秋田ならでは！変わり種ソフトクリームとジェラートのお店10選

「ババヘラアイス」をご存じですか？ババヘラアイスの「ババ」はおばあさん、そして「ヘラ」はご飯などを盛るヘラのことです。ババヘラアイスは、おばあさんがヘラでアイスを盛り付けて販売するスタイルから、ババヘラアイスと呼ばれるようになりました。ピンクと黄色のポップな見た目のババヘラアイスは、いちごとバナナの味のシャーベットを、交互に盛り付けたもの。昔から秋田の人々に愛されているソウルフードなんですよ。

雄大で豊かな土地を有する秋田は、食の宝庫！お米や野菜はもちろんですが、「味噌」や「醤油」などの調味料も豊富なんです。それは、長い冬を越えるために、食べ物の保存技術として、発酵文化が発展してきたから。そんな、秋田ならではの調味料や食材を使ったアイスをご紹介しますので、ぜひ味わってみてくださいね！

「道の駅あきた港 ポートタワー・セリオン」は、高さ約143ｍのタワーがシンボルの秋田市にある道の駅です。約100ｍの高さにある展望台や、屋内緑地公園やイベントスペースなど、多目的に利用できるので、老若男女問わず多くの人々が訪れるスポットです。その中で、ソフトクリームが食べられるのは、「有限会社 進藤冷菓」の屋外店舗。進藤冷菓と言えば、秋田の有名な「ババヘラアイス」を販売する老舗なので、ソフトクリームのお味も楽しみですね♪

通常のババヘラアイスは、シャーベットのような舌ざわりですが、こちらではババヘラアイスをソフトクリームとして味わうことができます。ババヘラアイスを食べ慣れている秋田県民でも、クリーミーな食感は新鮮に感じるようです。昔ながらのババヘラアイスと食べ比べてみるのも面白いですね。

「TIG misato（ティグミサト）」は秋田県「美郷町」にあるジェラート専門店です。ジェラートの本場イタリアで修業をしたオーナーさんが、出身地である美郷町にオープンさせた本格的なお店なんですよ♪小さな町の商店街にありますが、行列ができることもあるほどの人気ぶり！その時期限定の商品もあるので、何度も訪れたくなりますね。

秋田産の食材にこだわったジェラートは、人工香料や着色料を使用しておらず、素材そのものの味を活かしています。ジェラートの本場イタリアでは、「ピスタチオ」味が定番人気で、TiG misatoでも大人気のフレーバーです。秋田産のいちごを使った「いちごソルベ」も、よく売り切れになるのだそう。「トマトソルベ」など、少し変わった味もあるので、色々な味を楽しんでみてくださいね。

「亀の町ストア」は秋田市にあるコーヒースタンドとデリがメインのお店です。古いビルをリノベーションして作られたお店なので、外観からは想像しづらいですが、店内は明るくおしゃれな空間が広がっています。秋田駅からは徒歩約20分と少し離れていますが、隣の「ヤマキウ南倉庫」には食品や雑貨を扱うお店もたくさん入っており、見応えたっぷりのエリアなんですよ！

亀の町ストアでいただけるジェラートは、秋田県「美郷町」にあるジェラート専門店「TIG misato」のものを扱っています。専門店の味を秋田市でも味わえるのは嬉しいですね。中でも亀の町ストアでしか食べられない「ヤマキウ味噌」味がおすすめ！濃厚な味噌とミルクの組み合わせは、甘さとしょっぱさが絶妙で、どんどん口に運びたくなります。

「うご・じぇら」は秋田県「羽後町」の「道の駅　うご　端縫いの郷」にあるジェラート専門店です。小さなお子さまからおじいちゃん・おばあちゃんまで、ジェラートを楽しみに行列に並ぶ姿が印象的。店先のボードには、その日のおすすめや限定フレーバーが書かれているので、列に並ぶ前にチェックしましょう♪

羽後産の生乳を使用したジェラートは、濃厚でふんわりとした口どけ。合わせる食材は地元産のものが多く、アスパラやトマトなど、野菜を使用したユニークなもののあるんですよ。時期によって、様々な味が登場するので、たくさんの種類を試してみたいですね。

「安藤醸造元　北浦本館」は「武家屋敷」で有名な秋田県「角館」にあります。安藤醸造は、味噌や醤油、漬物などを製造・販売しており、商品が買える店舗は角館の中に3か所もあるんです。そのうち、変わったソフトクリームが味わえるのは、この北浦本館だけ！

安藤醸造元・北浦本館では、発売以来大人気の「元祖しょうゆソフトクリーム」をいただくことができます！老舗醸造元が作る醤油の濃厚さと、ミルクの濃厚さが良いバランスでマッチしていて、あまじょっぱさがクセになるお味。角館に来たらぜひ味わってほしい絶品です。

「レストラン SALATO（サラート）」は、秋田県「田沢湖」エリアの「田沢湖ハーブガーデン　ハートハーブ」の中にあるレストランです。施設内には、アロマオイルやキャンドルを販売しているショップや、ハーブなどの植物を購入できる温室など、自然の恵みあふれる空間が広がっているんですよ。レストランのメニューにも、ハーブが使われており、そこで珍しいソフトクリームを味わうことができます。

ハートハーブのオリジナルソフトクリームは、なんと「レモングラス」風味のバニラソフト！濃厚なソフトクリームが口の中でとろけると、後からレモングラスのさわやかな風味が口の中に広がります。「レモン」ではないので、強い酸味が苦手な方も心配いりませんよ。レストランには、「比内地鶏の親子丼」や、「稲庭うどん」など、秋田名物が味わえるランチメニューも充実しているので、食後のデザートにもおすすめです♪

「道の駅ひない　とっと館」は、秋田県大館市の「比内町」にあります。「比内」と言えば、日本三大美味鶏のひとつと言われる「比内鶏」が有名ですよね。そんな道の駅ひない・とっと館では、「比内鶏の里」ならではのソフトクリームが食べられるんです♪

鮮やかなイエローが印象的なこちらは、「比内地鶏たまごソフト」です！比内鶏の鶏卵を使ったというソフトクリームは、濃厚なカスタードやプリンに近い味わい。たまご味のソフトクリームは、今までありそうでなかった組み合わせなのでは⁉道の駅ひないでは、他にも比内地鶏を使った料理が楽しめるので、比内鶏をとことん味わい尽くしてみてはいかがでしょうか。

秋田市にお店を構える「広栄堂」は、夏季限定のかき氷店です。毎年行列ができるほどの人気店で、秋田市民には、夏の風物詩として親しまれています。そんな広栄堂の大人気商品といえば、なんといっても「生グソ」！初めて耳にする方にとっては、びっくりするようなネーミングですが、見た目もインパクト大のアイスなんですよ。

「生グソ」とは、「生グレープフルーツソフト」の略称です。その名のとおり、生のグレープフルーツで作られたシロップを使用しており、その上にはシャクシャクとしたかき氷と、てっぺんにソフトクリームという変わった見た目。グレープフルーツのフレッシュさと、ソフトクリームの甘さが絶妙なバランスなんですよ。行列に並んでも味わいたい秋田の夏の味です。

「道の駅かみおか 茶屋っこ一里塚」は、秋田県大仙市の「神岡」エリアにあります。そのなかの「かみおか屋台市場」で、秋田ならではのソフトクリームをいただくことができるんですよ♪ドライブの途中に寄り道して、ソフトクリームとお土産選びを楽しんでくださいね。

道の駅かみおかでは「味どうらくソフト」をいただくことができます。「味どうらく」とは、「味どうらくの里」という調味料の略称で、醤油にかつおだしを加えたちょっぴり甘めの万能つゆです。秋田県民の台所に1本は常備されているのではないでしょうか。これがソフトクリームと合わさり、あまじょっぱさとカツオ出汁の風味がなんともユニークな味わいでクセになるんです。味どうらくの里もお土産におすすめですよ。

「ガオジェラ」は、「道の駅おが　オガーレ」併設のジェラートとソフトクリームのお店です。季節に合わせた様々な種類のアイスを扱っており、立ち寄る人を楽しませてくれます。ジェラートはシングルとダブルから選べるので、組み合わせを考えながら選ぶのも面白いですね♪

ガオジェラでは、塩ミルク味の「海のジェラート」や、秋田で作られる魚醤「しょっつる」を使ったソフトクリームなど、変わった味を楽しむことができます。秋田県産の枝豆や、期間限定の「焼きいも」「じゃがバター」などのフレーバーも登場するので、行くたびに楽しみですね。

秋田でしか食べられない、少し変わったソフトクリームとジェラートをご紹介しました。旅の休憩に甘～いアイスは欠かせないですよね♪秋田ならではの野菜や調味料など、多くの種類を味わうのは難しいですが、アイスなら気軽に楽しめるのでは？旅程にアイスの時間を取り入れて、ぜひ色々なフレーバーを食べ比べてみてくださいね。