【沖縄】女子旅で那覇の夜を満喫！国際通りおすすめグルメ6選

那覇にある「国際通り」は、観光に沖縄に来たのであれば必ず訪れて欲しい場所の一つです。沖縄県庁側の入り口には沖縄の守り神のシーサーがお出迎え。土日には歩行者天国になり、南国ムードが溢れる雰囲気が魅力的です。

国際通りは、ゆいレールの「県庁前駅」「美栄橋駅」「牧志駅」の3駅でのアクセスが可能。国際通りのホテルに宿泊するのであれば、この3つの駅近くのホテルを予約すれば問題ありません。徒歩でアクセスできるので国際通りを満喫することができます。

国際通りにはホテルも、ご飯屋さんもお土産やさんもたくさんあるので、観光の拠点にぴったり。観光客しかいないイメージもあるかもしれませんが、地元の人にも愛される美味しいお店も立ち並びますよ。遅くまで開いているお店が多いので、女子旅でも安心して遅くまで過ごすことができます。

「牧志公設市場」は、沖縄の食材なら何でも売っている市場です。島らっきょう、お肉、沖縄そば、もずく、お魚など沖縄の美味しいものがいっぱい詰まっています。食べても美味しく、見るだけでも楽しめる場所です。沖縄のおばぁ（おばあさん）が元気に声をかけてくれ、試食もさせてくれるので沖縄の味をぜひ堪能してください。

※現在は移転のため2022年3月31日までは仮設市場での営業です。

牧志公設市場の良いところの一つに、その場で調理してくれることがあげられます。お魚屋さんに行くと、色とりどりの魚が売っています。ミーバイにグルクン、名前を聞いたことのないような魚がいっぱい。沖縄の言葉の響きにウキウキしてきます。美味しそうな魚を選んで、お願いすると調理してくれるので、2階の食堂で食べることもできますよ。

沖縄に住んでいる時に地元の人に言われてびっくりしたのが、「沖縄では豚は鳴き声以外は食べる」でした。沖縄そばに入っている軟骨ソーキの豚肉はもちろん、豚足（テビチー）、内臓（ナカミ）、耳（ミミガー）、顔皮（チラガー）までも食べてしまいます。意外にチラガーはコリコリした食感が美味しいですよ。インパクトがあるので、ぜひお土産にもおすすめです。

2015年に那覇市国際通り・旧グランドオリオン跡に誕生した「国際通り屋台村」は新しい交流の場として地元の人や観光客が集まる場所です。沖縄の料理からオリジナル料理、スイーツまでバラエティ豊かな屋台が21軒集まっています。美味しそうな屋台ばかりなので色々目移りしてしまいますよ。

イベントも色々と開催されて活気が溢れています。お正月、バレンタインやハロウィンだけでなく、沖縄本島の市町村とコラボした鍋対決などのイベントも。ステージもあるので、沖縄本島の離島の島唄やエイサーなどのライブやショーを見ることもできます。沖縄の文化の「いちゃりばちょー」文化（一度会ったら、みんな兄弟だから仲良く付き合おうの意味）で横に座った人と、いつの間にか仲良くなるかも知れませんね。

千ベロメニューも豊富な「国際通り屋台村」は国際通りすぐにあります。国際通りは夜遅くまでやっているお店が多いので、夜でも明るく女性だけでも歩くのに安心ですよ。更に国際通り近くのホテルに宿泊であれば、女子旅でも時間を気にせずご飯やお酒を楽しむこともできます。

「まさかやぁ〜」は国際通りから、平和通りを行った先にあります。家族で行う沖縄民謡ライブが魅力的です。お客さんがお酒も飲んでお腹も少し膨れ、盛り上がって来たらライブが始まります。お父さんのケン坊さんが、とてつもない速さで三線を奏で、奥さんの太鼓、そして娘さんの素晴らしい歌声とパーカッションで沖縄の心を感じる民謡ライブです。

民謡だけではなく、ケン坊さんの説法×漫談が始まります。実はケン坊さんは沖縄の有名人！明るく懐が深い人柄や、漫談の魅力に全国からリピーターも多く訪れます。筆者も沖縄に行く時には必ず行くお店の一つです。お客さんに声をかけてくれたり、一緒にお酒を飲んでくれたり、サービス精神たっぷりなので初めて行く人でも充分楽しむことができます。

お通しで出てくる、もずくが絶品です。絶妙に合うもずく酢が食欲をそそります。ご飯でお腹にいっぱいになり、沖縄民謡ライブとケン坊さんの漫談を楽しんだら、最後は沖縄のカチャーシーでライブが終わります。「カチャーシー」とは、ライブや宴席の最後に速いテンポの三線の演奏に合わせて、両手を上に左右に振りながら、手首を回し踊る、みんなで喜びを分かち合う踊りです。踊り終わった後は、不思議な一体感が生まれ、沖縄の夜が忘れられないものになります。

沖縄の古民家の魅力がたくさん詰まったお店の「山羊料理さかえ」はとてもディープなお店。お客さんが多すぎたら、入り口の鍵を閉めてしまうという衝撃的なことがあります。ですので、早めに入店することをおすすめします。お店に入ると「いらっしゃーい！」と明るい声。看板娘のねぇねぇ（沖縄の方言でお姉さん）が元気よく迎えてくれます。

メニューから注文することも可能ですが、山羊料理に関しては一度に作るので、ねぇねぇが「山羊焼き欲しい人ー？」と声かけをしてくれるので、恥ずかしがらずに手を上げて注文しましょう。さかえの山羊料理は美味いことは地元の人にも観光客にも有名です。特に山羊の刺身は新鮮な山羊に、生姜醤油とにんにくをつけて食べます。あまり生臭さがなく、コリコリとした感触でくせになります。

お店がこじんまりとしているので、注文の品が届くときに、ねぇねぇが持ってくるのではなく、お客さんから橋渡し的に運ばれてくることも。隣や周りに座ったお客さんとも話が盛り上がり、仲良くなることもあります。さかえは人の温かさとまた来たい！と思える不思議な魅力を感じるお店です。

国際通りから一本入ったところにある、「沖縄家庭料理まんじゅまい」は観光客に大人気のお店です。まんじゅまいの意味は石垣島のある沖縄八重山地方の言葉でパパイヤという意味。パパイヤは果物のイメージですが、青パパイヤは野菜としても食べられ、まんじゅまいのパパイヤチャンプルーはたまりません。普段は食べられない沖縄の家庭料理を楽しむことができます。

パパイヤチャンプルーも美味しいのですが、筆者のおすすめはゴーヤチャンプルーです。チャンプルーは沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」という意味。ゴーヤに島豆腐、豚肉が入ったまんじゅまいのゴーヤチャンプルーはあまり苦くなく旨味がギュッと詰まった一品です。

ゆいレールの県庁前駅から徒歩約3分のところにあるので、時間がない最終日にも行けるのも魅力の一つ。たくさんのメニューがあるので、「一度食べてみたかったあの沖縄料理を食べたい！」でも「またあの味を堪能したい！」でも大丈夫。何度も行きたくなる優しい沖縄の家庭料理を味わってください。

「町の麺処 琉家 本店」は国際通りから少し入ったところにある、地元の人が通う大人気のラーメン屋さんです。豚骨ラーメンが有名で、沖縄の地元のイベントにも出店しています。ラーメンだけでなく、つけ麺もありますよ。夜遅くまで営業しているので、ディナーでも締めの一杯にも使えるお店です。

色々メニューがあって迷った時はぜひ「琉こがしラーメン」を味わって欲しいです。こがしにんにく油のマー油とにんにくの味がとても効いていて、こってりした豚骨スープに麺がしっかり絡んでいます。沖縄であえてラーメンを食べるのはちょっと...と思う人もいるかも知れませんが、是非一度は味わって欲しい沖縄にしかないラーメンです。

琉家の魅力はもちろんラーメンですが、お店の気配りや雰囲気やも魅力です。女性はラーメンを食べるときに、髪の毛が邪魔になることが多いですよね。その時に使用できる髪ゴムが用意されているんです。店主のジローさんの人柄はとても楽しく、筆者が2回行っただけでもしっかり覚えていました。美味しいラーメンと沖縄のアットホームな雰囲気を楽しめる空間です。

今回は那覇国際通りにあるおすすめのお店を紹介しました。この記事を参考にしてもらえれば、国際通りの近くに宿泊した時にご飯を食べる場所に困りませんね♪沖縄は空と海も素晴らしいですが、国際通りにも様々な美味しいものが待っていますよ。日中は海や観光でたくさん思い出を作り、夜は美味しいご飯で沖縄旅行の時間を楽しんでみてはいかがですか。