のんびり石段を歩く女子旅♩伊香保で外湯巡りに最適な旅館・ホテル7選

「友達とステキな温泉宿でのんびりしたいな～。」「温泉でたっぷりリフレッシュしたい！」そんな気分を叶える女子旅なら、宿の温泉だけじゃなくて外湯も楽しめる温泉街”伊香保”がおすすめですよ。東京からのアクセスの良さは、伊香保温泉の魅力のひとつ♪「バスタ新宿」から出ている高速バスに乗ると、およそ2時間半。東京都内から車で向かう場合も、練馬インターからわずか1時間ちょっとの好立地で、思ったほど遠い場所ではないんです。

伊香保温泉と言えば、お湯の色が大きな特徴です。「黄金（こがね）の湯」は、温泉に含まれた鉄分が酸化した茶褐色（ちゃかっしょく）で、刺激が少なく、冷え性をはじめ女性に嬉しい効能がたくさんあります。血行促進効果から“子宝の湯”なんて異名もあるそう。一方「白銀（しろがね）の湯」は、無色透明で疲労回復に効果があると言われています。色も効能も違う2つの温泉が毎日の疲れを癒してくれそうですね♪

街の中心にある「石段の坂道」にはお土産屋さんや飲食店などが密集しています。石段を歩くだけで、いろいろな宿や浴場を巡りやすいのも嬉しいポイント。女子旅で外湯も楽しみつつ、伊香保温泉でゆっくり過ごせるステキな旅館・ホテルをご紹介します。

明治元年創業という歴史を持つ「森秋旅館（もりあきりょかん）」。この旅館ではなんと、伊香保温泉名物の「黄金の湯」を源泉かけ流しで味わえます。老舗旅館だからこその贅沢といえますね♪

老舗旅館が誇る露天風呂の雨情（うじょう）の湯は、「しゃぼん玉」「赤い靴」など数々の童謡を残した詩人・野口雨情（のぐちうじょう）ゆかりの湯だとか。館内には他にも貸切露天風呂もあるので、友達とじっくり温泉を味わいたい時にも◎。目に飛び込んでくる景色も最高ですよ。

温泉宿と言えば、やっぱり落ち着くのが畳のある和室。いぐさの香りに心安らぎます。旅先の景色を楽しみつつ、窓辺の椅子に腰かけて、お茶を飲みながら友と語らう時間も大切にしたいですね。

「森秋旅館」から街の中心部となる石段までは歩いて3分ほどの好立地。旅館を満喫しつつ、伊香保温泉街のそぞろ歩きと外湯巡りも気軽にできちゃうのは魅力ですね♪

「如心（じょしん）の里 ひびき野」は、伊香保でも最大級とされる約15,000坪という広大な敷地を誇る旅館。館内にはカラオケや娯楽室、体を整えるエステに夜を楽しむバーなど、女子旅の旅先での過ごし方を彩る施設も充実。様々な楽しみ方を提供してくれる宿です。

広大な庭園には小路があり、季節ごとの草花の移り変わりを楽しむことができます。ラウンジからも眺めることができるので、雨の日でも庭園の美しい光景を眺められますよ。施設内でも楽しめるのは嬉しいポイントですね。

敷地の広さとは裏腹に、部屋数は62室ほど。バラエティに富んだ客室の中には、プライベートを満喫できる離れの露天風呂付客室や広々としたスイートルームなどがあります。離れなら、誰に気遣う事もなく、贅沢なひとときを過ごせますよ。

また、二人でメイン料理をシェアできるプランがあったり、露天風呂と4つの貸切風呂で「黄金の湯」「白銀の湯」と違う種類の温泉を楽しめます。女性スタッフが多い宿なので、館内は女性特有のセンスと気配りが感じられる居心地の良い空間です。

「温泉宿 塚越屋七兵衛（つかごしやしちべえ）」は、江戸末期の文久年間の創業。宿の歴史はもちろん、伊香保温泉の歴史の長さも感じますね。そんな老舗旅館ながら、古びた様子は一切ナシ。現代和風造りの客室はオシャレで過ごしやすさもバツグンです♪

また「ユニバーサルデザイン」を導入した客室が3タイプあり、和室と洋室が選べるのも特徴。さまざまな選択肢があることで、親子旅などでも世代を問わず宿泊できるのが嬉しい宿です。

庭園大浴場「ほとどぎすの湯」では茶褐色の「黄金の湯」を掛け流しで楽しめます。その他、温泉ではありませんが、檜露天風呂では香りも楽しめるお風呂に浸かれます。サウナもあるので、汗を流してスッキリするのも良いですね。

宿泊プランも豊富にあって食事も豪華！上州牛や上州六穀豚（ろっこくとん）、赤城鶏から選べる「鉄板焼き」メニューは、どれにしたらいいか迷ってしまう充実ぶり。また、女子が押さえておきたい甘味には群馬の名産こんにゃくの粉を皮に練り込んだ、こんにゃく大福はいかがですか。月替わりのフレーバーを味わえる口福をどうぞ。

伊香保石段街からわずか1分ほど歩いたところにあるのが「お宿玉樹（たまき）」です。客室数は全26室。こじんまりとした規模ですが、どのお部屋にも個性があって、バラエティ豊か。次に来た時は違うお部屋に泊まってみようかな、と思えるような楽しさがあります。

大人の安らぎを感じさせてくれる落ち着いた客室は、色使いが統一されていてとってもおしゃれ。調度品もそれぞれの部屋になじんだ雰囲気を演出しています。和室にするか、洋室にするか、眺望で選ぶかなど、自分たちの旅に合ったお部屋を見つければ、そこで過ごす時間も快適なひと時になりますね。

こちらは、露天風呂付きの特別室「槐（えんじゅ）」からの景色です。四季折々で表情を変える上州の山々がパノラマに広がっていて爽快感抜群。心と身体、目にも優しい時間を過ごせますよ♪

また、館内にエステがあったり、ロビーで尺八ライブをおこなう日があったり、さらには色とりどりの浴衣を選べるプランがあるのも魅力。オシャレな浴衣を着て石段街へ繰り出せば、女子旅のワクワク感を満たしてくれますよ。

「横手館（よこてかん）」といえば、大正9年に建築された情緒あふれる木造建築の本館がアイコンとなっています。石段街からもほど近く、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような趣きのある佇まい。夜、灯りがともった宿を目にした瞬間、その柔らかな光に魅了されますよ。

歴史ある本館とは対照的に、別館・常盤苑（ときわえん）は平成に入ってから鉄筋コンクリートで全館改装されています。また、本館の中でも東館はモダンな雰囲気へとリニューアルしました。昔ながらの趣きを残しつつ、宿の魅力を更新するおもてなし力の高さを感じます。

源泉掛け流しの大浴場は「月光の湯」と「折鶴の湯」の2つ。また、貸切の家族風呂は3つあり、事前予約は必要ですが、別途料金は必要なく利用できます。どちらでも「黄金の湯」が味わえるので、友達と気兼ねなく温泉を楽しみたい場合にも心配無用ですよ。

「横手館」の歴史を辿ると、元禄時代（宝来年間）にまで遡ることができるとのこと。数多くの著名人も愛した宿には、文芸書画が至るところに配置されていて「いつもと違う時間」を感じられる唯一無二の時間が過ごせますよ。

伊香保温泉にある旅館・ホテルの中でも”圧倒的な湯量”による源泉かけ流しを味わえるのが「ホテル木暮（こぐれ）」です。なんでも、伊香保温泉の総湧出量の4分の1以上を引き込むとか。立ちこめる湯けむりが、温泉街の醍醐味を感じさせてくれます。

さまざまなタイプのお風呂が用意されている「ホテル木暮」ですが、おススメは貸切展望風呂「嬉しの湯」。美しい山々を目にしながら、プライベートな時間を心ゆくまで満喫する。女子旅にはこれ以上ない贅沢ですね♪

上質な雰囲気と眺望が見事な貴賓室・特別室は記念日に泊まりたい豪華な客室です。また、人気のある和洋室の松花亭客室などがあるので、選ぶ客室によって気分を変えることもできます。外湯巡りをした後、ゆったり滞在できるお部屋を選んでくださいね。

また、郷土料理をふんだんに盛り込んだ食事も一級品です。宿には「日本の宿 おもてなし検定」という認定資格の上級合格者が複数名在籍。たしかな“おもてなし”を味わえば、きっと「また来たい」と病みつきになること間違いなしですよ。

創業はなんと1576年という非常に歴史のある「岸権旅館（きしごんりょかん）」は、2020年3月にリニューアルし、グランドオープンしました。【お湯よし、味よし、眺めよし】をモットーに、老舗ならではの心遣いを感じさせてくれます。石段の中腹辺りにあるので、どこへ行くにも便利な立地なのも魅力ですよ。

お風呂は、源泉掛け流しが楽しめる他、総檜造りの露天風呂「権左衛門の湯」をはじめ、さまざまな趣が味わえます。旅館の入り口にある足湯に加え貸切風呂も豊富なので、友達とプライベートな温泉時間が過ごせますよ。館内だけでも湯巡りが楽しめそうですね。

客室の種類も豊富で、純和風のお部屋からモダンな洋和室まで多彩なラインナップ。その中でも一番ラグジュアリーな「きしごんスイート」なら、自室のお風呂からも伊香保の景観を楽しみながら入ることができます。また、館内には読書室や卓球場なんかもあるので、天気に恵まれなくても友達と退屈せず過ごせますよ。

また、女性にとってアメニティが充実していることも大きなポイント。「岸権旅館」では、限定プランで浴衣など、お好みのモノをチョイスできます。いろいろ選べる女性だけの特権に思いっきり甘えちゃいましょう！

伊香保温泉は、こじんまりして落ち着いた女子旅に最適の温泉街です。旅館やホテルでの滞在を存分に楽しんだり、石段を散歩しつつ外湯巡りもできるおすすめの環境がありますよ。そんな充実した非日常の女子旅を体感してみませんか。