2024年11月18日
【香川県】粟島のおすすめ観光スポット11選|アートの島で絶景やおしゃれスポットを満喫
「父母ヶ浜」で一躍有名になった香川県三豊市。そんな三豊市の須田港から高速船に乗り、およそ15分で到着できるのが、今回ご紹介する「粟島」です。瀬戸内海に浮かぶ粟島は、3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の舞台でもあり、島のあちこちに現代アートが散りばめられています。特に「漂流郵便局」はマストです。アートスポット以外にも、「粟島海洋記念館」や「馬城八幡神社」など魅力的なスポットはたくさん。この記事では粟島のおすすめスポットをご紹介します。
目次
香川県には小豆島をはじめとする離島が数多くあります。その中でも、のどかな非日常空間としておすすめなのが、自然とアートの島「粟島(あわしま)」です。香川県三豊市の須田港から船でわずか15分ほどの場所にあり、誰でも気軽に訪れることができます。3つの島が潮の流れによってつながったと言われる粟島は、どこにいても自然と隣り合わせ。少し歩けば海や山があり、自然が創り出す絶景があちこちに散りばめられています。
また、粟島は3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場にもなっており、島のいたるところでアートな一面を見つけることができます。宛先のない手紙が届くことで知られる「漂流郵便局」もアート作品のひとつ。昔懐かしいレトロな島の風景と、現代アートが融合する不思議な空間に、心が弾むような気持ちになれるはず。
粟島の入口、粟島港には無人のレンタサイクルがあります。見どころ満載の粟島を堪能するなら、ここで自転車を借りてのんびり巡るのがおすすめです。島には公共交通機関がなく、小さな島とは言え徒歩だとなかなか時間がかかってしまうもの。潮風に吹かれながら、のんびりとお気に入りのスポットを見つけに行きましょう♪
粟島に来たら必ず訪れておきたいのが「漂流郵便局」です。ここは、宛てのない手紙が届く場所。もう会えない人や過去や未来の自分、大切なモノなど、届けたくても届け先の分からない手紙が全国から寄せられ、大切に保管されています。この郵便局は、瀬戸内国際芸術祭の作品として現代美術作家の久保田沙耶さんによって制作されました。建物だけでなく、コンセプトや存在自体がアートそのもののような不思議な作品です。月に2回の貴重な開局日に訪れると、この郵便局へ届いた手紙を読むことができますよ。
漂流郵便局の詳細情報
島へ向かうと真っ先に見えてくるのが「粟島海洋記念館」です。明治30(1897)年に開校した日本最古の海員学校の跡地で、敷地内には古い碇や艦鐘などの航海に関わるものがたくさん展示されています。120年以上前に建てられたとは思えないほどの鮮やかなカラーとモダンな造りが、まさにフォトジェニック。キレイなブルーグリーンが印象的な粟島のシンボルです。
粟島海洋記念館(旧粟島海員学校)の詳細情報
粟島のフォトスポットとして欠かせないのが「馬城八幡神社(まきはちまんじんじゃ)」です。粟島港から海沿いの細い道を歩くことおよそ15分。「馬城八幡神社」と書かれた石柱が見える辺りで海辺を覗くと、海へと真っ直ぐ続く参道の先に鳥居が見えます。真っ青な海と空をバックに堂々と佇む白い鳥居はとても神秘的で、写真映え間違いなし◎
潮の満ち引きによって、鳥居が海に浸かっていたり砂浜からそびえ立っていたりと、印象がガラリと変わるのもこのスポットの特徴です。余裕があれば、時間をずらして行ってみるのもいいですね。また参道沿いには桜の木をはじめ、たくさんの木々がトンネルのように並んでいます。桜の咲く季節には薄いピンク色をした花が鳥居を飾る素敵な写真が撮れることも。
人気(ひとけ)のない砂浜でただ波の音を聞きながら、ぼんやりと過ごしてみるのはいかがでしょうか?港から西へ約15分歩いたところにある、静かな海岸「西浜」。約600mも続く広々とした砂浜と、透明でキレイな海が魅力的なビーチです。西浜は文字通り砂浜が西に向いているため、夕暮れ時の景色は特に絶景。空と海がオレンジ色に染まった哀愁ただよう景色が見られますよ。
粟島にある山のひとつ「城山(じょうのやま)」は標高222mの低山で、初心者でも気軽に挑戦できる山です。粟島港から向かって左側にあり、登山口までは歩いて10分ほど。展望台まではおよそ1時間で登れるので、ハイキングにもおすすめです。可愛らしい動物が書かれた登山口まで着いたら、フリーの杖を持って登山にトライしてみましょう♩
城山の詳細情報
梵音寺のタブノキの詳細情報
あわろは食堂の詳細情報
あわろは食堂
詫間 / 食堂、カフェ、喫茶店
- 住所
- 香川県三豊市詫間町粟島1619
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 定休日 [水] 定休日 [木] 定休日 [金] 11:00 - 17:00 [土] 11:00 - 17:00 [日] 11:00 - 17:00 ■ 定休日 月〜木 ※祝日は営業
- 定休日
- 月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
「武内商店」は島唯一の商店。食品や日用品などが何でも揃う「島のコンビニ」です。昭和の雰囲気がただようレトロなお店がとても絵になりますね。お店の周りには、店主さんの手作りオブジェがところどころに飾られ、心がほっこりするスポットです。粟島港から歩いて約2~3分の場所にあり、散策前に飲み物を買ったり、帰る前にお土産を買ったりするのにとても便利です。粟島に暮らす店主さんとの世間話も島旅のお楽しみのひとつ。
粟島港から徒歩約5分。粟島海洋記念館のすぐ隣にあるのが、リゾート施設「ル・ポール粟島」です。洋室や和室のほか、ペットと宿泊できるキャビンタイプのお部屋があり、旅の気分に合わせた客室に宿泊できます。バーベキュー会場や宴会場もあり、より充実した島時間を過ごしたい人にもおすすめです。夏季限定で、海ほたる鑑賞のプランを予約することもできますよ。
地元香川の食材をふんだんに使ったお料理も絶品。旅先の食材をいただくのも、旅の醍醐味ですよね♪こちらのお店はランチのみの利用もでき、地元の人からも親しまれているそう。港からも近いので、島の散策前に美味しいランチでおなかを満たすのもいいですね◎
粟島は、夏の夜に青く光る「海ほたる」が鑑賞できる日本有数のスポット。「海ほたる」とは3mmほどのとても小さな甲殻類の一種で、何らかの刺激によって青白く光る液体を放つと言われています。粟島では海ほたるを広めるために、捕獲した海ほたるをやさしく海へ帰してあげるときの光を鑑賞できるそう。真っ暗な海岸で海ほたるが一斉に輝く光景は、感動の瞬間。ぜひホテルの鑑賞会に参加して、幻想的な感動を味わってみてくださいね。
公式詳細情報
香川県の三豊市で絶景スポットを巡るなら、粟島から少し足を延ばして「父母ヶ浜」へ行ってみてはいかがでしょうか?約1kmもの長い海岸で、干潮時は南米・ボリビアの「ウユニ塩湖」のような、水辺に夕陽や人影が鏡のように映る美しい光景を見ることができます。夕陽や空模様がはっきりと水面に映り込み、まさにフォトジェニック。
父母ヶ浜海水浴場の詳細情報
小さい島の中に魅力的なところがぎゅっとつまった、粟島のおすすめ観光スポットをご紹介しました。粟島はゆったりと流れる島時間の中で、美しい自然の風景やアートと出合える島。都会では味わうことのできない空間へ、心も体もリフレッシュする旅に出かけてみませんか?
粟島の詳細情報