お正月は東北で過ごそう！おすすめの初日の出ポイント8選

水平線の向こう側や山の稜線から顔を覗かせる初日の出……非常におめでたいものですよね。昔から、新年の年神様は初日の出の光に乗ってやってくると言われています。

年神様とは、私たちに幸せを運んでくれる神様のこと。年神様にいち早くご挨拶をして、新年の御利益を授かりましょう！

しかし、日本全国どこででも必ず初日の出が見られるわけではありません。季節柄、日本海側は曇りや雪の日が多いので、太平洋側よりも初日の出が見られる確率は低くなってしまうんです。

でも大丈夫！東北地方の日本海側でもおめでたい初日の出が見られる場所はたくさんあります！海沿い以外にも見えるポイントがあるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

それでは早速東北地方の初日の出ポイントをご紹介していきます。

「種差（たねさし）海岸」は、青森県八戸市にある4つのエリアから成る海岸です。

「蕪島（かぶしま）エリア」はウミネコの繁殖地として有名で、島のあちらこちらにウミネコの姿を見ることができます。このウミネコは蕪島神社に祀られている弁財天のお使いと信じられているんですよ。

「葦毛崎（あしげざき）展望台・大須賀（おおすか）海岸エリア」は、風景が美しい海岸です。初日の出を見るなら、こちらの海岸がおすすめ。「大須賀海岸」の砂は鳴砂で、踏みしめるたびキュッキュッと音が鳴ります。

岩手県大船渡市の「碁石（ごいし）海岸」は、三陸リアス式海岸の美しさを存分に堪能できる初日の出ポイントです。

中でも注目したいのが「乱曝谷（らんぼうや）」と呼ばれる断崖絶壁。向かい合って立つ数十メートルの断崖絶壁の間から登る初日の出は、一際神々しく見えます。

三陸の冬の海の荒々しさと初日の出のコラボレーションは、一度は見たい絶景です。

観音様を照らす初日の出を拝めば、更なるご利益が期待できそうですね。とびきりおめでたい初日の出を見たいのなら、「釜石大観音」がおすすめです。

元日参拝もできるので、初日の出を見たらぜひそのまま初詣も。観音様の胎内には七福神と三十三観音が安置されており、上がっていくと手の辺りが展望台になっています。

海を一望できるのが宮城県宮城郡松島町の「双観山（そうかんざん）」です。

塩釜湾と松島湾の2つの湾を1か所から眺めることができます。また、遠くに男鹿半島や金華山も望むことができますよ。

海の向こうから昇る初日の出は、一度見たら忘れられない美しさです。

気仙沼市にある「岩井崎（いわいさき）」は、周囲を松林に囲まれた岬です。

岬の先端には「潮吹岩（しおふきいわ）」と呼ばれるスポットがあり、波が打ち寄せるたびに豪快に潮を噴き上げます。

「潮吹岩」のしぶきとのコラボレーションはここでしか見られない絶景です。

秋田県潟上市（かたがみ・し）にある「道の駅 てんのう」は、ショッピングだけでなく温泉や観光も楽しむことができる道の駅です。

「道の駅 てんのう」のシンボルである「スカイタワー」からの眺望は抜群！日本海だけでなく、八郎潟残存湖や男鹿半島も見ることができますよ。元旦は朝6時30分から営業しています。

山形県上山市にある「上山城（かみのやまじょう）」では、城郭から初日の出を拝むことができます。

「上山城」はその美しさから、「羽州の名城」として名を馳せました。

元旦は午前7時から登閣することができます。三吉山（さんきちやま）から初日の出が昇るのは、午前7時30分ごろです。

福島県二本松市にある「霞ケ城公園（かすみがじょうこうえん）」も、美しい初日の出が拝めるポイントです。

ゆったりと園内を散策しながら、初日の出の光を浴びましょう！

敷地内には、歴史や文化を感じさせる様々な歌碑や銅像があります。

いかがでしたか？年神様の御利益を授かるなら、ぜひ初日の出は拝みたいもの。

ぜひ今年のお正月は東北の初日の出ポイントに足を運んでみてください。初日の出を見れば、その年一年きっと幸せに過ごせるでしょう。