2016年12月15日
沖縄・人気の海中道路の先にある「伊計島」の魅力をご紹介!
沖縄中部の人気観光スポット『伊計島』。海中道路を渡った一番奥にあるこの島へは、海水浴などのマリンアクティビティーが目的で多くの地元民や観光客でにぎわいます。しかし、楽しみはそれだけではありません。グルメ・リゾート・歴史文化・集落めぐりなど、沖縄のイロイロが凝縮しているのも魅力です。せっかくならディープに廻りたい! 伊計島の探索に出かけましょう。
『伊計島』は、人気のドライブコースでも親しまれる「海中道路」を渡った島々のひとつです。伊計島の他には、平安座(へんざ)島・浜比嘉(はまひが)島・宮城島の合わせて4つの島がそれぞれ橋で結ばれています。
昭和57年に宮城島との間に、長さ198mの「伊計大橋」が完成したことにより、本島と陸続きとなりました。
島の面積が1.7㎢・周囲7kmほどの平坦な小さい島。美しい海に囲まれた内部には『サトウキビ畑』が広がる光景が特徴です。メインとなるビーチ以外にも、ところどころに穴場の砂浜が多くあり、自分だけのプライベート空間を探すのも醍醐味です。
【車・レンタカー】那覇空港からは約50km、沖縄自動車道・沖縄北IC経由で1時間30分程度。本島の勝連半島(うるま市)から伊計島までは約16km、車で25分ほどかかります。海中道路を渡り、平安座(へんざ)島・宮城島を経由して伊計島へ向かいます。
【バス】那覇バスターミナル「沖縄都市モノレール・旭橋駅」から屋慶名線(やけな)で屋慶名バスターミナル下車。屋慶名バスターミナルからは、宮城島経由で伊計島行のバスを利用しましょう。
宮城島から伊計島に渡る『伊計大橋』でちょっと一休みしましょう。ここまで来れば島はすぐそこ。伊計大橋からの景色を楽しみましょう。橋のシンボルでもあるシーサーもお出迎えしてくれます。写メを1枚いかがですか?
橋の手前に3台ほど駐車できるスペースがあります。ビーチに降りる道を見つけたら、ぜひ波打ち際まで歩いてみてください。橋の上から見るのとは、また違う景色が広がります。
海中道路を渡る島の中ではポピュラーな『伊計ビーチ』は、伊計大橋を渡ってすぐ。4つの島では最も本土から離れているのにも関わらず、人が集まる人気のビーチです。
きめ細やかな白い砂浜と、とても透明度が高いのが特徴。シュノーケリングなどにも打ってつけビーチ。干潮時には泳げなくなるほど浅くなってしまうビーチもある中、ここは干潮時でも泳げることも、ぜひ押さえておきたいポイントです。岩などの絶壁の好立地も魅力のひとつ。釣りを楽しむことも可能です。
シュノーケリングやダイビングで訪れる人も多い伊計ビーチ。海に潜れば魚がウジャウジャ寄ってきます。いつまで見ていても飽きないアクアパラダイスを体験しませんか。
木蔭も多いので、一日中過ごしやすい環境です。シャワー・ロッカー・食堂・マリンアクティビティー・クラゲ防止ネットなど、設備が充実しているのも女性には嬉しいですね。
マリンアトラクションで、ぜひおすすめしたいのが「ガラスボート」。海の中の魚たちの優雅な泳ぎを海に潜らず見ることができるお手軽アトラクションです。
見どころは海中だけではありません。島の周りをグルっと周遊してくれるので、島の景観を360度楽しむことができます。
『伊計島ビーチ食堂』は、伊計ビーチの中にある食堂です。タコライス・ポーク玉子定食・豆腐ちゃんぷるー定食・沖縄そばなどをはじめ、オーソドックスなメニューがリーズナブルに味わえる“海の家”的存在。
日帰りはもちろん、宿泊でのキャンプもでき、バーベキューも楽しめます。夜になると満点の星空を見ることができ、最高の想い出を演出してくれるスポットです。海を見ながらバーベキューを楽しみたい場合は、食堂に注文できます。当日だと準備に時間がかかるので、事前予約がおすすめ。
朝からbeachでBBQ(^_^)そしてこの透明度👏#伊計ビーチ pic.twitter.com/JvMOQtKLc6
— たくみんた (@__wimps__) 2016年9月15日
伊計島ビーチ食堂の詳細情報
伊計島ビーチ食堂
金武町 / 食堂
- 住所
- 沖縄県うるま市与那城伊計405 伊計ビーチ
- 営業時間
- [月] 09:00 - 16:00 [火] 09:00 - 16:00 [水] 09:00 - 16:00 [木] 09:00 - 16:00 [金] 09:00 - 16:00 [土] 09:00 - 16:00 [日] 09:00 - 16:00
- 平均予算
- ~¥999
【伊計ビーチ】
遊泳期間:4月~10月
営業時間:9:00~18:00
宿泊キャンプ:朝10:00~翌朝9:30
※駐車場代はかかりませんが、1名ごとに入場料・シャワー代などが必要です。
伊計ビーチ | 沖縄でマリンスポーツ&ダイビング
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伊計ビーチの目の前にある『伊計グスク』。昔、中国との貿易の拠点だったといわれています。拝所も多く、神聖な場所として現在でも地元の方に守られています。橋が無かった昔は、船でしか訪れることができなかったので、海の向こうから祈りをささげていたそう。入場料や営業時間はとくにありませんが、干潮時でないとアクセスできないので、事前確認が必要です。
伊計グスク
— あやの (@aynkuwa) 2016年2月8日
満潮時はいけないため、干潮時のみ登城可能!直感的にこの城はいけると思いいきました。笑
自然豊かで海もきれいで満足!✨#城ガール隊 pic.twitter.com/FFjoq1VTXt
島を歩いていると、沖縄ならではの瓦屋根の古民家が並ぶ光景が目に入ります。屋根には守り神とされているシーサーを見ることができます。
『仲原遺跡』は、縄文時代の竪穴式住居跡が23棟発見された歴史好きにはたまらない穴場スポット。サトウキビ畑の中、突然とその姿を現します。エントランスのオブジェを見ると、懐かしのアニメ「はじめ人間ギャートルズ」を思い浮かべてしまう人もいるはず。
歴史を探る上での貴重な数々のものが見つかっているとか。昭和61年には“国指定史跡”にもなっています。嬉しいことに見学は無料で、見学可能時間もとくに設けられていないようです。
仲原遺跡 クチコミガイド【フォートラベル】
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伊計島の南端にある『リトル グリーク キッチン』は、沖縄ではとってもレアなギリシャ料理が楽しめるお店。このお店の味を求めて遠くから何度も足を運ぶ常連客も少なくないとか。お店のたたずまいがコンテナを改造しているのも強いインパクトです。
パンにつけるこだわりのディップ、栄養豊富なサラダなど、人柄にも定評のあるアメリカ人シェフが作る創作料理はどれも絶品! 肉料理を満喫したい人におすすめなボリューミー料理が味わえます。
知らないと思わず躊躇してしまいそうな外観ですが、中はウッディーな雰囲気でとても落ち着きます。陸の孤島と言ってもいい立地で味わう何にも邪魔されないVIP空間。日が沈むまでは、海の景観も楽しめて最高です。
リトル グリーク キッチン
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
沖縄の古きよき文化を体験しながらも、リゾートを満喫したいなら、ゴージャスなホテル『AJリゾートアイランド伊計島』がおすすめ。
グルメはもちろん、遊歩道やプライベートビーチ、さまざまなイベントも目白押し。宿泊は、ホテル棟やコテージ棟があり、カートで移動するほどの広い敷地を誇るホテルです。
リゾートのオシャレな食事が楽しめる『レストラン ハイビス』。イチオシは全席オーシャンビューということ。大きな窓から見えるブルーのグラデーションを見ながらの食事は、最高の至福のひと時に!
ランチメニューは、沖縄そば・タコライス・ちゃんぷる各種などの沖縄料理をはじめ、オーソドックスなカレーライスなどが食べられます。ビーチで遊んだあとのリッチな雰囲気で味わう食事も格別です。
また、季節によってディナービュッフェも開催。ローストビーフなどの肉メニューをはじめ、シェフの海鮮創作料理などが味わえます。
AJリゾートアイランド伊計島の詳細情報
ホテルは海に隣接しているので、プライベートビーチも立ち寄りポイント。熱帯魚も見ることができる透明度の高いビーチです。レストランからは遊歩道を歩いてリゾート気分を満喫。食事をしてそのまま次の場所へ向かってしまう方も多い中、ワンランクアップのディープな旅に加えたい穴場のスポットです。
宿泊者限定ですが、車で3分ほどの「伊計ビーチ入場無料券」がもらえます。ホテルのフロントで確認してくださいね。
冬になるとイルミネーションも開催されます。期間限定ですが2015年のイルミネーションは、好評につき2016年のゴールデンウイークまで延長されたとか! 夏が長い沖縄、冬のイルミネーションの期間も長いのは沖縄全体を通しての特徴だそう。
天然温泉を掘りあて、年内には野外プールやオーシャンビューの露天風呂で利用可能に! 新たに温泉施設「伊計島温泉 ~黒潮の湯~」の着工が開始されたようです。2017年の春を目処にオープン予定だとか。ますます充実する伊計島の遊びどころに期待しましょう。
公式詳細情報
AJリゾートアイランド伊計島
沖縄県 / うるま、伊計島、沖縄 / リゾートホテル
- 住所
- アクセス
- 那覇空港から沖縄自動車道利用で約90分(沖縄北ICより海中道路県道10号経由約50分)
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 11:00(OUT)など
楽しみが凝縮された癒しのアイランド『伊計島』。小さな島ですが、「癒し・味・アクティブ」など十分に楽しむことが可能です。1泊はキャンプ、もう1泊はリゾートホテルというプランもおすすめ! 自分だけの居場所を見つける楽しさ、それもディープに離島を廻る醍醐味です。