【赤湯温泉】カップルでおこもり♡「山形座 瀧波」で山形にひたる旅

オフィスと家とを往復する毎日は、見える景色も代わり映えしなければ会う人もほぼ同じで、なんだかだんだんと窮屈な気分になってきます。そんな気持ちを引きずったまま彼に会っても、なんだか二人の関係までマンネリ化してしまいそう…そんな時は場所を変えて気分転換しましょう。日常とは離れた空間に身を置いて、静かな環境で心を癒せば、彼との間にも新鮮な空気がよみがえりますよ。

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今回ご紹介する「山形座 瀧波」は、JR山形新幹線「赤湯駅」から車で約8分の場所にあります。「赤湯駅」からは1日2便、14:30と15:30に無料送迎が予約できるので、公共交通機関でのアクセスにはこちらを利用しましょう。ここでは、豊かな温泉と季節感あふれる食事だけでなく、山形の風土、文化についても心ゆくまで味わうことができます。

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「山形座 瀧波」のシンボルとなっているのは、約400年の歴史を持つといわれる「薬医門」。屋根は茅葺き、どっしりとしたケヤキの一枚板で作られた門扉には重厚な金具が施され、独特の風情があります。この門をくぐり抜けた先に、都会では味わうことのできない非日常空間が待ち受けています。

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移築した蔵をモダンにリノベーションしたお部屋は「KURA（クラ）」と名付けられ、全部で7室あります。広々としたワンフロアのお部屋、メゾネットタイプで2階部分がベッドルームになっているお部屋、いずれも和のぬくもりを感じさせる空間に現代風の家具が備えられており、大人のカップルにぴったりな洗練された雰囲気です。

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各部屋に大きく取られた窓からは、美しく手入れされた庭と山形の広い空を眺めることができ、空間の静けさとあいまって、都会での慌ただしい日々を忘れさせてくれます。メゾネットタイプのお部屋では、お疲れの彼は静かに昼寝、私は明るい窓際で緑を眺めながら読書など、思い思いの時間を過ごすことができますよ。

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すべてのお部屋に源泉掛け流しの露天風呂がついているのも、彼とのおこもり旅行に嬉しいですね。「KURA」ではお部屋によって、岩風呂か檜風呂が設置されています。プライベート庭園を眺めながら、彼とゆったりとした気分で温泉に浸かっていると、だんだんと日頃のストレスが消えていきますよ。

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山形で生まれた家具や工芸品が備えられた「YAMAGATA（ヤマガタ）」のお部屋は全6室。木造小学校をリノベーションして生まれた空間に調和するこだわりの名作が揃い、山形の伝統を目で見て、肌で触れて体感することができます。

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高い天井に大きな窓、白く塗られた壁は、明るく開放的な雰囲気を感じさせてくれます。天童木工による名作ソファやテーブルが窓際に配置され、外の緑を眺めながらのくつろぎ時間を演出してくれます。広々とした室内で彼と二人、のびのびと手足を伸ばしてくつろぎましょう。

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「YAMAGATA」の各部屋にも露天風呂があり、中でも1階の客室には、「蔵王石」をくり抜いた岩風呂が備えつけられています。自然の息吹を感じながら、硫黄の香りのする温泉で二人ゆっくりあたたまれば、こわばった心も体もすっとほぐれていきますね。

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小学校の木造校舎を移築し、リノベーションすることによって作られた「SAKURA（サクラ）」は全6室。どこか懐かしい雰囲気が広がり、子どもの頃に戻ったような無邪気な気分で二人のおしゃべりも弾みます。

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庭に面した窓からは太陽の光がたっぷりと差し込み、室内にいながらにして自然と一体化するような感覚が味わえます。全てのお部屋から庭園に咲き誇る桜を望み、窓の外にはピンク色の世界が広がる春の滞在もおすすめ。

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「SAKURA」の1階のお部屋には岩風呂が、2階のお部屋には檜風呂が設置されています。桜の季節には、庭園に咲く桜の木を眺めながらのお花見風呂が楽しめます。誰にも邪魔されないとっておきの空間で、彼との極上の湯浴みを楽しみましょう。

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「山形座 瀧波」のある「赤湯温泉」は、開湯920余年。戦国時代に発見されて以来、多くの人の心と身体を癒やしてきた由緒ある温泉です。「山形座 瀧波」では、毎分79.1Lの生まれたてのお湯を源泉から直接引き、掛け流し。3名の湯守が源泉から届くお湯の温度と泉質とを日々管理し、温泉に浸かる人々の幸せを守っています。

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すべての客室には源泉掛け流しの露天風呂がついていますが、それとは別に、宿泊客は15:00〜翌10:00の間男女別浴槽「073」（ゼロナナサン）を自由に使えます。男性は洗い場と露天風呂、女性は洗い場と露天風呂のほか、内湯も。より大きな浴槽でたっぷりの温泉に浸かれば、日頃の疲れもぷかぷか浮いて流れていきそうですね。

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正面玄関を出て右手にある「飲泉所」では、湯守によって日々大切に守られた温泉を飲むことができます。飲泉すると胃腸病などにも効能があると言われているこの温泉、都会生活でストレスを溜めがちなカップルは、ぜひ試してみてください。

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お食事はダイニング「1/365」でいただきます。ここは、春は山菜、夏は岩ガキ、秋はラ・フランス、冬はタラの白子など、日々刻々と移り変わる旬の食材を使った、置賜地域の豊かな自然と食文化を味わうためのレストラン。オープンキッチンになっているので、目の前で料理が作られてゆくのをライブ感覚で楽しめますよ。

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メニューの主役となるのは山形県産の野菜。中でも置賜地域は無農薬有機栽培がさかんだそうで、新鮮なオーガニック野菜が味わえます。また、庄内浜の魚介や、健康的に育てられた赤身の「米沢牛」、「米沢豚」、平飼いの「米こっこ地鶏」などメインディッシュの肉を、ヘルシーな調理法でいただけます。

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華やかさと甘みとを併せ持つ山形産の大吟醸酒「十四代」や、明治25年に創業した東北最古のワイナリー「酒井ワイナリー」のワインなど、料理に合わせて厳選された東北のおいしいお酒も取り揃えられています。こだわりの食材を使った料理に舌鼓を打ちながら、彼とグラスを傾ければ、ここでの滞在が忘れられない思い出になりますね。

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豊かな風味と上品な甘さを持つ「出羽（でわ）かおり」と、実とともに蕎麦殻を挽くことで風味を引き出した「最上早生（もがみわせ）」。2種類の蕎麦粉を黄金比率で合わせて打った蕎麦も絶品です。

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打ち立ての麺は、カツオとアゴで取っただしが活きるつゆに、濃厚な味わいを持つ地元産のなめこが合わせられて提供されます。香り高い風味の上につるっとしたのど越しが加わり、あっという間にお腹の中に吸い込まれていきます。

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朝食にも、旬の山形の食材をふんだんに使った色とりどりの小鉢が並びます。中でも、有機栽培の秘伝豆で作られたお豆腐はびっくりするほど濃厚。力強い味わいに目が覚めそうです。

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「山形座 瀧波」でいただけるお米は、「つや姫」をはじめとする4種類の有機米。日本有数の米どころで知られる置賜盆地のこだわりの味をお腹いっぱいにいただいたら、朝から幸せな気分に包まれますよ。

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本館は築約350年、上杉藩大庄屋の曲がり家を移築復元したのち、北欧家具をあしらってモダンな空間に仕立てられました。ここのロビー・ラウンジ「1916」では滞在中、無料のコーヒーがあるほか、19時以降はバータイムとしてウイスキーなどのお酒も無料でいただけます。彼と私、それぞれ好きなドリンクを片手に、広々としたスペースでくつろぎの時間を過ごしましょう。

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チェックイン後の夕刻、鮮やかなピンク色をした衣装を身にまとい、紅花をあしらった笠を手にしたスタッフの方が、山形伝統の踊り「花笠踊り」を披露してくださいます。山形でしか見ることのできない踊りが、旅の思い出をより印象深いものにしてくれます。

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夜には地元出身のスタッフの方によって「置賜の昔語り」が披露されます。おばあちゃんの家の広間で昔話に耳を傾けるような、そんな懐かしい時間を彼といっしょに過ごせますよ。

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毎朝6:30からは「瀧波の朝ツアー」が用意されています。重厚な「薬医門」をくぐり抜け、新鮮な空気の中、季節が色濃く映えるスポットを巡ります。運がよければ、十分一山から雲海が見えるかも。都会では見ることのできない風景を彼と二人で目にすることができれば、忘れられない旅の思い出ができますね。

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今から1600年以上前に造られた、全長約96m、県内第1位の大きさをもつ前方後円墳の「稲荷森古墳」は、史跡公園として整備され、朝の目覚めの散歩にちょうどよいコースとなっています。ガイドスタッフの方の説明を聞きながら、山形の土地を全身で味わいましょう。

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山形の温泉、食、文化が一度に味わえる「山形座 瀧波」はいかがでしたか。彼といっしょに都会の喧騒から離れ、非日常空間で山形を体感しながらのリラックスした休日を過ごせば、疲れた心も身体もすうっと癒されます。彼との仲をぐっと深めるためにも、「山形座 瀧波」でのおこもりステイ、おすすめです。