宮城のパワースポット「松島三大橋」を巡って良縁を引き寄せよう！

恋愛も仕事もプライベートもいい人と巡り合いたいし、いつまでもいい関係が続けられたらと思うもの。でも、現実は難しいですよね。人間関係のもやもやが積もってきたり、自分の中でうまく処理ができなくなったときは、良縁を結んでくれるパワースポットめぐりの女子旅に出ませんか。

宮城県にある松島町は、日本三景の一つに数えられる美しい景色を持つエリア。「松島や ああ松島や 松島や」のフレーズでお馴染みの松島湾は、絶景の名所めぐりだけでなく、冬には松島湾で育った美味しい牡蠣がお手頃価格で食べられます。そして、渡ると良縁に恵まれるパワースポット「松島三大橋」も松島湾にあるので、今回の女子旅に最適です。

東京から仙台までの交通手段は、新幹線、特急、在来線、高速バスといろいろ。移動が楽なのは新幹線で、所要時間約1時間30分。仙台駅から最寄り駅・松島海岸駅まで約35分なので、おおよそ2時間ちょっとでたどり着けます。これなら週末を利用して、さくっといけますね。

「松島三大橋」は松島にある三つの橋。雄島にかかる「渡月橋」、五大堂にかかる「透かし橋」、福浦島にかかる「福浦橋」の総称です。「渡月橋」→「福浦橋」→「透かし橋」→政宗公の孫・伊達光宗の霊廟「円通院(えんつういん)」の順に巡ると、良縁に恵まれるといわれています。早速、松島海岸駅からパワースポット巡りの旅をスタートさせましょう。

松島海岸駅から徒歩約5分、霊場・雄島に架かる橋「渡月橋」に到着。かつて、雄島へ修行のために訪れた僧侶が橋を渡る際に俗世との縁を切ったことから〝悪縁を断つ橋〟とも呼ばれています。良縁を呼び込むためにも、まずは渡月橋を渡って悪運をスパッと断ち切りましょう。

出典：せんすいさんの投稿

雄島は１周約20分ほどの、見どころ満載の小さな島です。例えば景色。じっくり眺めて、写真も撮れる、絶好のビュースポットです。雄島からは、湾岸に浮かぶ通称・双子島と呼ばれる「亀島」「鯨島」、これから訪れる「福浦橋」や「五大堂」など松島の絶景を遊覧船に乗らずとも近くで見ることができます。

出典：斉藤さんさんの投稿

絶景スポットを求めながら島内を散策すると、岩窟群に彫られた仏像や石塔、お堂や石碑などの建造物を目にすることができ、霊験あらかたな雰囲気を感じることができますよ。

出典：nekomaさんの投稿

悪縁を切ったら、雄島から徒歩約25分の場所にある「福浦橋」へ。「福浦橋」は福浦島に架かる全長252m、松島三大橋の中で一番長い橋で、橋を渡ることで良縁を引き寄せられる〝出会い橋〟とも呼ばれています。長い橋を渡りながら、どんな人と出会いたいか、どんな人と縁を結びたいか、友達と話しながら理想の人物像をイメージしましょう。

出典：4katuさんの投稿

「福浦橋」は通行料がかかりますが、福浦島には縁結びの神様として知られている弁財天が祀られた「弁天堂」があります。しっかり参拝して、弁才天様を味方につければ心強いですね。ちなみに、弁才天様は嫉妬深い神様でもあるため、恋人と参拝すると別れてしまうとか。お礼参りも女友達としましょう。

出典：show07さんの投稿

松島三大橋の締めくくりは、「福浦橋」から徒歩約12分。日本三景の碑の近くにある五大堂にかかる「透かし橋」。「透かし橋」は、良縁を結ぶ橋として知られています。短い橋ですがその名の通り、床板が透かされているので足元に集中して渡りましょう。

良縁を結ぶ橋といわれる所以は、橋の床板が格子になっており、足元から海面が覗きみえるところにあります。床板の隙間から透かすように先をみる、つまり、将来を見据えて縁を結ぶといわれています。

出典：ポンスケさんの投稿

「五大堂」は、仙台藩祖・伊達政宗が1604年に造営した東北最古の桃山建築。松島のシンボル的存在です。お堂の4面には、繊細な透かし彫りの手技によって竜や猿など十二支の彫刻が施されています。見応えも雰囲気も抜群です。

出典：takronさんの投稿

海に突き出すようにある小さな島に建つ「五大堂」は、松島湾のビュースポットでもあります。遮る建物も松林もないのでパノラマビューで絶景が堪能できます。

出典：-華月-さんの投稿

紅葉の時期には期間限定ですが、「五大堂」をはじめとした松島の人気スポット数か所でライトアップが実地されます。

パワースポット巡りのラストは「五大堂」から徒歩約5分、松島湾から少し離れた場所にある「円通院」に鎮座する「縁結び観音」で良縁祈願をします。「縁結び観音」は、縁のなかった人も良縁をとりもってくれるそうなので期待が膨らみますね。参拝だけでなく、縁結びこけしに願いを書いて奉納したらミッション達成です。あとはポジティブに出会いを待つのみです。

出典：しょうちゃん3.4さんの投稿

「松吟庵(しょうぎあん)」は、松島海岸の観光桟橋の目の前。パワースポット巡りにふらりと立ち寄れます。かつて俳人の松尾芭蕉が宿にした「久ノ助宿」の跡地に建つ、「松島玉手箱館」の3階にお店があります。大きな窓から桟橋のにぎわいを見下ろし、松島の水平線と島々を遠くに望み、松島湾で育った牡蠣や海苔、こだわりの自家製打ち立て十割そばがいただけます。

出典：ピンクサファイア♪さんの投稿

秋冬に訪れたのなら迷わず注文したいのが、牡蠣メニュー！古くから牡蠣の養殖で有名な松島湾で育った牡蠣はふっくら濃厚、口いっぱいに広がる海の香りがたまりませんよ。焼牡蠣や、牡蠣フライ、牡蠣を出汁で軽く炊いたものなど、さまざまな牡蠣料理が地元価格でいただけるのも嬉しいポイントです。

出典：

牡蠣シーズン以外の時期に訪れたときは、通年メニューの「海苔そば」がおすすめ。松島はおそばのおいしい土地であり、松島湾は海苔の養殖も盛ん。このメニューは、こだわりの自家製打ち立て十割そばと、たっぷりの海苔をすり鉢ですっていただきます。すりたての海苔は香ばしく、そばの風味を一層ひきたてます。

出典：ウサびっちさんの投稿

「れすとらん海音(うみね)」は、海につきだした岬にある旅館「松島佐勘 松庵(まつしまさかん　しょうあん)」にある和食レストラン。風光明媚な松島湾の景色をテーブル席や小上がり、個室から眺めながら、松島の季節の山海をゆっくり味わうことができるレストランです。

出典：haru☆さんの投稿

彩り豊かにきれいに盛り付けられた「季節の彩り膳」は、季節の味覚が五感で楽しめる季節限定、数量限メニュー。松島の中心部からやや離れた場所にありますが、心配な人は予約を入れておきましょう。

松島の「松島三大橋」は、趣もご利益も異なった朱い橋を渡ることで、しっかりと良縁を結ぶことができるパワースポットでしたね。橋を巡ることで日本三景の絶景も堪能できるので、気持ちもより前向きになれ、素敵な縁もすぐにやってきますよ。