聖地で心身が整うステイを。世界遺産を満喫できる「熊野倶楽部」／三重県

最近やる気が湧かないし、ツイてないことばかり…。誰にでもそんな時がありますよね。頑張れば頑張るほど空回り。負のスパイラルで落ち込んで、「もしかしたら運気がイマイチなのかなぁ」って思ってしまうものです。

そんな時は、自然豊かで神秘的な「熊野古道」を巡って、英気を養う旅をしてみませんか？「熊野古道」は、霊験あらたかな「熊野三山」へと続く複数の参詣道です。聖地やパワースポットとしても有名で、その一部は世界遺産に登録されているんですよ。

この記事では熊野旅行におすすめの宿「熊野倶楽部」を、女性目線でご紹介します。おしゃれなリゾートで気持ちよく過ごせるだけでなく、熊野エリアを満喫できる体験プランが充実していて、効率良く安心して旅を楽しめますよ。気分良く滞在して、パワースポットで思いっきりリフレッシュしましょう。

「熊野倶楽部」は三重県南部の熊野市にあります。アクセスは、JR熊野市駅から車で12分ほど。駅からの無料送迎バスがあるので安心です。飛行機で行く場合は、南紀白浜空港から車で約2時間。レンタカーでドライブを楽しみながら向かってみてはいかがでしょうか。

江戸時代には「お伊勢参り」と並び、人々の信仰の的となった「熊野詣」。その歴史は古く、平安時代にはじまったといわれています。紀伊半島にある「熊野古道」は、その中心となった熊野三山の「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」へと通じる複数の参詣道の総称です。

多くの人々が参拝のために通った道は、緑に包まれていてとても神秘的。深呼吸すれば心のモヤモヤがスーッと浄化される気がしますよ。ゆったりと歩いて歴史に思いを巡らせ、神社で静かにお参りをする。清らかな空気に満ちた聖地で、心が洗われる体験をしましょう。

今回ご紹介する「熊野倶楽部」は、伊勢神宮から熊野三⼭へ通じる「伊勢路」のエリアにあります。宿を拠点にして、世界遺産の熊野古道「中辺路」や熊野三⼭の観光を満喫できるロケーションですよ。また、「熊野倶楽部」は自然と調和・共存するように造られたリゾート施設で、その魅力は有名ガイドブックで4つ星を獲得したほど。心地よい空間とサービスが、忙しない日常を忘れさせてくれます。

出典：eb2002621さんの投稿

ロビーとなる「帳場」に入ると、優しい木の空間とおしゃれなインテリアがお出迎え。チェックイン時に渡される”入村許可証”は、さまざまな無料サービスを受けられるパスポートです。まずはロビーでお茶菓子と伊勢茶のおもてなしに、ほっと一息つきましょう。

施設は散策するだけでも楽しめる広大な敷地で、チェックイン時に万歩計も渡されます。チェックアウト時までに5000歩を達成すると、お土産がいただける嬉しいサービスがありますよ。広大な敷地内では巡回バスが運行していますが、余裕がある時は健康的に歩いても良いですね。

お部屋は全室スイートルーム。熊野杉を使った空間は木の温かみがあります。また、お部屋の名前は「満月庵」「朱雀」「青龍」など、植物や天候、伝統色に由来したもの。自然を感じられ心穏やかに過ごせるでしょう。

「朱雀」はバルコニーに露天風呂がある、定員2名の客室。木目が美しい洋室タイプは、エコを感じる優しい空間です。落ち着いたおしゃれなしつらえに囲まれて、優雅で癒されるひとり旅にもおすすめです。

客室にはバルコニーがあるので、熊野の自然をゆっくりと眺められます。まずは椅子に座って深呼吸。清らかな空気を身体に取り込んで、抱えていたモヤモヤをフウッと出してしまいましょう。青い空や流れる雲を見ていると、心が軽くなっていきますよ。

離れの「満月庵」は、80㎡のゆとりある和洋室のコテージです。定員は5名で、露天風呂やバルコニーに加えキッチンも付いています。また「新月庵」は半露天風呂と内風呂もあるお部屋。気心の知れた友人との女子旅にも最適ですよ。

アメニティは、フランスの自然派コスメブランド「L'Occitane（ロクシタン）」のもの。厳選された100％天然由来の原料で、優しい香りに包まれ優雅にリフレッシュ。使うたびに喜びも広がります。

「熊野倶楽部」は、さまざまな体験プランが用意されているのも魅力です。他のツアーを探さずに済むので予約が楽ですね。安心感がありポイントをおさえた内容で、旅をより重質させてくれるでしょう。ぜひ熊野を感じられる体験に参加してみましょう！

「世界遺産 熊野古道中辺路・熊野本宮エコツアー」はウォーキングで「中辺路」の人気スポットを巡るもの。郷土料理の熊野古道弁当付きで、さらに熊野詣を体感できますよ。

「よみがえりの那智山エコツアー」では、「那智の滝」や「熊野那智大社」などを巡ります。神秘的な雰囲気や清らかな風景に出会えるプランです。

「プレミアムヨガコース」は、聖地熊野のパワーをヨガで感じる体験プラン。ヨガで気持ちよくリフレッシュして、クリアになった身体に土地のエネルギーをチャージしましょう。

たくさん歩いて足がパンパンになってしまったら、温泉であたたまってしっかり疲れをほぐしましょう。熊野倶楽部の湯処「ゆ浴みぼっこ」では、解放感満点な天然温泉の露天風呂が楽しめます。珍しいことに大浴場は全面畳敷き。滑りにくく足裏の肌触りが柔らかで和みますよ。熊野の山並みを眺めながらそよ風を感じて、ほっこりとしたバスタイムを過ごしてくださいね。

温泉は約700年前の発見に由来する、新湯ノ口温泉のお湯です。筋肉痛や冷え性、疲労回復に効果があるといわれる温泉に、ゆっくりと浸かって心を解放しましょう。また、みかんの産地熊野ならではの「みかん湯」があり、芳醇な香りにも癒されます。

お風呂へ行く時には、お部屋にある「牛乳札」をお忘れなく。大内山の牛乳やりんごオーレなどと交換して湯上りを楽しめます。また熊野古道に見立てた足踏み健康板もあり、さらに身体をスッキリさせてくれますよ。

エステやマッサージで足のむくみを取るのもおすすめです。アロマサロン「新姫庵」で使用するホットストーンは、熊野産の那智黒石。肌触りが滑らかでじんわりと温まります。アロマオイルもふんわりと香り、至福の時を過ごせるでしょう。

夜は落ち着いた雰囲気の料亭「穀雨」へ。料亭名は雨によって作物が成長することにちなんでいます。一口ずつ箸を運ぶたびに、自然の恵みを感じられそうです。

メニューは熊野の食材を活かした会席料理で、数種類のコースから選べます。熊野のブランド食材である熊野地鶏を使った「熊野地鶏 塩麹焼き」や、三重県産で鮮度抜群の「伊勢海老の炙りと旬魚の御造里」など目も舌も喜ぶ品ばかり。

「四季の恵み会席」は、旬の熊野食材をせいろで味わうコース。口当たりの良い蒸し料理は、身体に優しくしみていきます。

夕食時の飲み物は、一部を除きフリードリンクです。「穀雨」限定の日本酒「大吟醸大大古酒」や、果実酒にワインなど。どれからいただこうか迷ってしまいそうです。

20～22時まで無料の「里山BAR」が帳場にオープン。食後に飲み直しができますよ。三重や熊野の地酒など種類が豊富です。ひとりでしっとり飲むのも、女子旅で楽しく語らうのもいいですね。お酒が苦手な方は、帳場にある熊野の史書を読んで歴史に思いを馳せてみては？

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夜食サービスもあり、郷土料理の「めはり寿司」か熊野名物の「さんま寿司」がいただけます。「今はお腹がいっぱいで…」という方もご安心を。お部屋に持ち帰りOKなので、小腹が空いた時のお楽しみにできますよ。

心地よく朝を迎えたら、グッと伸びをしてリセットした身体を感じてみましょう。まず1日のスタートに、気持ち良く朝風呂に入ってみてはいかがですか？陽の光とお湯の肌触りに優しく包まれ、清々しい気分に。

お散歩しながら朝食会場の「馳走庵」へ向かうのもおすすめです。テラスの「風待舞台」へ寄って深呼吸。朝の山稜や流れる雲を見て熊野の自然を感じましょう。

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朝食は郷土料理を楽しめるブッフェです。熊野産の干物や、みかん100％のフレッシュジュースを味わえます。しっかりと食べて、朝の元気をチャージしましょう♪

チェックアウトの時間まで、ロビーの近くにある「紀南幸商店」でお土産探しをしてみてはいかがでしょう？名産のみかん製品はもちろん、モノづくりが盛んな地域なので工芸品も充実です。聖地熊野のお土産を買えば、自宅でも旅の余韻に浸れますよ。

自然豊かで世界遺産も満喫できる「熊野倶楽部」をご紹介しました。おしゃれなリゾート施設で心も体もリフレッシュして、宿の体験コースで安心して熊野旅行ができます。「旅で元気になりたいな」と思ったら、「熊野倶楽部」でちょっと優雅に滞在して心が洗われる旅をしてみませんか？