【岩手】素直な心になれる花巻温泉郷へ。カップルにおすすめのホテル・旅館8選

都会で過ごす日々。忙しくしているうちに身体は疲れ、そうすると心にも余裕がなくなってしまいます。つい言ってしまった余計な一言をきっかけに、大切な彼との関係もギクシャク。本当はもっと素直になって仲良くしたいのに、なんだかぎこちない関係になってしまった…そんな時は旅行で環境を変えて、二人の仲をリフレッシュさせてみませんか。

今回ご紹介するのは、岩手県の花巻エリア。花巻は岩手県のほぼ中央に位置し、周囲を奥羽山脈や北上山地に囲まれた自然豊かな場所で、東北地方有数の温泉地「花巻温泉郷」があります。東京からは東北新幹線で「新花巻駅」まで約3時間のアクセス、週末旅行の行き先にもできますね。写真は「釜淵の滝」。花巻温泉郷を流れる台川沿いにある滝で、滝の周囲は一周20分ほどの遊歩道にもなっていて、自然の中のお散歩にもぴったりです。

出典：さるすべりさんの投稿

花巻は詩人・童話作家として有名な宮沢賢治の生誕地で、市内には「宮沢賢治童話村」など、縁のスポットがあります。写真は「宮沢賢治記念館」の敷地内にある、「注文の多い料理店」をモチーフにしたレストラン「山猫軒」。また市内には、「早池峰神楽（はやちねかぐら）」や「鹿踊（ししおどり）」などの郷土芸能も伝えられ、歴史も感じられます。そんな自然と歴史の両方を味わえる、花巻温泉郷にあるカップルステイにおすすめの宿をご紹介します。

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東北新幹線「新花巻駅」から無料送迎バス（要予約）で約20分のところにあるのが、「花巻温泉　佳松園」。岩手の県木「南部赤松」の林に囲まれた、緑豊かで静寂な場所に位置するこの宿では、夕暮れ時になると回廊に囲まれた白砂の中庭にかがり火が焚かれ、幻想的な風景が浮かび上がります。

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客室は和室、和洋室、洋室から選ぶことができます。どのお部屋も窓の外に広がる松林と調和した、シックで落ち着いた雰囲気です。広々とした贅沢な空間でゆったりと流れる時間を過ごせば、ギスギスした心もゆるみ、彼とも優しい気持ちで話ができますね。

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夕食は、地元岩手の海や里山で採れる旬の食材を取り入れた会席料理。お部屋でゆっくりいただけるので、他の宿泊客のことを気にせず、彼とのおしゃべりも弾みます。素材の旨味を生かして丁寧に作られた料理を二人で囲み、心もお腹も満たされちゃいましょう。別注（別料金）で、「前澤牛」を使った陶板焼きやしゃぶしゃぶ、「吉次（きちじ）汐焼き」といった特別メニューもいただけますよ。

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お風呂は自家源泉の温泉。pH9.0のしっとり、とろとろの肌ざわりのお湯で、神経痛、筋肉痛、美肌などに効果があると言われています。男女別の大浴場には、林の間を吹き抜けてくる風が心地よい檜造りの露天風呂と、窓の外に四季の移ろいを望む内湯があり、ゆったりとした湯浴みの時間を楽しむことができます。

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東北新幹線「新花巻駅」からタクシーで約20分、花巻市北西部の山麓に位置するのが「はな 台の湯」です。開湯約1200年、岩手県最古の歴史を持つと言われる台温泉を、24時間源泉掛け流しで堪能できるこの宿には、小学生以下は泊まれません。静かな自然に囲まれて、のんびりと贅沢な大人時間を過ごしてみませんか。

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全9室の客室は、和室または和洋室から選べます。建物は築200年の置屋作りで、大正浪漫をイメージして整えられたインテリアはどことなく懐かしい雰囲気があります。山麓の自然に囲まれた、静かで広々としたお部屋に到着したら、まずは手足を思い切り伸ばして深呼吸。畳の香りと引き換えに日頃の慌ただしさを忘れ、大切な彼とゆったり過ごしましょう。

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食事はすべて部屋食。他の宿泊客を気にせず、二人でゆっくりと食事を味わえます。一つ一つ、できたての料理を運んでくれるのも嬉しいところ。地元の旬の食材を使った創作料理を心ゆくまで堪能したら、自然と幸せな気持ちになって、ぎこちなくなっていたはずの二人の空気も、やわらかくなりますよ。

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総檜造りのお風呂にたっぷり注ぐ温泉は、源泉掛け流し。やわらかくきめ細やかなお湯は、pH8.3の弱アルカリ性単純硫黄泉で、美肌効果があると言われています。新鮮なお湯を24時間いつでも好きなときに楽しんで、身も心もぽかぽかになったら、彼との仲もあたたまりそうですね。

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東北新幹線「新花巻駅」から無料シャトルバス（要予約）で約35分。山間の「台温泉」エリアの中ほどの、静かな緑に囲まれ、川のせせらぎが心地よいロケーションにあるのが「やまゆりの宿」です。敷地内の地下300〜400mから自噴する新鮮な温泉を源泉掛け流しで堪能できるこの宿で、彼と二人、しっとりとしたあたたかな時間を過ごしませんか。

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客室は全14室、その中でも和室・和洋室合わせて9つの部屋タイプがあり、どれも彩り豊かでスタイリッシュなインテリアが魅力です。彼と二人の時間を長く取ってじっくり仲を深めたい時には、源泉掛け流しの半露天風呂がついた特別室がおすすめ。女性には好きな柄の色浴衣を、無料で貸してもらえるのも嬉しいですね。

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食事は囲炉裏ダイニングで。炭火焼きの香ばしい香りを感じながら、春は雪解け水を吸い上げた山菜、秋は松茸といった岩手の旬の食材をいただけば、二人の顔にも自然と笑みがこぼれますね。他にも、A5クラスの「前澤牛」、全国初めてのブランド豚といわれる花巻の「プラチナポーク（白金豚：はっきんとん）」といった、地元の食材を使った創作料理も味わうことができます。

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敷地内の地下から自噴する源泉掛け流しの温泉は、pH8.2の弱アルカリ性単純硫黄泉。お肌に優しく、まるで化粧水を浴びたようにつるつるになると評判です。露天風呂と内湯のある「かじかの湯」と、内湯のみの「寿の湯」とが時間帯で男女入れ替え制となっているので、ぜひ朝と晩で両方のお風呂を楽しんでみてください。

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東北新幹線「新花巻駅」から花巻南温泉峡無料シャトルバス（送りのみ要予約）で約35分、花巻市西部の山間にあるのが「游泉 志だて」です。山の緑を感じ、すぐそばを流れる豊沢川のせせらぎを聴きながらゆったりと過ごせるこの宿は、すべての部屋が露天風呂付き。大切な人との関係をじっくりあたためられます。

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全28室ある客室は、すべて渓流を望む和洋室。1階のお部屋には庭園付きの岩露天風呂、2階から4階のお部屋には陶器製の露天風呂が配置されています。寝室には布団敷き和風ツインベッドが配され、和の情緒の中に快適な居住性とモダンな感覚が加わり、大人な二人にぴったりの洗練された空間となっています。

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夕食をいただく個室ダイニング会場の入口には竈があり、羽釜から立ち昇る湯気がおいしそうな香りを漂わせながら宿泊客を迎えてくれます。オープンキッチンのカウンターから運ばれる、旬の山海の食材を使った料理のお供には、岩手の地酒（別料金）がおすすめ。「南部美人」「七福神」といった日本酒を、ぜひ彼と試してみましょう。おいしい食事とお酒を心ゆくまで味わえば、ギスギスしていたはずの雰囲気も和らぎますね。

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この宿では客室で源泉掛け流しの温泉が堪能できますが、大きな湯舟に浸かるのもまた気持ちがいいもの。母屋棟の1階には、男女で趣向を変えた庭園露天風呂と2種類の内湯とがあり、朝晩で男女入れ替え制となっています。お部屋の温泉とは異なる源泉からのお湯なので、ぜひこちらも堪能しましょう。また、大浴場とは別に足湯スペースも設けられています。彼と足湯でおしゃべりしながらの日向ぼっこも、気分よく過ごせますよ。

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東北新幹線「新花巻駅」から、花巻南温泉峡無料シャトルバス（送りのみ要予約）で約35分の場所にあるのが、「ガーデンリゾート　悠の湯　風の季（はるかのゆ かぜのとき）」です。客室の窓からは自然豊かな景色が望める、肩肘張らないリラックスした雰囲気の宿で過ごせば、素直な気持ちで彼と向き合えますよ。

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お部屋は和室を基本とし、一部ベッドマットの入った部屋もあります。好みや予算に合わせて広さを選べますが、とにかく彼とゆっくり過ごしたい、二人の時間を邪魔されたくないカップルには、2室限定の露天風呂付きの和風スイートルームがおすすめ。お部屋でお湯に浸かりながら、四季折々の外の景色を眺められますよ。

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朝夕の食事は、オープンキッチン付きのメインダイニング「山の風」、または大広間の食事処でいただきますが、宿泊プランによっては個室食会場も。地元の旬の食材を使った懐石料理を思う存分味わえば、身も心も満たされます。また別注料理「花巻ブランド 白金豚しゃぶしゃぶ」や「県産和牛溶岩プレート焼き」といった岩手ならではの特別料理もお願いできるので、グルメな彼と試してみるのもいいですね。

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お風呂は源泉掛け流しの温泉。何度も入りたくなるような優しい肌触りで、男女それぞれに内湯、露天風呂があります。中でも露天風呂「かわみの湯」は、自然に囲まれたロケーション。四季折々の景色や近くを流れる川のせせらぎを感じながらの湯浴みを楽しめば、日頃の忙しさもお湯に溶け、心からリラックスできますよ。

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東北新幹線「新花巻駅」西口バスターミナルから、花巻南温泉峡無料シャトルバス（送りのみ要予約）で約50分。「山の神温泉　優香苑」は、宮大工建築による木のぬくもりあふれる空間と、露天風呂・内風呂合わせて4つの源泉掛け流し温泉が魅力の旅館です。とろみのある温泉を心ゆくまで楽しめば、ギスギスしていた彼との関係もゆるんできますよ。

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お部屋は和室、和洋室から選べ、どのお部屋も宮大工による技巧を見ることができます。中でも天井に格縁(ごうぶち)を縦横、正方形に組むことによって、規則的な区画模様を作り出す「格天井（ごうてんじょう）」は、木のぬくもりに宮大工の手が加わることによってあたたかみを増し、訪れる人におもてなしの心を感じさせてくれます。

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夕食は岩手の食材を使った和食。訪れる人が地元の旬を楽しめるようにと、丁寧に作られています。食事は会場でいただくのが基本ですが、事前予約（別料金）にて、部屋食や別注の特別料理もお願いすることができます。花巻産のA5ランク以上の黒毛和牛「胡四の牛王（こしのぎゅうおう）」もリクエストできるので、この機会にぜひ味わってくださいね。

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この宿には2つの露天風呂と2つの内風呂があり、計4種の源泉掛け流し温泉を楽しむことができます。中でも花巻温泉郷最大級の広さを持つ「とよさわ乃湯 大露天風呂」では、花巻の星空と新鮮な空気に囲まれながら、爽快な気分でお湯に浸かることができます。また、二人で温まりたいカップルには予約制（別料金）で貸切風呂もありますよ。

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東北新幹線「新花巻駅」から、花巻南温泉峡無料シャトルバス（送りのみ要予約）で約55分の場所にあるのが、「藤三旅館・別邸　鉛温泉　心の刻　十三月」。温泉旅館として230年以上の歴史を誇り、宮沢賢治ともゆかりのある「藤三旅館」の別邸として作られたラグジュアリーな宿は、すべての客室に源泉掛け流しの露天風呂を備え、大切な人とのプライベートな滞在にぴったりです。

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お部屋はすべて洋室で、60平米以上のゆったりとしたスイートルーム。モダン・スタイリッシュをコンセプトとした広々とした空間となっています。ビール2本を含む客室内冷蔵庫のドリンクはフリーで、エスプレッソマシーンも備え付けられているので、好きな飲物を片手に彼とのおしゃべりも弾みます。15時〜18時の間はラウンジでワイン、コーヒーやソフトドリンクなどをフリーで楽しめるのも嬉しいですね。

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食事は朝夕ともに日本料理をいただきます。世界三大漁場のひとつ、三陸から毎日直送される海の幸と、地物の山菜やきのこ、たけのこなど、花巻ならではの山の幸とを取り入れ、旬の食材を駆使して丁寧に作られたお料理を堪能すれば、日頃の忙しさに張り詰めていた気持ちもほぐれますね。食事場所はプランによって、館内のレストランか部屋食かを選ぶことができます。

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この宿の温泉は完全源泉掛け流し。源泉から湧き出した温泉を加温、加水、循環させずに、自然の状態のお湯を楽しめるのは、全国各地の温泉旅館でもわずか1%しか存在しないそうです。また、宿泊客は客室の露天風呂だけでなく、併設の「藤三旅館」の歴史ある温泉も利用可能。日本一深いと言われる、自噴天然岩風呂「白猿の湯」は、立って浸かる珍しい温泉です。浴槽の底からこんこんと湧き出る、生まれたての温泉をご堪能あれ。

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東北新幹線「新花巻駅」から無料送迎バス（直行便は要予約）で約50分、花巻市北西の山間部に位置する「結びの宿　愛隣館」。この宿の特徴は豊富な種類のお風呂で、3つの自家源泉を17の異なるタイプの浴槽で楽しめ、館内にいながらにして湯めぐりが叶います。またカップル向けのおもてなしにも力をいれていて、NPO法人地域活性化支援センターにより「恋人の聖地サテライト」としても選ばれた、カップル旅に最適のお宿なんですよ。

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お部屋は和室、和洋室、洋室から選ぶことができます。ゆったり過ごしたいカップルは、広めで豊沢川の渓流を望めるお部屋を選ぶと快適に過ごせますよ。一方、費用を抑えたい、温泉や観光を重視したい二人には、駐車場側に面したリーズナブルなお部屋もあるので、目的や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

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食事スタイルも、宿泊プランによっていくつかの選択肢があります。お膳形式で季節ごとの旬の料理をいただける和膳スタイルでは、メインに花巻市の郷土食材「プラチナポーク（白金豚：はっきんとん）」を使ったしゃぶしゃぶなどの料理をいただきます。二人きりでゆっくり食事を楽しみたいなら、部屋食がおすすめ。ほかにも、かまど料理、石窯料理がハーフビュッフェ形式で食べ放題となる、かまどダイニングでのディナーも人気です。

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館内には3つの大浴場があり、時間ごとの入れ替え制となっています。写真は、外の自然を眺めながらの湯浴みを満喫できる「川の湯」の岩露天風呂ですが、立湯の露天風呂がある「森の湯」、寝湯や立湯、熱湯やぬる湯といったお風呂のバリエーションを楽しむ「山の湯」とがあり、せっかく来たならばと全部試してみたくなりますね。また、彼と静かに温泉を楽しみたい方には、大浴場とは別に貸切風呂「ちゃっぷん」も予約できます（別料金）。

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花巻へのカップル旅行におすすめの宿特集はいかがでしたか？澄んだ空気と豊かな緑の中、丁寧に作られた料理をいただき、自然の恵みあふれる温泉にゆっくり浸かれば、心も身体も芯まであたたまって素直な気持ちを取り戻せますよ。二人の仲をリフレッシュさせたければ、次のお休みに彼を花巻旅行に誘ってみてはいかがでしょうか。