2016年08月11日

【北海道】映画・ドラマで見たあの景色!観光で立ち寄りたい名作7選

【北海道】映画・ドラマで見たあの景色!観光で立ち寄りたい名作7選

広い大地と雄大な自然がある北海道だからこそ、数々の映画やドラマのロケ地に選ばれてきました。劇中のストーリーの中で実際の場所が出てくる場合もありますが、海外に見立てたりする場合も多く、実はそうだったんだと思う撮影場所も多いのです。今回は、旅行のついでにぜひ寄って欲しいスポットと合わせて、名作7作品をご紹介します。

1.「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年公開)

南富良野

南富良野706453

出典:

高倉健さん演じた、鉄道員の佐藤乙松が主人公。まもなく廃線になる幌舞(ほろまい)駅の駅長を粛々と勤め上げる人間ドラマで、そのメインの舞台となったのが南富良野町にある「幾寅(いくとら)駅」です。間もなく定年でもある乙松の真面目でひたむきな生きざまは胸打つものがあり、高倉健さんの作品の中でも記憶に新しい映画ですよね。

南富良野706449

出典:忍のまさかどさんの投稿

映画の中のメインの舞台となったのが幌舞駅ですが、実際には幾寅駅として存在しています。ファンの訪問が多いため、駅の看板は映画の中の幌舞駅のまま残されています。とっても粋な計らいですよね。

南富良野706452

出典:kenzさんの投稿

1日に数本、それもたった1両だけの汽車。健さんがフラッと現れそうな瞬間です。

南富良野706454

出典:

駅の中には映画の展示コーナーも用意されています。映画で登場したキハ12の車両も残されているので、映画ファンだけでなく鉄道ファンもぜひ足を運んでみてください。

2.「探偵はBARにいる」(2011公開)

すすきの(札幌)

大河ドラマ「真田丸」でも活躍している北海道出身の俳優、大泉洋さん主演の映画。この頃からちょっと際立ったキャラクターを演じさせると抜群の才能を発揮されていました。多くは札幌でロケをされており、観光ついでに行きやすいスポットです。

すすきの(札幌)706477

出典:komapapaさんの投稿

舞台は札幌のすすきのです。Barやたくさんの飲食店が登場していますが、その多くがこの辺りにある設定です。映画内でもこのすすきの交差点を歩くシーンが登場しました。

「トップ」外観 706478

出典:rubytuesdayさんの投稿

劇中では「喫茶モンデ」として登場する、老舗の喫茶店「トップ」。劇中で大泉洋さんが食べたナポリタンはもちろんいただくことができます。

トップ

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

「BAR 一慶」内観 706482

出典:

映画のタイトルでもあるように、大泉洋さん演じる主人公の探偵がバーで仕事のやり取りをするシーン。もちろんこのバーも実在。600種類以上のアルコールが楽しめるのでロケ地ツアーの締めくくりにもぴったりです。

BAR 一慶の詳細情報

BAR 一慶

すすきの(市営)、すすきの(市電)、豊水すすきの / バー

住所
北海道札幌市中央区南6西4 新宿通り ジャスマックサッポロNO.6 2F
営業時間
[月]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [火]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [水]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [木]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [金]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [土]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [日]  18:00 - 03:00(L.O. 02:00) [祝日]  18:00 - 02:00(L.O. 01:00) ■ 定休日 年中無休(但し、大晦日、イベント、貸切、出張時は除きます。)
平均予算
  • ¥6,000~¥7,999

3.「Love Letter」(1995年公開)

小樽

中山美穂さんと豊川悦司さん主演の映画。宛名間違いで送られたラブレターから物語が始まるロマンティックなストーリーで、雪の小樽と神戸が舞台となっています。実は岩井俊二さんが長編映画の監督をした最初の作品でもあります。

小樽706487

出典:

映画の冒頭で出てきた主人公が雪の上を走るシーンは、天狗山スキー場が舞台に。

小樽706486

出典:

中山美穂さん演じる藤井樹が働く「小樽市立図書館」は、実は旧日本郵船小樽支店として保存された国の重要文化財。レトロで小樽らしい雰囲気です。

小樽706490

出典:

劇中では小樽ガラス工房として何度か出てくるのが、小樽運河工芸館。今は「クラフトショップ蓮」に名称が変わっています。小樽観光のついでに訪問したいですね。

4.「マッサン」(2014年9月~2015年3月放送)

十勝/余市

ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏とその英国人妻リタ氏をモデルとした、NHK連続テレビ小説「マッサン」。まだまだ記憶に新しい方も多いと思います。主人公の亀山政春(玉山鉄二さん)と亀山エリー(シャーロット・ケイト・フォックスさん)が、日本で初めての国産ウイスキー作りに励む物語。多くのシーンで北海道が舞台となっています。

十勝/余市706505

出典:nekomaさんの投稿

覚えてますか?第1話のオープニングでマッサンとエリーが走るシーン。帯広市のお隣の音更町でロケが行われました。十勝牧場の白樺並木です。

十勝/余市706508

出典:くろふねさんの投稿

ニッカウヰスキーの聖地、余市蒸留所は日本のスコットランドとも呼ばれており、ドラマの中ではマッサンが自ら立ち上げた会社の拠点となった場所として登場しました。札幌からもほど近く、見学もできるスポットです。

十勝/余市706513

出典:わたりどりさんの投稿

そしてドラマの中で大きなターニングポイントとなる、若かりし頃のマッサンからエリーへのプロポーズシーン。劇中ではスコットランドでしたが、実際のロケ地は北海道河東郡にある然別湖(しかりべつこ)です。美しい大自然の景色。プロポーズにはうってつけの場所ですよね。

5.「世界から猫が消えたなら」(2016年公開)

函館近郊

LINE連載小説として注目を集めた、川村元気さんの小説が原作。自分の命が1日伸びる代わりに世界からモノが消えるという不思議なストーリーで、感動を呼ぶ作品として話題になりました。多くは函館市近郊でロケが行われ、北海道新幹線の開通を機に函館観光を兼ねてロケ地を巡るのも楽しそうです。

函館近郊706528

出典:

佐藤健さん演じる主人公が映画館に通っていますが、実際は映画館ではなく函館市の「はこだて工芸舎」です。通常は函館の工芸作品を展示している場所で、中も見学することができます。

「モストゥリー」外観 706532

出典:檸檬箱さんの投稿

佐藤健さん演じる主人公と、宮崎あおいさん演じる昔の恋人が出会うシーン。撮影されたのはカフェ「モストゥリー」です。

「モストゥリー」内観 706531 内観

出典:みぃーちゃん。さんの投稿

ベイエリアに実際にあり、まさに映画の中の世界そのままのおしゃれな空間です。ピザとラムレーズンが地元の方からも人気です。

モストゥリーの詳細情報

モストゥリー

末広町(函館)、大町、函館どつく前 / カフェ、洋食

住所
北海道函館市大町9-15
営業時間
[月]  定休日 [火]  11:45 - 14:00  17:30 - 00:00 [水]  11:45 - 14:00  17:30 - 00:00 [木]  11:45 - 14:00  17:30 - 00:00 [金]  11:45 - 14:00  17:30 - 00:00 [土]  11:45 - 00:00 [日]  11:45 - 00:00
定休日
月曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

函館近郊706534

出典:

函館にはたくさんの坂がありますが、こちらの姿見坂でもロケが行われました。坂の上から見下ろすと函館港が一望できます。近くにはペリー会見所跡地もあるので合わせて訪れたい場所です。

6.「子ぎつねヘレン」(2006年公開)

網走(あばしり)

続いて道東・網走のロケ地をご紹介。東京からやってきた少年・太一は頭に怪我を負い、視覚・聴覚・嗅覚を失った子ぎつねを育てることになりました。ヘレンケラーから名前を取って「ヘレン」と名付け、懸命に育てるハートフルストーリーです。北海道をロケ地にした動物モノの映画やドラマは多いですよね。

網走(あばしり)706545

出典:猿彦さんの投稿

太一とヘレンが戯れるシーンが撮影された能取岬。一面にたんぽぽが咲き乱れ、北海道らしい景色が広がっています。

網走(あばしり)706550

出典:

映画のラストシーンのロケ地となったワッカ原生花園。自然の花園で様々な花が咲きます。冬は一面白銀の世界となり、春夏秋冬違った表情を見せるオホーツクの風景が広がっています。今にも子ぎつねが顔を出しそうな雰囲気です。

7.「北の国から」(1981年放送開始)

富良野

最後はやはり「北の国から」で絞めさせてください。北海道の自然とともに生きる純と蛍の成長を描いたテレビドラマは、放送が終わった今でも根強いファンがいる名作中の名作です。ロケで使われた家なども保存されており、見応え十分のスポットがたくさんあります。

富良野706555

出典:わーるういんどさんの投稿

ドラマの設定と同じく富良野の麓郷にたくさんのスポットがあります。純と蛍の父、田中邦衛さん演じる五郎の家はいまでも残されており、まるで実際に住んでいるかのような世界観です。

富良野706558

出典:P&Fさんの投稿

東京からやってきた純と蛍が降り立ったのが布部駅。あのころのまま、今も無人駅として静かに現役を続けています。

富良野706563

出典:Sky Duckさんの投稿

中の沢小学校分校は、純と蛍が通った学校です。いまにもジャージを着た2人が走って出てきそうですよね。

富良野706564

出典:

「北の国から」ファンなら絶対に寄って欲しい資料館。ドラマで使った小道具や年表などが展示されていて、現実なのかドラマの世界なのかわからなくなってしまう感覚にとらわれます。

いかがでしたか?

北海道を舞台にした7つの名作のロケ地巡りはいかがでしたか?思い入れのある作品だと、ロケ地へ行った時の感動もひとしお。ぜひ北海道観光と合わせて各地のロケ地にも足を運んでみてください。

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