【日本一美しい庭園】島根の足立美術館がまるで絵画のよう

島根観光の際に出雲大社へ行ったならぜひ立ち寄ってほしいのが「足立美術館」です。島根県安来市にあり、松江駅から送迎バスで20分の距離にあります。

美術館といっても、見どころは世界一の庭とよばれる日本庭園です。その美しさは日本を超えてアメリカでも評され、アメリカの日本庭園専門誌『Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening（ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング）』にて13年連続日本一に選ばれています。

正直、絵や美術品のことはわからないという人でも何度も訪れたくなる美しい美術館です。
季節の移り変わりのたびに行きたくなる「足立美術館」をご案内します。

創設者の足立全康氏は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで、庭造りに心血を注いだといいます。枯山水庭をはじめ、5万坪に及ぶ6つの庭園は、四季折々にさまざまな表情を醸出し、借景の自然の山々との調和はまさに生きた日本画ともいえるでしょう。

近代日本画を中心に、現代日本画や童画、陶芸作品、木彫作品が展示されています。明治・大正・昭和と日本画壇をリードし続けた横山大観の日本画は必見！陶芸では北大路魯山人の『金らむ手津本（金襴手壷）』が有名です。

若い頃より日本一の庭園と美術館をつくることが夢であったという足立全康氏。「日本一の庭園をつくればそれは世界一になる」が口癖だったそう。広大な庭の整備は走らないと追いつかないほどで、いつも走り回って掃除をしたり、庭師に指示を出したりしと忙しい毎日。まさしく有限実行の人で、今では海を越えてアメリカでも取り上げられるほど有名になりました。

足立美術館には、喫茶室と茶室が備えられています。その全ての場所から美しい庭園がみえるので最高に贅沢なカフェタイムを過ごせます。

いかがでしたか？壮大であり華麗な日本庭園は世界一の名にふさわしいものでしたね。お庭を歩くことはできませんが、美術館やカフェからは美しく見えるようにこだわり尽くされた美しい日本庭園が広がります。島根観光は、出雲大社とあわせてぜひ世界一の名庭を訪ねてみましょう。