海を眺めて心と体、頭を解放。瀬戸内海の島々にあるおすすめホテル13選【広島県】

出典：renkonsannnさんの投稿

自然に囲まれてのんびりしたいな…と思っても、忙しいから…と先送りにしていませんか？そのふとした思考はきっと、身体が出すSOSのサイン。そんなときは自分の声にちゃんと耳を傾けてあげましょう。お部屋に観葉植物や切り花があることで心が癒されるように、人間は誰しも自然に癒され、パワーをもらうもの。だからこそ、自分が自然を求めているときはその想いに寄り添って、自然に包まれる旅に出かけましょう。

そんな時にぴったりなのが、大小さまざまな島が浮かぶ「瀬戸内海」。温暖な気候で、海と山が織りなす美しい景色とおだやかな雰囲気が魅力的な場所です。今回は、広島県の瀬戸内海に浮かぶ離島にある宿をご紹介。おだやかな海、新鮮な旬の食材、温泉、何もしない時間…。「せっかくだし観光しなきゃ」とか「ゆっくり休まなきゃ」とか自分にプレッシャーをかけず、気の向くままに過ごしましょう。忙しない日常を脱して、のんびり島旅へ出かけよう♩

尾道から「瀬戸内しまなみ海道」を進み、3つ目にあるのが「生口島(いくちじま)」。別名「レモン島」と言われるように、日本トップクラスのレモン出荷量を誇ります。「島ごと美術館」と称して、島内のいたるところにアートが展示されているのも見どころのひとつ。ほかにもインスタ映えスポットや、地元のフルーツを使ったジェラートなど、魅力がたくさん詰まった島なんです。

「Azumi Setoda(アズミセトダ)」は、世界的なホテリエのエイドリアン・ゼッカさんが手がけた日本旅館です。140年以上前からこの地に佇む「旧堀内邸」を、日本建築に精通する建築家・三浦史朗さんが改装しました。「故きを温めて新しきを知る」の真意を感じられるような日本の美に触れることができます。

全22室の客室は50〜70㎡の広さがあり、新旧・和洋の格式美が融合した高級感のある雰囲気です。かと言って、堅苦しいわけではなく、杉や檜の無垢材をはじめとした自然の生きた素材と生口島の温暖な気候が相まって、まるで自宅にいるかのような安心感を覚えます。檜の湯舟も完備されており、自分だけのプライベート空間で外の景色を楽しみながら心も体も癒すことができますよ。

自然と調和し静けさに包まれた館内は、侘び寂びの世界が広がります。そこにいるだけで心が鎮まって肩の力が抜けていくよう。日が落ちて辺りが暗くなってくると、お部屋もだんだんと暗くなり照明のやさしい灯りが浮かび上がります。四季の美しさだけでなく、時間や天候によって変わる空の存在の尊さも知ることができます。

お食事はしまなみの豊かな食材を使い、家庭的な温もりを感じられるメニューが並びます。瀬戸田が海上交易の要所であったことから、和食にハーブやスパイスをあわせた和洋の融合に心が躍ります。旧堀内邸の蔵に保管されていたアンティークの大皿や小皿も使用しているんだそうです。新旧と和洋のハーモニーに心が安らぐ、そんな非日常を過ごしてみては？

「Azumi Setoda」の向かいにある「yubune(ユブネ)」は、銭湯とサウナ付きのお宿。昔ながらの面影が残る商店街に溶け込むように佇んでいます。入口の暖簾をくぐると、町の銭湯のようなほっこりとした雰囲気と、洗練されたデザインが迎えてくれますよ。館内にある銭湯は、宿泊客だけでなくビジターも利用可能で、銭湯宿として社交の場にもなっています◎

全14室の客室は、天然の無垢材や畳を使用した快適性抜群の造り。1階にある土間タイプのお部屋は、名前の通り土間があり、自転車を持ち込むことができるんです。サイクリストの聖地であるしまなみ海道ならではの設備におもてなしの心を感じ、うれしくなります。自転車をレンタルすれば、1日目に島を巡り、2日目に生口島から尾道までサイクリングという身体を動かすリフレッシュ旅も叶います♩

銭湯は朝7時から営業。早起きして海岸線を散歩したあとに朝風呂なんて過ごし方も素敵ですね◎浴室のタイル壁画は美術家のミヤケマイさんによるもの。島々や生き物で彩られた美しい瀬戸内海が、壁いっぱいに広がります。「hinagi(ヒナギ)」は昼間、「tsukinagi(ツキナギ)」には夜の情景が描かれています。季節に合わせてレモン風呂や塩の湯などが楽しめるほか、話題のサウナでととのうことも◎タイル壁画を眺めながらのんびり癒されましょ。

宿泊者限定のラウンジ「yuagari(ユアガリ)」は、銭湯から上ったあとのんびりくつろげる場所。バラエティに富んだ無料の飲み物のほか、軽食や懐かしい駄菓子まで販売されているんです。「あ～いい湯だったな～」って休んでいたら、日常生活の疲れも遥か彼方に消えていきます。旅がてら身体もしっかりリフレッシュさせたいあなた、生口島にいいお湯、沸いてますよ。

「大芝島(おおしばじま)」は東広島市にある島で、本州とは大芝大橋で繫がっています。びわやミカンの栽培のほか、牡蠣の養殖も盛んで、季節ごとに名産品を楽しめます。対岸にある「小芝島(こしばじま)」は別名「ハート島」と呼ばれ、干潮時にはハートの形に見えることで有名です。展望台から瀬戸内海に浮かぶ♡を眺めてみてくださいね。

「瀬戸内ヴィラ ダイアリー大芝島」は、目の前に瀬戸内のオーシャンビューが広がり、海に癒される島旅にぴったりな場所に佇んでいます。コンクリートのスタイリッシュな造りに、オレンジやブルーなどのビビットな差し色が映えるおしゃれなデザイン。青い空と海、煌めく水面、満天の星、夜の静寂に包まれる贅沢も。邪魔するものが一切ない、ありのままの自然の姿を感じることができます。自然の景色に身を委ねて、この島に暮らすように過ごしてみませんか？

客室は白を基調としたシンプルなデザインで、目の前に広がる海もあわせてひとつのお部屋のよう。全面オーシャンビューだから、朝は目覚めてすぐに輝く海、夜は人口的な灯りのない静かな海をそばに感じながら過ごすことができるんです。船の汽笛や海鳥の鳴き声、潮の香り、やわらかいそよ風…。日常にはないそんな音や感触が五感に響き、癒しを与えてくれます。久しく空を見上げていないこと、呼吸が浅くなっていたこと、太陽光をちゃんと浴びていなかったことなど、忘れていた大切なことに気づけるかもしれません。

お部屋の前に設けられたテラスは最高のリラックススポット◎波の音をBGMにお昼寝したり、読書をしたり。目に映る景色を写真に収めることで、いつか見返したときにここで過ごした思い出で心がほっこりするかも…。瀬戸内ならではのおだやかな海を満喫しましょう。

業務用キッチンで調理ができるので、地元の食材を買って自炊するのも旅の思い出に。瀬戸内の海鮮を使ったアヒージョなんていかがですか？おしゃれなプレートを、朝日に照らされた海を見ながらいただくことができます。

いつか夢見た、自然豊かな小島での暮らしが叶うお宿が大芝島にはあります。「Y51 by the sea(ワイフィフティワンバイザシー)」は、1日1組限定の一棟貸しコテージ。誰にも邪魔されないあなただけの空間で、別荘暮らしのような気分を味わうことができるんです。目の前にはおだやかな瀬戸内の海。都会から抜け出して、島時間をゆっくり楽しみませんか？

客室はヨーロッパのリゾートを思わせる白を基調としたデザインで、床のタイルや照明など一つひとつがおしゃれで気分が上がります♩窓を全開にして潮風をお部屋に取り込めば、なんてことのない時間がさわやかで特別な思い出に。「いつかこんなのんびりとした暮らしができたらいいな」って思うはず。ベッドルームは3つあるので、1人はもちろん、女子旅や恋人との旅行の際にも訪れることができますよ。

ここでは何かしようとせず、「何もしない」をしてください。旅だから思い出作らなきゃ！なんて考えなくていいんです。チェアに座ってぼーっと海を眺めるだけ。それがきっと、今のあなたに大切なことです。景色を見て美しいと思えること、風が気持ちいいと感じること。そういったことに気づける自分は素敵なんだよって褒めてあげてくださいね。

コテージにはキッチン完備で、バーベキューコンロや調理器具など、料理に必要な道具が一通り揃っています。島に来る前に食材と飲み物を買っておけば、あとはあるもので自由にクッキング♩海を見ながら料理して、海を見ながらごはんを食べて…、ここにいる間、目の前に広がる海はあなただけのものです。

出典：すみちゃん('ω')さんの投稿

広島市からフェリーで約30分の「江田島(えたじま)」は、サイクリングロードやハイキングコースがあり、島全体を幅広く楽しむことができます。また「海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)」や大砲の遺跡などが残っており、海軍の歴史と平和の尊さを学べる場所としても有名です。さらにオリーブ栽培も盛んで、食に景色に歴史まで見どころたくさんです◎

「江田島荘(えたじまそう)」は、江田島の豊かな自然に囲まれ、海に面した場所に佇んでいます。「こころと身体が元気になる温泉宿」をテーマにしており、温泉・食事・景色によって訪れた人にエネルギーをくれるお宿です。和紙作家の堀木エリ子さんが手がける内装は、温かみがあってどこか懐かしい雰囲気。江田島の自然と、地元の人と会話したことから着想を得たアート作品は必見です。

32室の客室は全室オーシャンビュー。ゆったりとした造りで、畳や木のナチュラルな素材が居心地のよさを演出しています。「スタンダード和洋室」から60㎡の広さを誇る「バルコニー付き特別室」まで、旅の目的に応じてお部屋の使い分けができるのもうれしいポイント。大きな窓は、額縁のように時間によって移り変わる景色をお部屋のインテリアとして浮かび上がらせます。チェアに座って、もしくはベッドに寝転んで、その美しい作品を堪能しましょ。

温泉は、内風呂に露天風呂、寝湯、ミストサウナ、半露天貸切風呂と種類豊富。希少性が高い療養泉をそのまま楽しめる、加温・加水なしの源泉かけ流し「ぬる湯」もあります。保温と保湿に効果が期待できるお湯で、心も体もほぐし、癒しのひとときをお過ごしください。開放感ある露天風呂からは、四季折々の景色を堪能できます。温泉と景色に癒され、「ふぅ～」と幸せのため息が出てくるでしょう。

壁紙や館内用バッグは、江田島にある日本有数の「紙布(しふ)」生産工場で織られたもの。日本の伝統美もさることながら、その可愛さに使うたびにわくわくします♩

お料理はフランスで修業を重ねた小竹隼也シェフによるコースがいただけます。アミューズからデザートの食材ほとんどが江田島産。ここででしか食べられない「えたじまフレンチ」は、食べるのがもったいないくらい見た目も美しくアート作品のよう。温泉で癒され、美食で満たされ、ここで得たエネルギーが明日への活力となりますように。

江田島西部の入鹿海岸沿いに佇む「Uminos Spa & Resort(ウミノス スパ＆リゾート)」。魅力は、なんといってもその景色！瀬戸内海の多島美と美しいサンセットを、館内いたるところから眺めることができます。目の前にあるビーチでのんびりするも良し、南国感あふれる「サンセットカフェ」でドリンクを楽しむも良し。絶景を眺めながら、存分にリフレッシュしませんか？

客室は、全室オーシャンビュー！洋室3室と和室10室の計13室あります。洋室は、瀬戸内海をイメージさせる青を基調としたモダンな雰囲気。和室は、8畳と10畳の2タイプあり、家族や友人との旅行にぴったり♪バルコニーに出て、瀬戸内の穏やかな海を眺め、潮風を感じれば、優しさに包まれるようにホッと心が落ち着くはず♡

館内にある大浴場もぜひ訪れてみて。大きなガラス窓の向こうに絶景が広がる、オーシャンビューの大浴場。美しい景色を眺めながら湯浴みが楽しめます。特に、サンセットの時間帯は格別。瀬戸内に沈みゆく夕日を、大きな湯舟に浸かりながら堪能しましょう。お風呂の後は、江田島の新鮮な海の幸や国産和牛をBBQでいただける夕食が待っていますよ。

南国リゾートのような雰囲気のある「サンセットカフェ」でおしゃれな時間を過ごしてみませんか？居心地の良いオーシャンビューのカフェでは、ドリンクのほかハワイアンドーナツのマラサダやスパムおむすびなど、南国らしいメニューもいただけます。静かな波音をBGMに、海を眺めながら大切な人と語らったり、本を読んだり。自分らしさを取り戻す。そんな時間になるはずです。

呉市に属し、「音戸大橋」と「第二音戸大橋」2つの赤い橋で本土と繋がる「倉橋島(くらはしじま)」。日本の渚百選にも選ばれた絶景スポット「桂浜」や、橋のたもとに広がるノスタルジックな街並みなど、美しい風景が楽しめる離島です。遣唐使船や造船で栄えた倉橋の歴史を学べるスポットも。倉橋の旬の食材が詰まった名物料理「倉橋島お宝フリット」は、ぜひトライしてみて！

桂浜海岸沿いに佇む、昭和47年創業の老舗宿が「シーサイド桂ヶ浜荘」。宿の真横には美しい「桂浜」が広がり、散歩したり、砂浜に座って穏やかな瀬戸内海を眺めたり、自然に癒されるひと時が過ごせます。客室は全てオーシャンビュー。波の音に耳を傾け目をつむり、頭の中を空っぽにしてみて。悩み事なんてどうでもよくなるくらい、全てが浄化されてゆくような、癒しのステイが待っていますよ。

客室は、全室から瀬戸内の多島美を満喫できる和室タイプ。まるで海に浮かんでいるかのような景色が迎えてくれます。懐かしさを感じる畳の上でゴロゴロくつろぐも良し、窓際の椅子に座ってぼーっと海を眺めるも良し。何も考えずひたすらに癒される時間を過ごしてみましょう。

お食事は、専属の板前が腕をふるう瀬戸内の海鮮料理。地元の方にも人気のお料理です。季節限定のふぐコースや牡蠣コース、お造り・お魚コースなど、多彩なコースからお好みのコースを選んでくださいね。地元の新鮮な海鮮を心ゆくまで堪能して、お腹も心も満たされちゃいましょう。

出典：あいすまにあさんの投稿

館内の「seaside cafe ALPHA(シーサイドカフェ アルファ)」は、アーチ状の窓から海を一望できるブックカフェ。おしゃれな内装が映えると密かに人気のカフェです。店内には、ブックディレクターの山路さんが選書した倉橋に合う本が置かれています。サイフォンで淹れる「スペシャリティーコーヒー」を片手に、本を読みながら穏やかな時間を過ごせば、もう倉橋の虜。

竹原港からフェリーで約30分の「大崎上島(おおさきかみじま)」は、橋が架かっていないので、まさに海に浮かぶ孤島。島のほぼ中央にそびえる「神峰山(かんのみねさん)」は、信仰の山として親しまれておりハイキングコースとしても人気なんだそうです。島ではみかんやレモン、ブルーベリーの栽培も盛んなんですよ。坂道が多いので徒歩もいいけど、電動アシスト自動車をレンタルしてスイスイ島を巡るのがおすすめです。

きのえ港(天満港)から車で約5分の場所にある「きのえ温泉 ホテル清風館(せいふうかん)」。高台に建っているので、上から見る瀬戸内海の景色を楽しむことができます。その壮大な絶景は言葉で言い表せないほど美しいです。名前の通り、清らかな潮風を感じながらのんびりとした時間を過ごせそう。橋が架かっていない大島上島ならではの非日常感に包まれながら、癒しのひとときを。

客室は和室からおしゃれな洋室まで、多彩に揃っています。デラックスルーム「陽光」は、景色が抜群で瀬戸内海の大パノラマが広がっています。何をするにも景色に目を奪われちゃいます♡解放感ある露天風呂と室内サウナ付きなので、誰にも邪魔されず体と心をととのえることができますよ。ほかにも「夕映」や「潮騒」など素敵な名前のお部屋もあるのでタイトル買いならぬ、名前でお部屋を決めちゃうのもいいですね。

温泉は瀬戸内の島々を見渡せる絶景露天風呂。大潮の日は渦潮が見られたり、天気のいい日は石鎚連峰を望むことができるんだそうです。大パノラマが広がる昼間はもちろん、夜の淡い照明に照らされた幻想的な空間も素敵なので夜もぜひ温泉を楽しんでくださいね。泉質は神経痛や冷え性に効果的とされる塩化物冷鉱泉。ゆっくり浸かって凝り固まった身体をほぐしてあげましょ。

お食事は、豊かな海に囲まれた温暖な島で揚がる海の幸と山の食材をふんだんに使った会席料理を堪能できます。新鮮な状態でいただけるのは島の特権♡旬の食材を使っているので季節によってメニューも替わります。何度訪れても違った楽しみがあるのもうれしいですよね。おだやかな離島で非日常を満喫しませんか？

大崎上島の隣にある「大崎下島(おおさきしもじま)」は、明治・大正・昭和時代の建物が残るノスタルジックな島。江戸時代の街並みが残る御手洗(みたらい)町は重要伝統的建造物群保存地区にもなっています。レトロなポストや建物が残る街並みは、過去にタイムスリップしたような気分を味わえますよ。「歴史の見える丘公園」からは瀬戸内海の絶景を望むことができます。

出典：風太くんさんの投稿

御手洗港バス停から歩いて約5分の場所にある「閑月庵 新豊(かんげつあん しんとよ)」。昭和初期まで営業していた旅館が、1日1組限定の貸切宿として生まれ変わりました。保存地区の中に溶け込む建物は、なんと江戸時代末期に建てられたんだそう。歴史を受け継ぎ、ノスタルジックな面影は残したまま、心安らぐ宿として街に調和しています。

出典：otokoyamamizakuraさんの投稿

内観も江戸時代の風情が残っています。150年以上前から物語を紡いできた柱や梁からは、新しいものにはない趣があり、そこにいるだけでモヤモヤしていた心が整っていくよう。時代を超えて渋く、古くなっていくけれど、その経年変化こそが美しく、まさに日本の「侘び寂び」の世界が広がっています。格子を通り抜けて差し込む太陽の光で目覚める贅沢も。日本の建築技術や職人技が絶えることなく息吹いている空間に宿泊できるってなかなかないので、ぜひその世界観に浸ってくださいね。

出典：風太くんさんの投稿

お料理は地産地消にこだわった創作懐石料理がいただけます。宿泊者に寄り添ったおもてなしも素晴らしく、事前に問い合わせれば「あれ食べたいな」なんて願いも叶うかもしれません。歴史の奥深さと、美食を余すことなく堪能するあなただけのノスタルジックステイをお楽しみください。

瀬戸内海に浮かぶ、周囲約12㎞の小さな離島です。尾道からフェリーで約45分(高速船で約25分)の 「百島(ももしま)」は、自然はもちろん、アートやマリンスポーツなどが楽しめる場所。 廃校を利用したアートセンター「ART BASE(アートベース)百島」や、自家製の酵母を使用したベーカリー「百島しあわせパン製作所」など、人気のスポットが点在していますよ。

「瀬戸内隠れ家リゾートViena(ビエナ)」は、目の前に瀬戸内海が広がる一棟貸切タイプの隠れ家リゾート。建物は平屋で、広々としたウッドデッキにはジャグジーも完備されています。釣りやカヤックなどのマリンアクティビティを楽しんだり、サウナで整ったり、様々なオプションが楽しめるのも魅力♪詳しくは宿に聞いてみてくださいね。

「Viena」の大きな窓からは、目の前に海を望みます。オーシャンビューのペニンシュラ型キッチンやおしゃれな家具が配された、洗練されたお部屋です♡広々としたテラスには、ソファやラウンジチェアなどが置かれ、海を眺めながらくつろげる空間が。開放的な空間で過ごせば、心も解放され、極上のリラックスステイになりますね。

「Viena」には、スマホと連携してBBQが楽しめるIOT(アイオーティー)スマート電気グリル「Weber Pulse(ウェーバープラス) 1000」が用意されています。自分たちで地元の食材を調達して、テラスでBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか？海を間近に感じながらの食事は、おいしさもひとしお！BBQトラベラー・向井さんによる「海辺の出張バーベキュー」オプションで、本格BBQを堪能するのもおすすめです◎

宮島口桟橋からフェリーで約10分の「宮島(みやじま)」は、言わずと知れた広島の有名観光地。海に浮かぶように建つ社殿が幻想的な「嚴島神社」をはじめ、「宮島水族館 みやじマリン」や「表参道商店街」など見どころ満載。霊山「弥山」では、秋の紅葉や登山が楽しめます。山頂にある展望台からは、瀬戸内海の多島美を眺めることもできますよ。

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宮島桟橋から「みなと隧道(ずいどう)」を抜け徒歩約3分。中世より続く厳島門前町「宮千軒(みやせんげん)」の玄関口に佇むお宿が「厳島東門前　菊がわ」です。歴史的な街並みに馴染む建物の中に足を踏み入れると、洗練された上質な空間が広がっています。その雰囲気に、つい所作が美しくなってしまうような、しっとりとくつろげるお宿です。

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こちらは「サロン」と呼ばれるパブリックスペース。大開口の窓からは、数寄屋建築によって構成された坪庭を眺めることができます。室内には北欧家具が配され、和の中に洋の要素が加わったリラックス空間になっています。椅子に腰かけ庭を眺め、その庭園美や空間美に酔いしれましょう。心の中のモヤモヤがスーッと消えてゆくようなひと時が過ごせますよ。

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客室は「数寄屋特別室」「数寄屋モダン」「和モダン」の3タイプ。茶室を模した室内は、華美な装飾をそぎ落とし、無垢の良材を使った心安らぐ空間です。えくぼのような節が特徴の柱、左官職人が塗り上げる伝統的な土壁、竹の隙間から光がこぼれる窓など…。建築家と職人が手がけた客室で、心ゆくまでくつろぎましょう。

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夕食は、瀬戸内ならではの旬の食材を使った瀬戸内美味会席。牡蠣をはじめ、真鯛や穴子、鱧(ハモ)、小いわしなど、滋味豊かな旬の食材を、四季折々の趣向で調理しているそう。お料理に彩を添えるのは、宮島焼や古伊万里の器、伝統的な漆器など。器にも注目して、心まで満たされる至福のひと時を過ごしてくださいね。

宮島桟橋から徒歩1分ほどの「ホテル宮島別荘」。「大人のための宮島の我が家」がコンセプトの、日常生活を忘れ、別荘のようにくつろげるホテルです。写真の展望畳風呂「ユ・ライク」は、サンセットや瀬戸内海を望む絶好のロケーション。床に防水性の畳を敷いた珍しい畳浴場です。湯あたりが優しい光明神々温泉に浸かりながら、美しい景色に癒されましょう。

客室は、宮島の暮らしを表現した「町家の別荘」「海の別荘」「山の別荘」の3タイプ。全室が、靴を脱いでリラックスできるベッドスタイルの和モダン客室です。伝統的な宮島の町家風情を感じる「町家の別荘」、瀬戸の心地よい潮風を感じる「海の別荘」、ビューバスやロフト付きなどの豊富なタイプが揃う「山の別荘」。好みのお部屋を選んで、思い思いの時間を過ごしてみて。

お食事は、地元広島の契約農家から届く新鮮な食材を使い、調理法にもこだわった地産地消のブッフェ料理。野菜をたっぷり使用したオーガニックな料理の数々が、カラフルに並びます。イタリアンとフレンチを融合した洋食ブッフェは、宿泊客にも大好評。ここでしか味わえない宮島別荘料理をぜひ堪能してみて。

食後は、宮島バル「蔵Vitto(クラビト)」で大人な時間を過ごしてみてはいかが？広島県廿日市市桜尾でつくられたジンや地酒を使用したカクテル、宮島の地ビールなどをオシャレな空間で楽しめます。小腹が空いたら、シェフ特製のタパスや牡蠣たっぷりのピザなどの軽食もありますよ。朝9時から営業しているので、日頃はできない朝から1杯なんて贅沢もこの旅ならOK。何も気にせず気の向くままに楽しみましょう。

宮島桟橋から徒歩約5分の「蔵宿いろは」は、現代的でおしゃれな雰囲気と、伝統ある日本らしさを兼ね備えた和モダン宿。モダンな外観の建物の中には、和を感じる安らぎの空間が広がっています。土佐漆喰が使われた壁や和柄の壁紙など、随所に日本らしさが感じられます。館内にはこだわりの家具が配され、洗練されたデザインに触れながら滞在を楽しめますよ。

客室は、「大鳥居」や「千畳閣」を望む「スイート海」と、霊峰「弥山」を望む「スイート山」の2タイプ。室内は、どこか懐かしさもありながら洗練された和モダン空間で、とってもおしゃれ。時間と共に移り行く景色を眺めて過ごすもよし、お風呂に入ってのんびりするもよし、心身ともにリラックスできますよ。

最上階にある大浴場には、絶景を望む露天風呂があります。目の前に広がる瀬戸内海とそこに浮かぶ「大鳥居」。特に夕暮れ時の景色は必見！そのロマンチックな光景は、きっと心に刻まれますよ。海風を感じながら、開放感に満たされる至福のひとときを堪能してくださいね。

朝食は、地元の旬の食材をふんだんに使った和定食。小鉢たくさんの朝食は、おいしいものを少しずついただけるのが嬉しいですね。釜で炊かれた炊き立てご飯も絶品。豪華な朝食でエネルギーをチャージして、幸せいっぱいの1日がスタートです。

自然を求めているときって、きっと静かに過ごしたいと思っているはず。そんなときに本土から離れた島は、日常から脱するのにぴったりな場所です。忙しない毎日で少し弱っていた心も体も、すべてを包み込んでくれる瀬戸内のおだやかな自然。美しい景色、温泉、サウナ、美食、そして島ならではののんびりとした時間の流れ…。また心身がいっぱいになったときは、ここに帰ってこようって思えるはずです。瀬戸内海に浮かぶ島へ、自分を癒してあげる旅に出かけませんか？