2016年05月31日
ばんえい競馬の魅力って何?おすすめの帯広グルメもご紹介!
北海道帯広市には、世界で唯一行われている「ばんえい競馬」という競馬があります。ばんえい競馬とは、帯広競馬場で行われているばん馬による競馬のことを言います。ばん馬とは、骨太のどっしりとした農耕馬、北海道開拓の時代から、つい最近まで農作業に活躍していた馬たちです。中央競馬のスマートなサラブレッドとはひと味違う、武骨なばん馬たちの熱いレースが見られるのは、世界中で帯広市だけ!名物のぶた丼を食べながら、ひたむきな馬たちの走りに酔いしれてみませんか。
サラブレッドのようなスマートなかっこ良さはないけれど、どっしりとした安心感。風のように駆け抜けるわけではなく、もたもたと歩いたり、ときに立ち止まったりと人間的な場面も。光をたたえた愛くるしい瞳。そして何よりも温厚な性格。そんな親しみやすい馬がばん馬です。
北海道開拓の時代から、人とともに、人に寄り添いながら生きてきた頼もしいばん馬たちです。中央競馬とはまた違うそのひたむきな走りには、胸を打つものがあります。
ばんえい競馬とは、ばん馬、つまり農耕馬による鉄ソリを引いて行う障害物レースです。その始まりは明治時代、北海道の厳しい開拓の時代まで遡ります。当時の人々は、ときに馬同士の力比べをして楽しみました。やがて明治時代の後期になると、力比べから、重いソリを引かせて競争させるという形へと変わっていきます。これが農耕馬たちのイベントとして定着していき帯広競馬場での「ばんえい競馬」の始まりとなりました。
公営になったのは、昭和21年のこと。戦後すぐのことで食べるもののなかった時代です。食糧事情のために、馬をたくさん増やさなければなりませんでした。そのため「ばんえい競馬」を地方自治体の公営とし、国が助成をしていくことが決められたのです。実際に「ばんえい競馬」を実践したのは、北海道と秋田県だけ。けれども経営難から秋田県は撤退、やがて北海道でも、ここ帯広だけになりました。
帯広でも存続が危ぶまれていましたが、愛好家たちの尽力と、楽天グループによる馬券のネット販売などの営業戦略が成功し、今では順調な経営を続けています。
帯広のソウルフード「ぶた丼」。ごはんの上に乗った分厚い豚肉と甘辛のタレが決め手です!農耕中心の生活の中で育まれてきた本物の名物を、ぜひともご賞味ください。
ぶた丼たむら
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
ぱんちょうの詳細情報
ぱんちょう
帯広 / 豚丼、郷土料理
- 住所
- 北海道帯広市西一条南11-19
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 11:00 - 19:00 [水] 11:00 - 19:00 [木] 11:00 - 19:00 [金] 11:00 - 19:00 [土] 11:00 - 19:00 [日] 11:00 - 19:00 ■ 定休日 月曜・第1、第3火曜(祝日の場合営業、翌日休、連休)
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
ぶた丼のとん田
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世界にひとつの「ばんえい競馬」の魅力について案内させて頂きました。北海道開拓の歴史とばん馬たち。きびしい環境を生き抜いてきた人々と馬たちの祭典はいまや、帯広観光の目玉となっています。帯広のソウルフードである「ぶた丼」とともに、満喫していただけたら幸いです。