銀山温泉でノスタルジックな1泊2日女子旅プラン♡／山形

出典：penpenさんの投稿

週末女子旅に良い場所はないかな～とお探しの皆さん。異世界に迷い込んだようなノスタルジックな雰囲気が魅力の、山形県「銀山温泉」に行ってみませんか？江戸時代初期に大銀山として栄えた「延沢銀山(のべさわぎんざん)」の炭鉱労働者によって発見された「銀山温泉」。温泉街を流れる銀山川沿いには、大正末期から昭和初期にかけて建てられた洋風木造多層建築の旅館が軒を連ね、昔ながらのレトロな景観が残る素敵な場所なんですよ。

ガス灯が灯る夜の街並みはさらに幻想的♡まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえます。どの季節も美しく魅力的ですが、銀山温泉を訪れるなら冬がおすすめ！雪化粧が施された街並みは、より美しさが際立ちますよ。この記事では、東京から1泊2日で行く銀山温泉女子旅のプランを軸におすすめスポットをご紹介。ノスタルジックな銀山温泉を、ぜひお友達と一緒に楽しんでくださいね♪

銀山温泉へは、東京から新幹線つばさで大石田駅まで約3時間。そこから尾花沢(おばなざわ)市営バスに乗り換えて約40分で到着です。朝9時に出発しても到着はお昼過ぎなので、駅弁を購入して新幹線の中で腹ごしらえしちゃいましょう♪

出典：S.geruさんの投稿

到着したら、お宿に荷物を預けて温泉街の散策スタート！名物グルメを食べたり、足湯を楽しんだり、カフェでひと休みしたり…思い思いの時間を過ごしましょう。そして、散策をしながらぜひ見てほしいのが「鏝絵(こてえ)」。建物はもちろん、柱や戸袋などに施された精細な鏝絵に注目しながら街歩きを楽しんでくださいね♪

※鏝絵…左官職人が漆喰で作ったレリーフのこと。

出典：すっちゃらさんの投稿

せっかく銀山温泉を歩くなら、思い出に残る素敵な写真を撮りたいですよね？そんな方におすすめなのが、銀山温泉の入り口、白銀橋の正面に立つカフェ＆貸衣装店「あいらすげーな」。大正ロマンを感じる袴をレンタルして街歩きを楽しみましょう♪

出典：peruraさんの投稿

店内に並ぶレトロな衣装は、デザインやカラーもさまざま。お互いをコーディネートし合うのも楽しいかも♪衣装は1人でも簡単に着られるので、着付け初心者でも安心です。併設のカフェではコーヒーやクリームソーダなどをテイクアウトできるので、ドリンク片手に散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※冬期休業。降雪期間は、「銀山荘」と「古勢起屋別館」宿泊者の方のみ貸し出しあり。

出典：

歩き疲れたら、誰でも無料で利用できる共同足湯「和楽足湯」でひと休みしましょう。足元をじんわり温めてくれるお湯は、源泉がそのまま使われているので疲れも吹き飛びます。景色を眺めながらゆっくり会話を楽しめるようにベンチの位置や高さにも工夫が凝らされた足湯で、ほっと一息♩

大正ロマン漂う街並みを眺めながらゆっくり浸かれば、足湯だけでも全身ポカポカに♡明るい時間の足湯も良いですが、暗くなってからもおすすめですよ。ガス灯の温かな明かりに照らされ、一段と風情を感じることができます。訪れる際は足拭きタオルの持参を忘れずに。

出典：日本で暮らしたいえみさんの投稿

散策の途中に味わいたいのが、創業100年を越える老舗「野川とうふや」の立ち食い豆腐。「和楽足湯」近くの理髪店が営む手作り豆腐のお店で、銀山温泉のおいしい水と国産大豆で作るお豆腐は絶品！濃厚な大豆の甘みを感じるお豆腐に、少し甘めの特製醤油ダレをかけてパックで提供してくれますよ。

出典：日本で暮らしたいえみさんの投稿

豆腐を揚げた「生揚げ」は、外はカリっと、中はフワっとした食感がたまらない一品。食べ歩きにちょうどいいサイズ感で、「和楽足湯」に浸かりながら味わう人も多いそう。手作りのため数量に限りがあり、売り切れ次第閉店となるので、早めに訪れるのがおすすめです。

出典：ike_logさんの投稿

女子旅と言えば、カフェタイムは外せませんよね♪銀山温泉のカフェタイムは「クリエ」がおすすめ！レトロな赤い郵便ポストが目印のお店です。店内にはアンティーク調の家具が配され、こだわりのオシャレ空間が。2階の窓から温泉街を眺めながら、女子トークに華を咲かせましょう♡

出典：graphed18さんの投稿

おすすめは、自家調合したココアの上にマシュマロをのせて焼いた「焼きココア」。疲れた体に染みわたるおいしさです♡小腹が空いたら、一緒に自家製スイーツをどうぞ！昔ながらのちょっと固めなプリンは、銀山温泉のレトロな雰囲気にピッタリで、写真映えも◎また、夜はバーとしても営業しているので、夜のお散歩ついでに1杯、なんて大人な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか？

散策がひと段落したら、お宿へチェックインしてまったりしましょう♪銀山温泉には、ノスタルジックな雰囲気が素敵なお宿や女子旅に人気の和モダン宿、温泉街から少し離れた自然を感じる落ち着きの宿など、魅力たっぷりのお宿が揃っていますよ。温泉に入って、美味しいご飯をいただいて、疲れをゆっくり癒しましょう。

旅館をチェックアウトしたら、お土産探しへ！銀山温泉街名物の「はいからさんのカリーパン」や「くじら(くぢら)餅」、「温泉まんじゅう」に地酒などの食品から、東北ならではのこけしまで、種類もさまざま。家族や友達へのお土産選びも、女子友と一緒なら楽しくてあっという間。旅の思い出にお揃いを購入するのもアリ◎

出典：しは犬さんの投稿

「江戸屋」は、先に紹介した「クリエ」の隣にあります。目印の赤いポストは今でも現役で、店内では切手や銀山温泉の絵ハガキなども販売しています。旅の思い出に、大切な人へハガキを出してみてはいかがでしょうか♪店主が猫好きということで、かわいい猫雑貨や猫グッズもありますよ。

出典：浦島太郎さんの投稿

店内には、地元でしか手に入らないめずらしいお土産品がズラリ。気になるネーミングの「くじら(くぢら)餅」は、 山形県最上地方に伝わる郷土菓子です。米粉、砂糖、くるみを主原料としたお餅で、甘じょっぱいお味が人気。気になる方はぜひ食べてみてくださいね。

出典：bishinbariさんの投稿

白銀橋の目の前に建つ「めいゆう庵」では、お土産にぴったりなお菓子や銀山温泉名物の「はいからさんのカリーパン」などを販売しています。名物の「銀山まんじゅう」は、黒糖とごまの2種類。店内では、蒸かしたてのおまんじゅうがいただけるので、出来立てを堪能してみて。食べ歩きにもおすすめですよ◎

出典：v2rさんの投稿

銀山温泉街の名物「はいからさんのカリーパン」はぜひ食べてみて。山形県産の小麦”ねばりごし”を使用したもっちり生地に、スパイシーなカレーを合わせた、どこか懐かしいカレーパンです。

出典：bishinbariさんの投稿

尾花沢スイカで有名なスイカの名産地ならではの人気商品が、こちらの「スイカ大福」！スイカ果汁が入った餡を緑色の皮で包み、黒ごまをスイカの種に見立てた大福です。写真映えしそうな見た目もキュート♡モチっとした食感とスイカの風味を味わってみて♪

出典：loundlycompromiseさんの投稿

最後はランチタイム。温泉街には、製粉から手掛ける蕎麦店やヘルシーなせいろ蒸しがいただける食事処など、地元食材を使ったこだわりの飲食店が点在しています。どこも素敵なお店ばかりですが、2店舗をピックアップしたので、お店選びの参考にしてみてくださいね♪

出典：Lady hanaさんの投稿

古民家を改装した趣ある「伊豆の華」は、風味豊かな蕎麦が味わえるカフェ兼食事処です。尾花沢産蕎麦粉”最上早生(もがみわせ)”を昔ながらの石臼挽きで製粉し、蕎麦粉10対つなぎ粉1の割合で作る外一蕎麦が名物。温泉街を眺めながら、こだわりの味をゆっくりと堪能しましょう♪

出典：HANA119さんの投稿

人気メニューは「揚げ茄子おろしそば」。素揚げした茄子がたっぷりとのった、ボリューム満点の一品です。あっさりとした鰹出汁の自家製つゆとの相性も抜群！冷製か温製が選べるのも嬉しいですね。他にも気になるメニューがたくさん！鴨南そばや天ざるそばなど、どれにしようか迷ってしまいます。

出典：りおかみんさんの投稿

カフェタイムに提供される、蕎麦ソフトに蕎麦パフェ、山形県産フルーツサイダーなどのオリジナルメニューも気になるところ♡枡に入った大人気の蕎麦ソフトは写真映え間違いなしです◎

出典：なおliebeしろくまさんの投稿

「湯けむり食堂 しろがね」は、温泉街の奥に佇む食事処。古民家風のおしゃれな店内でゆっくりと食事がいただけます。山形の地元素材をたっぷり盛り込んだヘルシーなせいろ蒸しから丼ものまで、メニューも豊富に揃っていますよ。3種類のせいろ蒸しを楽しめる「湯けむり定食」は、源泉を蒸気にして蒸しあげているそう。

出典：fllb7さんの投稿

1日5食限定の「山形牛ハンバーグプレート」も人気！山形が誇るブランド牛を使った贅沢な一品です。スープが入ったハート型の器もかわいくて写真に収めたくなりますね♡

出典：66d30bさんの投稿

カフェタイムには、和風パフェをはじめ、さくらんぼやスイカを使った期間限定のパフェなどのスイーツをいただけますよ♪暑い季節には、銀粉が乗った「しろがねかき氷」などの映えなかき氷も登場。街散策の休憩にもおすすめです。

出典：珈琲好きさんの投稿

銀山温泉の魅力をたっぷり満喫したら、行きと同じくバスと新幹線を乗り継いで帰りましょう。13時半頃銀山温泉を出発するバスに乗れば、大石田で新幹線に乗り継いで、17時半頃には東京に到着します。夕方到着なので、次の日も元気に仕事へ向かえますね。

出典：ＫＩＺさんの投稿

銀山温泉には、まだまだ紹介しきれないスポットがあるんです！そこで、時間に余裕があれば立ち寄りたいスポットをちょっとだけご紹介しちゃいます。どちらも温泉街から徒歩圏内なので、散策ついでに訪れてみてくださいね♪より銀山温泉の魅力を感じられて、旅の思い出になりますよ。

温泉街の奥に位置する「白銀公園」内には大小2本の滝があり、「白銀の滝」と呼ばれています。周辺には散策路も整備され、夏は涼スポットとしても人気なんですよ。温泉街中心部から徒歩6分ほどと近いので、お時間がある方はぜひ。水しぶきを上げて流れ落ちる滝の美しさを堪能してみてくださいね。

「延沢銀坑洞(のべさわぎんこうどう)」は、「白銀の滝」からさらに10分ほど歩いた場所にあります。銀山温泉の名前の由来となった銀山跡で、国の史跡に指定されているんですよ。中には見学道が整備され、坑道の一部を無料で自由に見学できちゃいます。冬は立ち入り禁止になるので、暑い夏にひんやり涼しい内部で探検気分を味わってみて。

大正ロマン香るノスタルジックな温泉街、山形県にある銀山温泉への1泊2日女子旅プランをご紹介しました。レトロな街並みと魅力的なスポットが満載で、女子旅にピッタリの素敵な場所でしたね。お友達とたくさんの思い出を作りに、ぜひ訪れてみてくださいね♪