湯河原で美味しい朝食ならここに泊まろう♪おすすめホテル＆旅館8選【神奈川県】

出典：tezさんの投稿

東京駅からも横浜駅からもアクセス抜群の神奈川県「湯河原」。その大きな魅力が、マイペースにのんびりとくつろげるところです。多くの観光スポットをスケジュールを決めて回るのも旅の醍醐味ですが、豊かな自然を眺めながら何もしない時間を過ごすこともまた、旅の魅力のひとつではないでしょうか。湯河原はそんな旅がよく似合う場所。まったり湯河原温泉旅で、心身ともにリフレッシュしましょう。

出典：＠月子さんの投稿

温泉旅で心身ともにリフレッシュするなら、美味しい食事は欠かせません。特に朝食は、その日の気分を左右するほど。だから、宿泊するホテルや旅館を選ぶときは、朝食が美味しいかどうかのチェックが重要になります。湯河原温泉は静かであり、さらには朝食が美味しい宿もいっぱい。しっかりチェックして美味しい朝食と静かな時間を堪能しましょう。

「白雲荘」は、豊かな自然の中で温泉とゆったりとした時間を楽しめる旅館です。客室は全8タイプあり、その中でもかけ流しの温泉が楽しめる露天風呂付き客室は、C～Gの計5タイプ。なかでもE,F,Gの3タイプは、優美で贅沢な設えの離れ客室になっていて、非日常感たっぷり。日々の喧騒を忘れ、静かにのんびりくつろぐことができます。

Fタイプ「藤村」とGタイプ「漱石」に設置された露天風呂は、広々とした開放的なバルコニーにドーンと構えます。緑に囲まれた川沿いのバルコニーで、川のせせらぎを聞きながらのんびり湯浴み…。豊かな自然と体にやさしい温泉のどちらも満喫できて、心から癒されます。一方、Eタイプ「独歩」は風を感じつつも外界と隔絶された、プライベート感のある温泉露天風呂。ひっそり過ごしたい人に最適です。

朝食は「ダイニング千渓」で。窓の外に見える木々の緑と木漏れ日、そして川音がBGMとなって美味しいお料理をさらに引き立てます。土鍋で炊いたご飯は、南魚沼産コシヒカリ。ふっくらツヤツヤ、そしてやさしい甘みがおだやかに体を目覚めさせてくれます。手元で炙る旬の魚の干物の香りと味が、さらにご飯との相乗効果を高め、みそ汁やお惣菜の数々と融合しておなかと心を満たしていく…。「白雲荘」では、そんな滋味深い朝食をいただくことができます。

若草山の山中に建つ「石葉」は、岩戸山や十国峠を望む緑豊かな環境で過ごせる隠れ宿。客室は全9室で、庭の緑に囲まれたお部屋や箱根の山々を望むお部屋など、すべてが木の温もりを感じる落ち着いた趣の和室です。

そのひとつ、「桜」という名の和室が面した庭には、樹齢を重ねた枝垂れ桜の樹が。それは春になると美しい花を咲かせ、お部屋にいながら花を愛でることができるんです。でも花が終わっても、お楽しみはまだまだ。見事なまでの輝きを放つ枝ぶりが待っています。つまりは年中いつ泊まっても、楽しめるということ。「桜」に泊まれば、自然の美を感じさせてくれるお部屋で、ゆっくりとくつろげます。

温泉は自家源泉で無色透明。春から夏にかけては、青々とした木々を背景に美しく咲く桜や藤の花を、秋には紅葉、冬は椿の花を眺めながら湯浴みできます。温泉に加え、花や木々などの自然の恵みで心身ともにリラックスできますね。

相模湾の海の幸と箱根の山の幸、そして、地元湯河原の農薬を使用しない野菜。石葉では、それらの素材のよさを生かす調味料や調理方法により、上品で質の高い朝食が堪能できます。しかも、夕食だけでなく、朝食もお部屋でいただけるんです。「石葉」に泊まれば、心地よいお部屋で気兼ねなくまったりできますよ。

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明治9（1876）年創業と歴史ある「富士屋旅館」は、旧館・洛味荘・新館の3つの建物で構成される温泉宿。旧館は、大正12（1923）年に建てられた楼閣風建築で、富士屋旅館では現存最古の建物です。内部は当時のものをできるだけ残し、そのままの趣が感じられるように改修されており、大正レトロな雰囲気がとっても素敵。もちろん味わいだけでなく、大正時代の建物の特徴を示す貴重な遺構としても注目されています。

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客室は3棟に分かれ、全15室のみとこぢんまり。さらには小学生以下宿泊不可のため、騒々しさとは無縁で休日をたっぷりと謳歌できます。大浴場はありますが、お部屋でも温泉を楽しみたいという人には、洛味荘の和室または、旧館の和室がおすすめ。どちらも檜の内風呂に温泉が湛えられていて、心ゆくまで温泉に浸かれます。

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万葉集の時代から名湯と言われてきた、古式ゆかしき湯河原温泉をかけ流しで楽しめる大浴場。お湯は湯冷めしづらく、体をやさしく温めてくれます。体の冷えが気になる女性にうれしい温泉ですね。手足を思いきり伸ばして、日頃の疲れを癒しましょう。

朝は、地元の旬の食材を使用した和朝食が、館内のお食事処「瓢六亭」でいただけます。メニューは目覚めたばかりの体にやさしいものが少しずつ。メインディッシュは、鯵や鰆、かますなどから選べるようになっているのもうれしいですね。別料金で金目鯛やうなぎ、のどぐろなども選択可能。土鍋で炊いたご飯との相性も抜群の朝食です。

「BOSCAGE kariya(ボスケージ カリヤ)」は、地元の海の幸を使った食事でもてなしてくれる、和の海鮮オーベルジュです。客室は全部で5室のみで、そのどれもが日本の伝統とモダン、自然が融合したくつろぎの空間。設えは一室ごとに異なり、同じお部屋はひとつとしてありません。「森」「銀杏」「竹」「紅葉」「櫻」と名付けられたお部屋。あなたはどれを選びますか？

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源泉かけ流しの温泉は全室に完備され、名湯との呼び声高い湯河原温泉を心ゆくまで満喫できます。浴槽もまたお部屋ごとに趣が異なりますが、その唯一の共通点は、自然との融合。特に「紅葉」は、窓枠にガラスが填められていないため外との隔たりがなく、露天風呂のように自然の風を感じながら湯に浸かることができます。お風呂の趣でお部屋選びをするのもいいですね。

お料理は、朝一番で競り落とした新鮮な高級地魚や旬の食材を使用した、和食中心の内容です。朝食でも妥協はなく、朝から新鮮なお造りが登場するんですよ。ほかにも少しずつ色々な種類が盛り付けられ、朝からおなかも心も満足できるメニューとなっています。和の海鮮オーベルジュならではの味を堪能しましょ。

食事がメインの泊まれる料亭「おやど瑞月」は、湯河原の高台に佇む美食の隠れ宿です。このお宿が大切にしているのが、おもてなし。館内隅々まで清潔にし、自然の造形美で空間を彩り、心地よさを提供してくれます。気配りもさりげなく、一流のおもてなしを受けられますよ。客室数は、もっとも見晴らしのいい「特別室 さくらの間」をはじめ、「ききょう」「はぎ」「もみじ」「つばき」の全5室。窓から見える山々の美しい稜線が心を和ませてくれます。

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お風呂は、76℃の源泉を自然に冷ましたという、お宿自慢の源泉かけ流し温泉。男女ともに露天風呂と内湯があり、刺激が少なくお肌にやさしいお湯が楽しめます。露天風呂では山々の景色を眺めながら、ゆっくりとお湯に浸かれますよ。湯上り処には冷たいレモン水が用意され、温泉で失った水分を補給ができるうれしいサービスも。至れり尽くせりの温泉ですね。

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瑞月での食事は、旬の食材がもつ本来の魅力を生かしたお料理がラインナップ。半世紀以上日本料理作りに携わってこられた料理長が大切にしていることは、奇をてらわず食材そのままのよさを活かすこと。そして、手作りにこだわり、作り置きもしないため、毎日作り立て。手間暇かけた絶品料理が朝も晩もいただけます。

「若松 ゆがわら石亭」は、北海道・函館の老舗「割烹旅館 若松」による、料理と温泉自慢の和風旅館。客室は温泉露天風呂付きの特別室「鉄斎」をはじめ、広さの異なる二間続きの和室やベッド付きの和室など全14室。数寄屋造りの落ち着いた純和風空間が、くつろぎの時間を与えてくれます。

敷地内から湧き出る豊富な湯量の自家源泉により、湯舟はいつも温泉で満たされています。刺激が少なく肌にやさしい温泉で、ゆっくりと湯浴みをすると日頃の疲れも消えていきそうです。石造りの露天風呂では、時間ごとに変わる景色や空の色を眺めながら湯を楽しめます。

自然豊かな湯河原は食材の宝庫。この宿では、地元の素材のよさを活かし、そこにひと手間を加えた上品な仕上がりのお料理が味わえます。朝食は旅先での一日が元気に始められるようにと、厳選された地元の食材で調理。彩り豊かなお料理の数々が一日を豊かにしてくれます。夕食も朝食もお部屋でいただけるのもうれしいですね。

「三輪 湯河原」は風景と調和した斬新なデザインと、居心地のよさを兼ね備えた温泉旅館です。現代アートの美術館のような建物を入ると、目の前に現れるのが水盤とバーカウンター。またカウンター後ろの大きな窓の先に広がる景色が絵画のようで、この空間すべてが織りなす美しい世界観にうっとり…。夜はここでバーを楽しむこともでき、それまでの時間が待ち遠しくなります。

客室は「三輪のスイート」「木立のツイン」「山水のツイン」の3タイプがあり、全17室。室内ではシューズを脱いで素足で過ごせるのでノンストレスです。室内はおしゃれで清潔感たっぷり。けれどリラックスして過ごせるようなデザインで、肩肘張らずにのびのび過ごせます。またお部屋の冷蔵庫には、ビールやジュースなど無料で飲めるドリンクも。お部屋に籠って思う存分くつろぎましょ。

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お部屋は全室露天風呂付き客室です。自宅のお風呂のようにスイッチひとつで好きなときに温泉を溜めて入れるので、滞在中は何度でも温泉に入って湯三昧。湯舟のデザインもさまざまで、スイートなら釉薬タイルが美しく、そのほか2タイプでは白い正円のお風呂または、黒い楕円のお風呂。小学生以下の宿泊不可のためこのお風呂に浸かっていても他人の声が気にならず、聞こえるのはただ、自然が織りなす音のみ。風の音や鳥の歌声を耳に、目の前の山々の稜線を眺めて癒されて。

朝食は最上階のレストランで。天井のシルクや壁の流木アートがモダンアートを展示する美術館のように、空間を美しく仕上げています。そんな美しい空間でいただく朝食は、やさしい味付けで調理された湯河原の海の幸や山の幸たち。そして、ご飯は魚沼産コシヒカリ。和御膳のやさしい味わいで体が目覚め、気持ちまで癒される朝食タイムです。

「奥湯河原 結唯-ゆい」は、奥湯河原の美しい自然に包まれた温泉旅館です。「千」「麓」「恩」「来」の4つの基本和室にあるのが、藤木川の清流と滝が見下ろせるようになった一面の窓。見事な借景で、客室の窓が一枚の絵画のように見えます。そんな景色を眺めながら何もしない時間を過ごせば、心のデトックスもばっちり。19歳以下の宿泊は一切不可のため、静かに自分に還る時間をお楽しみください。

このお宿で楽しめる奥湯河原の天然温泉は肌にやさしく、化粧水のように肌を潤してくれるそう。そんな温泉が堪能できるのが、露天風呂付き大浴場。奥湯河原の山懐に抱かれた温泉の心地よさは、湯浴みをするうちに、いつしか時間を忘れさせてくれます。

翌朝は、目覚めてすぐの心にも体にもやさしい和朝食膳がいただけます。季節ごとの旬の食材の味を活かし、丁寧に作り上げた一品一品が舌と心に満足感を与えてくれるはず。そして、器へのこだわりも見逃せません。このお宿で使用されている器は、料理人が全国の窯元に行き、優れた逸品を仕入れたもの。そうした器が、お料理をさりげなく引き立ててくれます。ただ食べるだけでなく、器を愛でる楽しみも体験できますね。

東京から約90分で行ける自然豊かな「湯河原」は、豊かな自然に身を任せ、何もしないことを楽しめる温泉地です。いつもの旅行なら時間ごとに立てる計画も、湯河原温泉なら成り行き任せで大丈夫。気が向いたらちょっと散策してみたり、神社へ参拝に行ったりしてもいいですね。そして、温泉に浸かってまたのんびり。…そんなマイペースな過ごし方をして、美味しい朝食をいただけば、日常の疲れもいつの間にかすっかりリリースされるはず。静かに過ごせる湯河原で、癒しの時間をとことん堪能しましょ。