京都で宿坊体験。 精進料理、座禅、写経が体験できるお寺や神社

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もともとは僧侶だけが宿泊する場所や、参拝者の心身を清めるための施設として使われていた宿坊。

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現在では一般観光客の宿泊も可能になり、様々な文化体験やサービスを受けることができるようになりました。

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宿坊と言っても、お寺に泊まるだけでなく、モダンなホテルや旅館のような施設まで様々なタイプがあります。

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宿坊の最大の魅力は、歴史的な建造物に滞在できたり、精進料理、座禅、写経など、そこでしかできない体験ができることでしょう。普段とは違う時間の過ごし方に、身を置いてみませんか？

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足利義満24歳の折に長寿を願って建立されたという、右京区嵯峨北堀町にある「鹿王院（ろくおういん）」。美しい紅葉、石畳の道、沙羅双樹のお庭を持つ、美しいお寺です。

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ここでの宿坊は女性専用。庭園の景色も素晴らしく、歴史ある建物に滞在してみたい方にオススメです。静寂と穏やかな時間を存分に体感してみてください。

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宿泊費は1泊朝食付きで5,000円（別途宿泊税200円）。おつとめ、坐禅（計30分前後）は原則参加です。苔むした枯山水の庭園を眺めていると、雑念が払われそうですね。
※現在は朝のお勤めはお休み中です。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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平安時代中期の1098年（承徳2年）に建立された、大原の山中にひっそり佇む「浄蓮華院（（じょうれんげいん））」。襖で隔てた3室を“宿坊”として用意してあります。

こちらは 1泊2食付きで10,000円、精進料理が美味しいと評判です。夕食には山から取れるわらびやつくしなど、旬の食材を味わえます。一つ一つ噛み締めていただきましょう。
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こちらにはタオルやアメニティなどは一切ありませんので準備が必要です。精進料理の他にも、座禅、写経（納経料1,000円）が体験できます。
※画像はイメージです

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沙羅双樹の寺として知られる妙心寺塔頭の東林院（とうりんいん）。ここには、十数本の沙羅双樹からなる「沙羅林」があります。そんな美しいお寺に6.600円程（1泊2食付き）で宿泊できます。

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精進料理も楽しみの一つ。住職は精進料理の本を多く執筆されている方で、精進料理教室も開かれています。12/25～1/3、1/10～2/2、6/10～7/2の期間、宿坊はお休みになるため要注意です。

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右京区花園妙心寺町にある、東林院。風情溢れる沙羅双樹のお寺で、心静まる滞在を体験してみませんか？

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京都洛西の世界文化遺産、仁和寺（にんなじ）。その境内にある「仁和寺御室会館」では、朝のお勤めは国宝の金堂で行われ、早朝はまだ観光客の入れない境内を散策できるという世界文化遺産を深く知り・体験できる宿坊です。

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大浴場や、ロビー、売店も揃っている仁和寺御室会館。ただし、トイレは共同です。

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夕食の京料理もおいしいと評判です。朝食は湯豆富や焼魚を主とした和朝食を頂くことができます。

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宿坊への宿泊者は駐車場無料、拝観料も無料（御殿、霊寶館、桜祭り）になります。ただし、霊寶館、桜祭りは開催中の時のみです。 真言宗御室派総本山でもある仁和寺で、貴重な宿坊体験してみてくださいね。

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京都市と滋賀県大津市にまたがる、天台宗総本山として有名な延暦寺（えんりゃくじ）。標高848mの比叡山全域を境内とする寺院です。

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そんな世界遺産である延暦寺にも、立派な宿泊施設「延暦寺会館」があります。JR大津京駅より無料送迎バスも出ています。

ここでは、伝統ある比叡山延暦寺の精進料理や、坐禅や写経を体験することができます。自分を見つめ直すのにとてもいい時間が過ごせそう。

琵琶湖を望むお部屋は、和室、洋室各タイプあります。また、霊峰比叡山の自然水を使用したお風呂もありますので、旅の疲れをゆっくり癒しましょう。

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京都府京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院、知恩院（ちおんいん）。浄土宗の宗祖・法然上人が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建てられたお寺です。

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朝のお勤めでは、阿弥陀堂で木魚を叩きながらお坊さん達を送り迎えし、「南無阿弥陀仏」を一緒に唱えることができます。

宿坊ができる「和順会館」は、現存木造建築として日本最大とも言われている知恩院の三門のすぐ脇にあります。内装外装とも、ホテルのような和モダンなデザインの宿泊施設です。

タオルやアメニティも一通りそろっているので、何ももっていかなくても大丈夫。寝室はやっぱりベッドがいいな…という方にもおすすめです。

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写経や座禅で心の内を見つめたり、精進料理で命をいただくことへの感謝を思い出したりと、慌しい日常の中でつい忘れてしまっている大切な気持ちを改めて思い出す、そんな体験を宿坊でしてみてはいかがでしょうか？