汁なし坦々麺から辛さが癖になる坦々麺まで！東京人気の坦々麺10選

もはや日本人の基本色と言っても過言ではないラーメンの中で、他とは一線を画したスタイルの麺、それが担々麺です。ただ辛いだけでなく、スープの有り無し、スープの種類、麺の種類、辛さの調節、香辛料の種類、そして温かいものから冷やしたものまで、バリエーションがとにかく豊富なことが人気の理由の一つです。今回は特徴的な担々麺を置く、東京でおすすめのお店を10選、ご紹介します。

「美華園」の代表料理の担々麺は、テレビでも紹介された大人気の一品です。スープは丹念に練り上げられた白胡麻を丸鶏スープに溶かしてできるコクのある秘伝の練り胡麻スープで、このスープがコシのあるちぢれ麺に良く絡みます。辛さは控え目で、お好みによってラー油を追加して辛さ調節が出来ます。

ランチタイムからディナータイムまで通しでオープンしていますので、ランチタイムはもちろん仕事帰りにも気軽に寄れます。

夏になると坦々麺の冷やしバージョン、冷やし担々麺が登場します。担々麺の美味しさはそのままに、暑い夏にキーンと冷やした味わいが、夏バテもどこかへ吹き飛ばしてしまいます。お好みで山椒をかけてみると、更に味に深みが増します。ライスのサービスも嬉しいですね。

ＪＲ山手線他、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ　新橋駅地下　ウィング新橋内

焼肉屋で担々麺？とも思いがちですが、こちらの担々麺は本格的な中華料理屋にも負けない味で、隠れた大人気メニューです。焼肉でものすごく評判が高いお店で、店員さんが傍について焼いてくれるスタイルのため、絶妙な焼き加減で食べられます。そのため、〆の担々麺になると、すでに満腹……ということになりかねませんので、ペース配分には気を付けながら担々麺までたどり着くようにしましょう。

池袋東口より徒歩約５分

各線池袋駅より徒歩2～3分

秋葉原のご当地フードとして定着させたいほどのオリジナリティと人気を持つ元祖台湾まぜそばは、汁無し担々麺のパイオニアと言っても過言ではないもので、本場台湾のまぜそばを忠実に再現しています。

台湾まぜそばはそばの上にたっぷりネギとニラが乗り、その上に肉味噌と卵黄が乗ったボリューム満点の逸品です。良く混ぜて卵黄沿絡めてから食べるのがポイントです。オーダーの際に、ニンニクの有無を聞かれるのも、仕事中のランチなどに嬉しい配慮です。

JR各線「秋葉原」駅電気街口より徒歩約５分。

ラーメン屋も、麻布十番になるとこんなにオシャレになるの？と驚いてしまう様な、落ち着いた内装の「156」では、クリエイティブな料理や、ラーメン屋には普通おいていないような、デザートやたこ焼きなど変わったメニューも揃えている面白いお店です。

こちらの担々麺は、エビを使用したまぜそばスタイル。店内には正しい食べ方があるので、それに従って食べるようにしましょう。途中で山椒を追加しても味が変わって二度楽しめます。辛さも後から調整できますので、お好みの辛さで召し上がってください。

麻布十番駅より徒歩約1分

担々麺ならここ！とも言われる、四川担々麺の専門店「阿吽」です。メニューは全て担々麺のみ！のシンプルさに、自信が窺えます。辛さは0辛から5辛まで選べますので、辛いのが苦手な人でも楽しめます。

一番人気は汁無し担々麺。細長いお皿に盛られたスタイリッシュな装いです。麺は汁ありに比べて太くもちもちで、具が良く絡みます。他にも、味噌担々麺や黒胡麻担々麺もおすすめです。

東京メトロ千代田線　湯島駅より徒歩約2分

7年連続ミシュラン一つ星を獲得した「マサズキッチン」は、東京の高級エリア恵比寿に佇む、洋風な雰囲気を摂りこんだ中華料理店です。平日のランチメニューではお手頃価格でメイン・前菜2種・小籠包3個が味わえます。担々麺は汁あり・汁無しから選べます。

ＪＲ線恵比寿駅東口より徒歩約5分

看板メニューは黒ゴマベースの汁なし担々麺。麺の下に黒ゴマのソースが引かれており、豪快に混ぜてから食べます。花山椒がきいていて中毒性のある味でリピートせずにはいられない上に、辛さも選べるのが嬉しいですね。麺はもちもちの中太麺で、スープによく絡みます。チャーハンと大盛りが無料サービスでつき、お得感があります。

東京メトロ　四谷三丁目駅より徒歩約5分

「がんこ宗家」の直系となっているここ宗家一条流がんこラーメンでは、豚骨ベースの珍しい担々麺が味わえます。辛さを指定できるため、お好みの味で楽しめます。ゴマの味がよく効いた担々麺は、ただ辛いだけでなくうまみもしっかりと凝縮されています。また、ここではすべてのラーメンに無料で焼き立熱々の餃子が5個サービスでつきますので、必ずつけてもらうようにしましょう。小ぶりですがパリッとジューシーな餃子も隠れた逸品です。

各線町屋駅より徒歩約5分

池袋をラーメン激戦区に仕立て上げただけでなく、「東京豚骨ラーメン」の地位を確立した立役者でもある「光麺」では、オリジナルのラーメンやつけ麺ももちろんおすすめですが、ここでいただける「焦がし担々麺」も侮れません。

「焦がし」の香ばしい香りがする濃厚な黒いスープはゴマがたっぷり入っているため、辛いながらもまろやかなテイストに仕上がり、ちぢれ麺と相性が良くよく絡みます。ピリリと山椒がアクセントになっています。

JR池袋駅東口より徒歩約3分

一口に「担々麺」と言っても様々な種類がありますので、その日の気分に応じて好きなタイプの担々麺を選んでみてください。辛さが選べるところも多いので、自分好みの最適な辛さを見つけるのも楽しいものですね。