2016年07月10日
日本のサグラダファミリア!?徳島の廃墟カフェ・大菩薩峠が気になる!
徳島県に、日本のサグラダファミリアと呼ばれるカフェがあることをご存知ですか?まるで廃墟のような建物で営業しており、カフェとは気付かない方も多いのだそう。まだ一部の人にしか知られていない穴場スポットです!今回は、そんな不思議な廃墟カフェ、「大菩薩峠」について調べてみました!他のカフェにはない、唯一無二の魅力がたっぷり詰まっているお店です。一体どんなお店なのか、これから詳しく見ていきましょう!
徳島県阿南市に、何やら不思議なカフェがあるという噂が。お店の名前は「大菩薩峠」。「日本のサグラダファミリア」だとか、「未完の城」と呼ばれることもあるのだそう。カフェなのにサグラダファミリア?一体どういうことなのか、とっても気になりますね。
徳島市から高知県室戸岬へと続く国道55号線を走っていると目に留まるのが、この個性的な建物です。レンガ造りの古い建物にツタが絡まり、まるで「天空の城ラピュタ」の世界のような雰囲気。実はこの建物が、話題のカフェ「大菩薩峠」です。小さく建つ営業中の看板に気付かなければ、とてもカフェには見えません!
「大菩薩峠」は、オーナーの島利喜太(しま・りきた)さんがたった1人で造り上げた建物なのだそう。そして現在も増築が続けられており、まだ完成していないのです。これが、日本のサグラダファミリアと呼ばれる所以だったのですね。現在のままでも十分素晴らしいですが、これからどんな風に変化していくのかも楽しみです。
建物に近づいて行くと、想像以上のスケールにびっくり!奥行きも深く、階段で上の階まで続いています。そして、この建物が全てレンガで造られている点にも驚きです。これほどものレンガを積み上げるには、とてつもない労力が必要なはず。この建物をたった1人造り上げた、オーナーの強いこだわりを感じます。
迷路のように入り組んだ造りの「大菩薩峠」。入口がすぐには分からなかった!という方も多いのだそう。そんな店内への入り口は、階段を昇った2階にあります。階段入り口と昇った先に小さな看板がありますので、これを見逃さないようにしましょう。
独創的な建物が特徴の「大菩薩峠」ですが、メニューは昔ながらの定食がメインです。唐揚げ定食、ハンバーグ定食、魚のフライ定食など、どれもボリューム満点。カフェというより、ガッツリごはんを食べられる定食屋さんのようです。もちろんそれだけではなく、コーヒーやスイーツ類も充実。ファンタジーの世界のような建物で、時間を忘れてのんびりと過ごすことができますよ。
店内は撮影禁止だそうです。気になる内観はぜひ、実際に足を運んで見てみて下さいね。
「大菩薩峠」のある阿南市の国道55号線は、海外沿いを走る気持ちの良い道路です。カフェに立ち寄った後は、美しい風景を観ながらドライブをするのがおすすめですよ。
阿南海岸や蒲生田岬、うみがめ博物館などの見どころもたくさん。そして最後は道の駅「宍喰温泉」で、旅の疲れをゆっくりと癒しましょう!
オーナー手作りの独創的な建物が魅力的なカフェ、「大菩薩峠」。レンガで丁寧に造られたレトロな建物が、唯一無二の存在感を放っています。また外観だけでなく、店内も落ち着いた雰囲気でとても素敵なのだそう。ただし、くどいようですがこちらのお店は店内の撮影が禁止ですので、それだけ注意してくださいね。徳島の廃墟カフェ「大菩薩峠」、少し足を延ばしてでも、ぜひ1度訪れていただきたいお店です。
大菩薩峠の詳細情報
大菩薩峠
新野、桑野、阿波福井 / 喫茶店、カフェ、洋食
- 住所
- 徳島県阿南市福井町土井ケ崎
- 営業時間
- [月] 10:00 - 20:00 [火] 10:00 - 20:00 [水] 10:00 - 20:00 [木] 10:00 - 20:00 [金] 定休日 [土] 10:00 - 20:00 [日] 10:00 - 20:00
- 定休日
- 金曜日
- 平均予算
- ~¥999