都会の喧騒を忘れてリフレッシュ♩一度は行ってみたい全国のダム8選

毎日が慌ただしくて、ちょっぴりお疲れ気味。たまには何も考えずにぼーっとしたり、たっぷりの自然の中で深呼吸したり…♪そんな心のリセットタイムがほしいですよね。頑張りすぎて疲れてしまったときには、パワーチャージと癒しのために自然を見に行きましょう◎

おすすすめはダム見学！全国の観光スポットとしてじわじわと人気を集めているほか、「ダムマニア」も増えていてハマる人が続出しているんですよ♪ダムの大きさや迫力、雄大な自然などを眺めていると、昨日まで悩んでいたことがなんだかちっぽけに感じられそう。ダムの力強さを間近で体感してみましょ♪

主に国土交通省と水資源機構が管理するダムでもらえる「ダムカード」は、訪れた記念にぜひゲットして◎カードにはダムの基本情報からちょっとマニアックな情報まで載っているんですよ。今回ご紹介するすべてのダムで配布されているので、記念にもらって帰りましょ♩

出典：くろふねさんの投稿

1963（昭和38）年に7年もの歳月をかけて完成した「黒部ダム」。延べ1,000万人もの人々の力を集結して完成に至ったと言われており、『黒部の太陽』というタイトルで映画化もされています。ダムの高さは186mで日本一を誇り、総工費は建設当時の513億円。放水は圧巻の迫力で、天気がいい日は虹がかかることも♡ぜひその瞬間を写真に収めましょう！

おすすめのビュースポットは「ダム展望台」と「新展望広場・レインボーテラス」。ダム全体を見下ろすことができるダム展望台では、そのビッグスケールに圧倒されるはず！新展望広場からは放水を間近で見ることができます。ミストシャワーが気持ちいいですよ♪

出典：horizonさんの投稿

総貯水容量は約2億トンで「黒部湖」を形成しています。紅葉の季節は湖が鏡となり、幻想的な風景を眺めることができますよ。周囲の山並みやダムを船上から楽しめる「黒部湖遊覧船ガルベ」もおすすめ♪目の前に広がる大自然にテンションも上がるはず！

神奈川県全体の2/3の地域、県人口の90%への上水道供給を行っている首都圏最大級の「宮ヶ瀬ダム」。重力式コンクリートダムでは日本一のコンクリートの使用量を誇り、体積が約200万㎥もあるんです！広さは4.6㎢、高さ156mの圧巻の建造物で、見上げるだけでもその迫力に圧倒されるはず。

4〜11月には、全国でも珍しい観光放流が見られます。高低差約70mを流れ落ちる人口の滝は必見です！放流量は日本全国でもトップレベルで、そのダイナミックな放水に大人でもはしゃいでしまいます♩ぜひ肌で感じてみてくださいね！

出典：せぶん。さんの投稿

「ダム湖百選」に選出される「宮ヶ瀬湖」。このエリアでは、夏の花火大会を始め、12月にはクリスマスツリーが飾られたり、イルミネーションに彩られたりなど、見どころ満載なんです。さらに神奈川有数の紅葉スポットでもあるので、さまざまなシーズンで楽しめますよ♪「神奈川県立あいかわ公園」や「宮ヶ瀬湖畔園地」、遊覧船や川下りなど、周辺散策も楽しめるので小旅行にぴったり！のんびり歩いてるだけで、ゆるやかな時間の流れに癒されます♡

上信越高原国立公園内に位置する「四万川ダム」。直下流には温泉地として名高い四万温泉郷が広がっています。四万川ダムの人気の秘密はそのかわいらしい見た目！まるでヨーロッパのお城のようなビジュアルなんです♡美しい自然とともに写真を撮って、SNSにUPするのもいいかも♩

堤高の高さは89.5mと、群馬県が運営するダムとしては最も高いダムです。ダムの周りには公園や見晴台が整備されているほか、湖の周りは車で一周できるのでドライブにもおすすめ♪美しい湖と雄大な自然は、都会では味わえない癒しのパワーを感じさせてくれるはず！

「奥四万湖」の神秘的な「四万ブルー」は思わず息を呑む美しさ。コバルトブルーのような水色は、緑あふれる山々とのコントラストが壮観です。奥四万湖ではカヌー体験などのアクティビティも楽しめます。四万ブルーの上をカヌーでのんびり浮かんで、非日常感をたっぷり味わって♪

出典：tromboneimaiさんの投稿

防災・発電・飲料水と多目的な「豊平峡ダム」は、高さ102.5mのアーチ式コンクリートダムです。ダムを中心に、湖と緑が織りなす雄大な自然があふれる豊平峡は、「水源の森百選」や「ダム湖百選」に選出されており、札幌有数のレジャースポット！特に美しい景観を眺めることができるのは、紅葉の季節♪どこから見ても絵になる素敵な景色が広がっていますよ♡

迫力満点の観光放流も見どころ。紅葉の時期も開催されているので、豪快な放流と豊かな自然をいっしょに満喫できちゃいます。運がよければきれいな虹を見ることも！シャッターチャンスをぜひ逃さないで♪豊平峡ダムと定山湖全体を眺められる展望台でのんびり景色を楽しむのもとっても癒されますよ。

周辺にも見どころがいっぱい！豊平峡ダムミュージアム「ひふみみはなめ」では、豊平峡ダムの歴史のほか周辺の植物や動物について学ぶことができます。遊歩道を歩いて散策したり、リフトカーに乗って上から眺めたりするのもおすすめ♪自然のパワーをもらえそうです♡

1967（昭和42）年に着工し1981（昭和56）年に完成した「滝畑ダム」は、大阪府最大のダムです。周辺には遊歩道やキャンプ場が整備されていて、奥河内の行楽地のひとつにもなっています。夏には「滝畑ダム探検」が開催されており、ふだんは立ち入り禁止の監査廊の見学などができるのでぜひ参加してみて◎貴重な体験にわくわくしそう…♩

滝畑ダムは「大阪みどりの百選」に選出されており、大都会・大阪ながらたっぷりの自然を楽しむことができます。緑豊かなダム周辺を散策していると、だんだんと気分もさわやかに…♩ダムの上流にはマイナスイオンあふれる癒しスポット「滝畑四十八滝」があります。ハイキングを楽しみつつ、神秘的な光景をぜひ眺めてみてください◎

滝畑ダム北側の崖は、仏さまの姿を見ることができるパワースポットとしても話題！岩壁に掘られた「磨崖仏(まがんぶつ)」は、郵便局長だった夏目庄吉氏が1人で彫り上げたのだそう。観音・地蔵両菩薩像が刻まれているので、ぜひさがしてみてください♪見つけられたら、なんだかいいことがありそうですね。

1952（昭和27）年から建設工事がスタートし、1957（昭和32）年に完成した歴史ある「鳴子ダム」。日本で初めて、日本人だけで創ったアーチ式コンクリートダムとして有名です。ダム堤体からは美しい「荒雄湖」が眺められますよ。新緑の季節も素敵ですが、紅葉シーズンは特に多くの観光客が訪れます。

毎年ゴールデンウィーク期間中に開催される、雪解け水を利用した「すだれ放流」は圧巻の一言で、思わず息を呑みます！ぜひこの臨場感を写真や動画に収めてくださいね♪期間中は鯉のぼりが飾られ、見る角度によってはすだれ放流を泳いでるように見られますよ。

周辺にはキャンプやバーベキュー、カヌーなどを楽しむことができる「荒雄湖畔公園」があり、アウトドアやアクティビティが体験できます。豊かな自然と澄んだ空気が広がり、心ほぐれる時間が過ごせますよ。紅葉スポットとして人気の「鳴子峡」は、遊歩道が整備されておりハイキングにおすすめ。見晴台からの眺めは絶景です！カメラを片手に散策を楽しんで♪

「四国のいのち」といわれる「早明浦ダム」。四国地方最大のダムで、四国地方の心臓的な役割を果たしています。ダムによって形成される人造湖は「さめうら湖」と呼ばれ、「ダム湖百選」に選出されています。自然に囲まれて、ゆったりと過ごしてみてくださいね♪

ダムは高さ106m、長さ400m、総貯水量3億1,600万㎥とその壮大さに圧倒されます！ダム周辺には約2,000本の桜の木が植えられ、春にはきれいな桜とダムを眺めることができるんです♡さらに夜にはダムのライトアップもあるんですよ。クリスマスやゴールデンウィークなど年に数回ライトアップがあるので、ぜひチェックしてみてください♪

早明浦ダムに行ったらぜひ立ち寄りたいのが「アメガエリの滝」。高さはそこまでですが、横幅があるので迫力満点なんです！水はとっても澄んでいて、エメラルドグリーンの美しい光景が目の前に広がります♡豊かな自然にも癒される秘境スポットなんですよ♪非日常空間で思いきりリフレッシュしちゃいましょう！

日本で初めてとなる100m級の大規模アーチ式コンクリートダムの「上椎葉ダム」。その後の日本の土木技術に多大な影響を与えたと言われています。上椎葉ダムは九州電力が管理する発電用ダムで、九州の工業を電力面から支えています。2016年には「日本ダムアワード」の放流賞を受賞しており、ダムマニアからも人気なんですよ♪

1950（昭和25）年に着工し、総工費149億円、延べ人員500万人を動員した難工事を経ながら、1955（昭和30）年に完成しました。ダム自体の力だけではなく、強固な自然の岩盤を利用しながらダムの重量を支えている、自然と人工の力を融合させたダムです。2019年には初の観光放流を行い話題になりました♪

椎葉のマチュピチュとも言われる「仙人の棚田」は、上椎葉ダムと併せて訪れたいスポットです！天空に浮かぶような幻想的な風景に心奪われる人も多いんですよ♪対岸にある「大いちょう展望台」がおすすめのビュースポットです。神秘的な写真に挑戦してみましょう！

ご紹介したダムはどこも壮大で圧倒的で、自然の雄大さや人間が生み出した技術のすごさを無意識に感じてしまうはず。今度の旅プランにはダムも組み込んで、そのよさを実際に目で見て確かめてみてくださいね♪