【関東】言葉なんていらない♡サンライズ・サンセットの絶景スポット7選

陽が昇り、陽が沈む時間はほんの一瞬。そのひと時は”マジックアワー”とも呼ばれ、周りの景色を美しく印象的に変えてくれます。太陽を臨む絶景スポットに立ち、一瞬を待つ二人だけの時間―。ただ一緒に眺めるだけで、言葉なんていらないロマンティックな雰囲気が二人を包んでくれます。

日の出を目指して、早朝の高速道路を二人でドライブしたり、日の入りに合わせて、他のスポットで食事やショッピング、アクティビティなどを楽しんだり。ただ、その瞬間を待つだけではなく、その場所へ“向かう”までの道のりも二人の貴重な時間となってくれるはずですよ。

「サザンビーチちがさき」は神奈川県茅ケ崎市にあり、相模湾に面した海水浴場です。茅ヶ崎市出身の歌手・桑田佳祐氏が率いる国民的なバンド『サザンオールスターズ』にあやかり名付けられたプライベート感満載のオシャレなビーチです。

海岸からは、サザンの名曲にたびたび登場する「烏帽子岩（えぼしいわ）」が正面にみられる他、向かって左側（東向き）には江ノ島が見えます。天候次第では遠くに富士山を望めたり、海の向こうに伊豆大島も浮かんできます。

また、サンセットを楽しむなら海岸の傍に立つ「サザンビーチカフェ」を利用するのもおススメ。テラス席があるので、日が沈む瞬間をディナーと共に、なんて過ごし方もできちゃいます。ロマンティックなデートになること間違いなしですね。

「山下公園」は神奈川県横浜市にあり、横浜のアイコンと言ってもいい有名スポット。豪華客船が停泊できる「大さん橋」が隣接し、戦前より唯一現存する日本の貨客船「氷川丸」も係留しています。正面には雄大な「横浜ベイブリッジ」を見ることができますよ。

日が沈むと「山下公園」は、「氷川丸」や「大さん橋」のライトアップをはじめ、宝石のように煌めく素敵な夜景が一帯に広がります。少し離れたところにある、みなとみらいの夜景を眺めることも。ベンチに座って、静かに景色を眺めるムーディーな時間を過ごしてみませんか。

また、近くに建つ「横浜マリンタワー」からも海や街を臨む絶景が見られます。1961年の開業時は実際の灯台として横浜港の安全を守っていましたが、2008年にはその役目を終え、後に”恋人の聖地”として認定されています。今はカップルのデートスポットとしても有名ですよ。
※現在は全館改修工事に入っており、2022年4月に営業再開予定。

「館山湾」は別名・鏡ヶ浦（かがみがうら）とも呼ばれ、千葉県館山市、南房総市一帯の海岸線に面しています。2010年には、国内最長となる500メートルもの長さを誇る「館山夕日桟橋」を整備。歩いていると、まるで“海上散歩”をしているかのような気分を味わえます。

また、湾内にある海水浴場として多くの人が訪れる「北条海岸」は、『ダイヤモンド富士』の代表的なスポットとしても有名です。4月下旬から5月にかけて、もしくは7月下旬から8月にかけて、富士山の頂上に太陽が沈んでいく瞬間を眺めることができますよ。

また、桟橋のたもとには「“渚の駅”たてやま」という観光スポットがあります。館山湾が一望できる展望デッキがあったり、館山ふるさと大使であるさかなクンが名誉駅長となった「さかなクンギャラリー」もあります。飽きることなく、さまざまなスポットが巡れますよ。

「犬吠埼（いぬぼうさき）」は千葉県銚子市にあり、関東平野の最東端に位置する岬です。山頂や離島を除くと“日本で一番早く初日の出を見るのことのできる場所”として有名。三方を海に囲まれた海食台地となっていて、断崖絶壁や岩礁で荒波が砕ける様子は見ごたえがありますよ。

犬吠埼のアイコンとも言える「犬吠埼灯台」は、国産レンガによる第1号建造物。歴史・文化的価値が高く、国の登録有形文化財に登録されています。真っ白な灯台と日の出、日の入りとのコラボレーションは言葉を失うほどの美しい絶景を魅せてくれますよ。

そんな犬吠埼に2018年末にオープンしたのが「犬吠テラステラス」です。2階にはマーケットがあり、窓辺には広々とした展望テラスやハンモックベンチがあるので、ゆったりと海を眺めることができます。また、銚子の名産品を購入できるセレクトショップやカフェ、ベーカリーショップも完備。二人の思い出に、お土産を選んでみるのも良さそうですね。

「大洗磯前（おおあらいいそさき）神社」は、茨城県東茨城郡大洗町にある歴史ある神社。その特徴は、大洗海岸の岩礁に立つ「神磯（かみいそ）の鳥居」です。神が降り立ったとの伝説に基づき、1963年に海上の岩場に鳥居が建てられました。

鳥居と海、太陽が重なる瞬間は、言葉にできないくらいの絶景です。日の出の瞬間、日の入りの瞬間ともにステキですし、夜の景色も幻想的。何度見ても見飽きることがないでしょう。

太陽と海、鳥居の絶景をたっぷり眺めた後は、境内へ向かいお参りを。某人気アニメ作品で戦車が駆け下りた階段を昇ると、1000年以上の歴史を誇る神社の社殿が現われます。二人で手を合わせて、思い出をより印象的なものにしてくださいね。

「堂ヶ島海岸」は静岡県賀茂郡西伊豆町にある景勝地。伊豆半島が海底火山だった頃の噴火により誕生した独特の地形が特徴で「三四郎島」と呼ばれる小さな岩島群が、他のどこにもない景観を演出してくれます。

そんな唯一無二の地形を持つ「堂ヶ島海岸」ですが、干潮になると海の中から道が現れて陸とつながる『トンボロ現象』をみることのできる国内でも数少ないスポット。海から道が現われて、歩くことができるなんてロマンティックですよね。

また、堂ヶ島の自然は「天窓洞（てんそうどう）」と呼ばれる美しい洞窟を生み出しています。天窓のように洞窟に穴が開いていて、そこから差し込む光によって、エメラルドグリーンの水面や壁面が誕生。神秘的な光景を見せてくれますよ。

「お台場海浜公園」は東京都港区にある人工の砂浜が広がる公園です。東京を代表する観光スポット「お台場」にあり、都会でも“海”を感じられる場所として人気。高層ビルと海岸という不思議なコラボレーションが味わえます。

お台場と言えば誰もが思い浮かべる「レインボーブリッジ」と夕日との共演も見逃せません。他にもお台場には、数多くのショッピングやグルメスポットがあるので、楽しくてあっという間に時間が過ぎちゃうかも。夢中になりすぎると、マジックアワーを見逃しちゃいますよ。

また、お台場から水上バスに乗って、東京湾から夕日を眺めてみるのもおススメです。日常では味わえない目線から絶景を見れば、パートナーとの距離もグッと縮まることでしょう。

その日、その時の限られた瞬間を目に焼き付けたいなら、事前のチェックは怠らない事。自然はありのままの姿を魅せてくれますが、時間は待ってくれませんよ。ひと時の”マジックアワー”を見逃してしまわないように、二人でスケジュールをきっちり管理して、忘れられない時間を過ごしてくださいね。