豊島のおすすめ観光スポット8選｜アートと自然、グルメを楽しもう♩【香川県】

おだやかな瀬戸内海に浮かぶ島のひとつ、「豊島(てしま)」。海や棚田などの自然の魅力もさることながら、現代アートや絶景レストランなどフォトジェニックでおしゃれなスポットも盛りだくさんの離島です。また3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の舞台でもあり、アート好きの心を掴んで離しません。

豊島を観光するなら、自転車での散策がおすすめ。時間に縛られずに自分のペースでゆっくりと島内を探索しましょう。海風を感じながら無心で自転車を漕いだら、まるで子ども時代にタイムスリップしたみたい。心が解放されること間違いありません。

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「豊島美術館」は、アーティスト・内藤礼さんと建築家・西沢立衛さんによる美術館です。一面に広がる棚田風景の中に佇む美術館には、内藤礼さんによる「母型(ぼけい)」というひとつの作品のみが展示されています。内部は撮影禁止なので、どんな作品かは訪れた人だけのお楽しみ。思わず時間を忘れてしまいそうな空間の中でぼんやり眺めていると、疲れた心も解きほぐされます。

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アートをじっくり鑑賞したら、「豊島美術館カフェ」でひと休みしましょう。やさしい自然光が差し込む中、豊島のフルーツを使った「いちごソーダ」や「レモンロールケーキ」など、豊島ならではのスイーツが味わえます。スタイリッシュでおしゃれな店内はフォトスポットとしても人気です。

美術館までの道のりにある坂道からは、そのまま海に続いているかのような絶景が見渡せます。海を眺めながら深呼吸したら、まるで映画の主人公になったような気分を味わえそう。豊島を訪れたら外せないフォトスポットのひとつです。

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「心臓音のアーカイブ」は、パリ生まれの現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーさんが集めた、世界中の人々の心臓音が聞けるユニークなアイディアが光る美術館です。自分の心臓音を録音することもできるので、旅の思い出として生きた証を残してみるのもロマンチックですよね。

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「レコーディングルーム」で心臓音を採録したら、CDブックレットに収めて持ち帰ることができます。美術館のベンチに腰かけて海を眺めながら、生きる意味や生き方など、普段は意識することの少ない哲学的なことを考えてみるのもいいかもしれません。

スペインのバルセロナを拠点として活動する2人のアーティスト、イオベット＆ポンズによる作品「勝者はいない─マルチ・バスケットボール」。豊島の形をしたボードに6つのリングが設置されていて、ボールを使って創造力を働かせながら自由にバスケを楽しむことができる人気スポットです。

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ピピロッティ・リストさんによる「あなたの最初の色（私の頭の中の解-私の胃の中の溶液）」は、円形スクリーンにチューリップや風景など色とりどりの映像が投影されているアートです。スクリーンの幻想的でおしゃれな明かりは、時間を忘れてずっと見ていられそう。

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クリスチャン・ボルタンスキーさんによる「ささやきの森」は、檀山の中腹にある作品。森林の中で無数の風鈴が揺れる様子を楽しめます。訪れた人は、自分にとって大切な人の名前を短冊に記すことができるというロマンチックなアートです。風鈴の儚い音に癒されながら、大事な人に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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アーティスト・横尾忠則さんと建築家・永山祐子さんが手がける「豊島横尾館」。「生と死」をテーマとした美術館で、建物は元々この集落にあった古民家が改修されたもの。血液の色を表現した真っ赤な入口は、足を踏み入れる前からドキドキするはず。一歩進めば、そこには非日常感あふれるアート空間が広がっています。

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屋外に設置された石庭や池では、色ガラスが用いられた幻想的なインスタレーションを鑑賞できます。血液を表す入口から始まる非日常感満載のアート空間だからこそ、普段意識することの少ない死生観に思いを巡らせつつ、ぼんやりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

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「唐櫃の清水」は、弘法大師がこの地を訪れた際、喉が渇いて地面を掘ったところに水が湧き出したことにより誕生したとされる湧水です。豊島をサイクリングして疲れたら、水に手を浸してひと休み。今も変わらず美味しくてキレイな湧き水が、疲れた体を癒してくれますよ。

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唐櫃港からシャトルバスで約3分、歩いて約15分のところにある「唐櫃の棚田」は、瀬戸内海を一望できる最高のロケーションにある棚田。少し前までは荒地となっていましたが、住民や行政などの手によって復元され、今の美しい姿が見られます。棚田のグリーンと海のブルーのコントラストは筆舌に尽くしがたく、いつまでも見ていられますよ。

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「島キッチン」は、食とアートで人々を繋ぐことをコンセプトにしたレストランです。建物は古民家が改装されていて、ほっこりくつろげる雰囲気。店内に配されたインテリアにもこだわりがつまっていて、とってもおしゃれな空間です。飲食だけでなく、GWや夏休みには屋外のオープンテラスでワークショップやイベントが行われます。

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島キッチンでいただけるお料理は、東京にある「丸ノ内ホテル」のシェフが監修した本格派でありつつも、食材は豊島のものがふんだんに使われていたり、実際に作るのは島のお母さんたちだったりと豊島らしさと家庭的な雰囲気に癒されます。2日前までなら予約も可能なので、確実に利用したい場合は前もっての予約を忘れずに。

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家浦港から徒歩約15分。「海のレストラン」は、島の食材をふんだんに使ったイタリアンが楽しめるレストランです。特にテラス席は、目の前におだやかな瀬戸内海が広がる特等席。海風を感じながら、ゆっくりと至福のひとときを過ごしてみませんか？

出典：mochi640723さんの投稿

おすすめはもちもちの生地が絶品と名高いピッツァ。定番の「マルゲリータ」や「クアトロフォルマッジ」のほかに、「豊島の新玉葱とイタリア産マグロのオリーブオイル漬け」など島の食材をふんだんに使用したこだわりのメニューも揃います。季節によって色々な内容が楽しめるので、いつ訪れてもわくわくするはず。

都会のカフェやホテルもいいけれど、思いっきりリフレッシュしたいなら船に揺られて豊島まで行ってみてはいかがでしょうか。おだやかな空気感ややさしい島の人たちに迎えられながら、のんびりアートと自然を満喫できますよ。自転車に乗って、あなただけの素敵な思い出を作りましょう。