2017年01月07日
昭和にタイムスリップ!?レトロな青梅の街を散策しよう
東京都北西部に位置する、青梅市をご存知ですか?市内の大部分が山に囲まれている地域で、ハイキングなどを楽しむ観光客が数多く訪れます。しかし、青梅の魅力はそれだけではありません!実は昭和レトロな雰囲気を楽しめる場所として、大変人気があるんです。そこで今回は、レトロでノスタルジックな青梅のおすすめスポットを詳しくご紹介!街を散策するだけで、タイムスリップをしてしまったかのような気分を味わえますよ。
青梅市は東京都の北西部に位置しており、市内の多くが山地となっています。そのため東京都内とは思えないほど豊かな自然を満喫することができ、御岳山や御岳渓谷などが観光地として有名です。しかしそれだけでなく、JR青梅駅の周辺では昭和レトロな雰囲気を楽しむことができるんですよ。
レトロな街並みが広がる青梅駅は、JR青梅線の終着駅です。新宿駅からJR中央線に乗車し、1時間15分程度で到着します。中央線は途中の立川駅で青梅方面と高尾方面に分かれますので、間違えないよう注意しましょう。
青梅駅の周辺には、昭和を代表する映画作品の看板がずらりと並び、昔懐かしい雰囲気が漂っています。かつて青梅には3館の映画館があったのですが、昭和48年に全て閉館してしまいました。しかし1993年の「青梅宿アートフェスティバル」にて、看板絵師の久保板観(くぼ・ばんかん)氏が約20年ぶりに映画看板を手掛けたことをきっかけに、町おこしの一環として映画看板を飾るようになったのだそうです。
青梅駅の構内から、既にレトロな風景が広がっています。ホームと改札口の間の地下通路には、古い映画のポスターがずらり。年配の方には懐かしく、若い方には新しい光景ですよね。
昭和レトロな雰囲気を楽しめるおすすめのスポットが、こちらの「昭和レトロ商品博物館」です。もともとは家具屋さんだった木造の建物を改装し、博物館として活用しています。味のある佇まいがとっても魅力的です。
昭和レトロ商品博物館では、昭和30~40年代のお菓子や飲料、薬、文具などの商品パッケージを展示しています。展示品のほとんどは、昭和B級文化研究家の串間努氏が収集したアイテムなのだそう。現在ではめったに見ることができない、貴重な品物ばかりです。
昭和レトロ商品博物館の詳細情報
昭和レトロ商品博物館の別館として、「昭和幻灯館」という施設もあります。古民家を改装して造られた場所となっており、こちらもレトロでノスタルジックな雰囲気が魅力的です。青梅で活躍してきた墨絵作家や人形作家の作品などが展示されています。
昭和幻灯館の見どころとして特に有名なのが、かつての青梅の街並みを再現したジオラマです。「ジオラマの詩人」と呼ばれる山本高樹氏による作品で、精巧な作りと灯りのついた温かみのある風景が魅力的。猫たちが暮らすファンタジーな世界観も素敵ですよね。
昭和幻燈館 有田ひろみとちゃぼの青梅猫町商店街
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昭和レトロ商品博物館の隣には、「青梅赤塚不二夫会館」という施設もあります。その名の通り、昭和を代表する漫画家、赤塚不二夫氏の絵や写真などを展示している博物館です。ちなみに、昭和レトロ商品博物館・昭和幻灯館・青梅赤塚不二夫会館の3館めぐりチケットを活用するとかなりお得ですよ。
館内には、赤塚不二夫氏が住んでいたトキワ荘を再現した展示も。部屋の中心にはバカボンのパパが座っています!赤塚不二夫氏の世界観を堪能できる、ファン必見のスポットです。売店では、お菓子や文房具などのさまざまな赤塚不二夫グッズをお土産として購入できますよ。
青梅赤塚不二夫会館
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博物館を見学したあとは、昭和レトロな青梅の街を散策してみましょう。味のある佇まいの商店が並び、ただ歩くだけで楽しいですよ。
街のいたるところで見つかる、昭和の映画看板。『君の名は』といえば新海誠監督のアニメ映画をイメージしますが、実は昭和28年にも伝説のメロドラマとして大ヒットしていました。
バス停もこんなにレトロ!映画看板と木造の待合室、そしてかわいらしい猫のイラストが、何ともいえない味を醸し出しています。バスを待つ時間も楽しくなりそうです。
昭和レトロな雰囲気が漂う、東京都青梅市をご紹介してきましたが、いかがでしたか?昔懐かしい映画看板や昭和を感じさせる博物館が並び、まるでタイムスリップをしてしまったかのような気分になります。青梅の街をのんびりと散策して、郷愁に浸ってみてはいかがでしょうか。