。木材の自然のカーブを活かした装飾も味があって、非日常的な雰囲気の中で過ごせますよ。

専用の庭と岩露天風呂はあなただけのもの。誰にも邪魔されず、好きな時に好きなだけ入浴できるなんて贅沢ですね。夜は星空の下で、朝は爽やかな木漏れ日を感じながら、とことん癒しの時間を堪能しましょう。

「スタンダードルーム」は、和室をベースとした8畳もしくは10畳のお部屋です。比較的リーズナブルですが、インテリアのセンスが良く気分よく過ごせますよ。専用のお風呂はありませんが、ウォシュレットトイレ付なので快適に過ごせるでしょう。お風呂は大浴場の開放感が好み！という人にぴったりですよ。

館内の大浴場は、美しい庭園の風景を楽しみながら入浴できる開放的な空間。ゆったりとした湯船に浸かると、気持ちもおおらかになれますよね。お湯は”美肌の湯”といわれている下呂温泉を引いています。

ウッドデッキにチェアが用意されているから、休み休み温泉を楽しめます。風情ある空間で美肌湯を堪能して、お肌と心のケアをしましょう♪

ポカポカとあたたまったら、お楽しみの夕食！ 個室の食事処でいただくので、”ひとりでレストランに行くと周りの目が気になっちゃうな…”という方も安心です。食事処のひとつ「ネオジャパネスク」は、大正モダンな雰囲気がおしゃれ。気分も上がりますよ。

ひとり旅プランのメニューは「月替わり基本会席　匠－TAKUMI」となっています。旬の食材を使った華やかなお料理は美しく、食べるのがもったいないと感じるほど。目と舌で楽しめますよ。

夕食を食べ終えた後、寝るにはまだ早いなと思ったら、館内のBarでしばしゆっくり過ごしてはいかが？ 木の温もりが心地よいカウンターで、骨董品を眺めながらお酒を味わうひと時。ひとり旅の自由を満喫しましょう。

読書室で過ごすのもおすすめ。なんとなく写真集を眺めたり、普段は読まないような本を手に取ってみたり。気持ちが切り替わるような、新たな発見があるかもしれませんよ。

翌朝目覚めたら、お部屋でひとっ風呂。湯冷ましには朝の庭園を散歩してみましょう。緑に囲まれて新鮮な空気を吸い込めば、新しい自分になった気がするかもしれません。

翌日の朝食は、和か洋のどちらか好きな方を選ぶことができます。夜は和食だったから、翌朝は気分を変えて洋食を楽しむのも良いですね。焼き立てふかふかのパンが食欲をそそります。

出典：hinat865さんの投稿

和食の方は、自分の好みに焼き上げることができる「炭火焼き」が付いています。朴葉みそ、厚揚げ、椎茸、魚の干物などをアツアツでどうぞ。朝から贅沢な気持ちになれますね。

宿から徒歩3分の所には、日本の原風景を感じられる観光スポット「下呂温泉合掌村」があります。立派な合掌造りの民家は、岐阜県の世界遺産「白川郷」より移築したものだそう。

村内では、絵付けや紙すきなどの体験や、鮎の炭火焼、五平餅、笹寿司などの名物グルメを味わうこともできますよ。チェックイン後にぜひ遊びに行ってはいかがでしょう？

なんだか上手くいかないなと思ったら、いったん物事から離れてゆっくりするのが一番。レトロ風情たっぷりの下呂温泉は時の流れがスローで、心のモヤモヤを忘れてリフレッシュできますよ。心身をしっかり休めれば、前に進むキッカケがつかめるかもしれません。