福島観光は食べ歩きの楽しい大内宿へ。会津の郷土グルメを満喫！

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江戸の宿場町の風情を色濃く残す大内宿。ここのグルメといえばネギを箸代わりにしてそばを食べるネギそば（高遠そば）が有名ですが、いろんな食べ歩きグルメもあなどれません。ちょっとずついろんな味が楽しめるのも、食べ歩きの魅力ですよね！

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福島・南会津の山あいにある大内宿（おおうちじゅく）は、会津と日光を結ぶ下野街道沿いの旧宿場町です。江戸時代の街並みが今も色濃く残されており、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。

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およそ450mの道の両側に、道に妻（家の横側）を向けた茅葺き屋根の民家が立ち並んでいます。

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雪深い冬の大内宿には、活気にみちた夏とはまた違う静かな魅力が漂っています。

出典：トテチータさんの投稿

「いももち」と呼ばれる郷土料理は他にもありますが、大内宿のいももちはじゃがいもと片栗粉を混ぜて平たい餅状にととのえ、醤油を塗って焼いたものです。もち米で作ったお餅とは異なるもっちりした食感と、お焦げ部分の香ばしさが魅力です。

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大内宿にある数軒のおそば屋さんでは、お箸のかわりにネギを使って食べるネギそば（高遠そば）が食べられます。太いネギでそばを食べるのはなかなか難しいですが、そばの風味とネギの辛味がよく合うんです。

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あったかいネギそばもいただけます。

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工芸品や加工食品などを売るお土産屋さん「南仙院神官」では、そば粉で作ったまんじゅうの天ぷらが人気です。まんじゅうの表面はサクサク、中はもちもち、そしてしっとりしたこしあんのひかえめな甘さ。揚げ物ゆえにこってりしてるように見えますが、それほど重くないので気軽に食べられます。
笹で包まれていますが、できたてはかなりアツアツなのでやけどにご注意くださいね！

出典：ノバンディさんの投稿

「そば処　本家玉屋」の店先で焼かれているきんつばです。
きんつばというと小豆でできた四角い和菓子のイメージを抱く人が多いですが、福島や新潟などの一部地域では大判焼（今川焼）のことをきんつばと呼んでいます。

出典：トテチータさんの投稿

断面をよ～く見ると、衣の部分に黒い点々がありますね。本家玉家のきんつばは、衣に黒米が練りこまれているのが特徴です。お米を加えることで、ふつうの大判焼きにはないもちっとした歯ごたえが楽しめるんです。

出典：もねさんの投稿

お次は、「山本屋」のそばがきだんごです。そばがき（そば粉をお湯でこねたもの）で作った焼き団子に甘めの味噌だれが塗られ、外はパリパリ・中はもちもちの食感に仕上がっています。上でご紹介したまんじゅうの天ぷらもそば粉ベースですが、こちらはあんこを使っていないので甘いものが苦手な方も食べやすいでしょう。

出典：なおかりさんの投稿

店頭で売っている自家製味噌の焼きだんごも人気。無料のお茶サービスもついています。1個が大ぶりで食べ応え充分！

出典：もねさんの投稿

山本屋では、イワナの塩焼きも人気です。昼間からお酒が欲しくなりそう！？

出典：なまらうまいさんの投稿

ちょっと洋風の味も欲しいな…というときにオススメなのが、三澤屋茶屋の岩魚（イワナ）サンドです。イワナまる1匹のフライが、フレッシュな生野菜やタルタルソースとともにそば粉入りの特製バンズにはさまれています。なんとも野趣あふれる食感のイワナフライですが、臭みはほとんどありません。
シーズンによってはイワナの代わりに鮎が使われることもありますが、どちらも食べてみたいですね！

出典：シノンセさんの投稿

こちらでも高遠そばがいただけます。古民家の中でいただくとよりいっそう美味しく感じられます。

出典：十八番さんの投稿

最後にご紹介するのは、山形屋の手焼きせんべいです。
直径およそ20cmの大きなせんべい「大内丸」は、オーダーが入ってから醤油をつけて二度焼きされます。できたてアツアツの食感と焦がし醤油の香ばしさ、そしてせんべいに巻かれた海苔の風味のハーモニーがたまりません！

出典：ヴォータンさんの投稿

会津の民芸品を販売しているお土産やさんも充実しています。

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山奥にあるので運転は多少キツいですが、田舎情緒を楽しみたいならドライブもおすすめ。

【車でお越しの場合】
会津若松から国道118号線で約30キロ。所要時間約60分程度。

【乗り合いバス】
平成28年4月1日～11月30日は、毎日運行しています。会津鉄道「湯野上温泉駅」から一日フリー券がお得です。