岐阜県内で桜を見よう！地元民おすすめの名所13選

出典：飛騨の山猿さんの投稿

山が多く、自然あふれる岐阜県には、四季折々の風情を感じられるスポットがたくさんあります。今回は桜の名所をテーマに、岐阜県内に点在するスポットを地区別にまとめましたので、岐阜県でお花見を計画している人はぜひ参考にしてください。

出典：

岐阜県本巣市にある「淡墨公園」。樹齢約1500年と言われる淡墨桜は、日本三大桜の一つに数えられ、国の天然記念物にも指定されています。つぼみの時は薄いピンク色、満開時には白色、散り際には淡い墨色になることから、淡墨桜と名付けられています。

出典：

淡墨公園の桜の見頃は、4月初旬から中旬。開花時の日没後にはささやかですがライトアップもされていて、普段とは違う雰囲気を味わえます。年間を通してさまざまなイベントが行われており、お花見時期以外にも多くの方が訪れるスポットです。

出典：

岐阜県揖斐郡池田町にある「霞間ヶ渓（かまがたに）公園」。霞間ヶ渓公園周辺には8種類の桜、約1500本が自生しています。一斉に咲き誇ると霞がかったように見えることから、霞間ヶ渓と呼ばれるようになったそうです。

出典：

桜の例年の見頃は3月下旬から4月上旬。同時期に霞間ヶ渓公園と大津谷公園でさくらまつりが開催されており、郷土芸能の披露や特産品の販売など、桜以外に楽しめる催しも行われています。

出典：

岐阜県揖斐郡揖斐川町にある「谷汲山華厳寺」。地元民の間では「谷汲さん」という愛称で、別名「満願寺」とも呼ばれています。初詣や春の花見、秋の紅葉など、たくさんの方が訪れるスポットです。

出典：

桜の例年の見頃は4月上旬から中旬で、上旬にはさくらまつりも開催。特産品の販売、郷土芸能の披露などが行われています。平日も開催されているので、少しでも混雑を回避したい方は平日に訪れるのがおすすめです。

出典：

岐阜県不破郡垂井町にある「相川水辺公園」。芝生広場や遊具、パターゴルフ場があり、バーベキューも楽しむ事ができます。小さなお子様から大人まで、自然をたっぷりと感じながら遊べるスポットです。

出典：

桜の例年の見頃は3月下旬から4月上旬で、相川水辺公園では3月下旬から5月上旬まで約350匹の鯉のぼりが遊泳します。350匹の鯉のぼりだけでも圧巻ですが、桜と鯉のぼりが共演する、他ではなかなか見られない光景が人気のスポットです。

出典：

岐阜県養老郡養老町にある「養老公園」。養老公園は、全国的にも名瀑と名高い養老の滝を中心とした公園で、自然と芸術、スポーツを楽しめる公園となっています。お子様向けの施設や季節のイベントも多く行っているので、お子様連れにも嬉しいスポットです。

出典：

桜の例年の見頃は3月下旬から4月上旬で、同時期に数々のイベントを行っています。養老公園には約3000本の桜が咲いていますので、養老の滝まで桜を鑑賞しながらのんびり散策したり、川沿いでお弁当をつまみながら桜を鑑賞したりと、人それぞれの楽しみ方ができるスポットです。

＊ペットを連れての入園、バーベキューなど火気の使用は禁止されていますので、ご注意ください。

出典：くさやさんの投稿

岐阜県大垣市墨俣町にある「墨俣一夜城址・犀川堤」。墨俣一夜城は戦国武将三英傑の一人・木下藤吉郎（後の羽柴秀吉）が、一夜で築いたと言われています。城内は秀吉に関する展示を中心とした構成となっており、秀吉好きの方にお勧めのスポットです。

出典：

桜の例年の見頃は3月下旬から4月上旬で、同時期にさくらまつりやライトアップが行われます。桜堤防とも呼ばれる約2kmの桜並木や桜とお城の調和、最上階からの眺望も素晴らしいスポットですが、一番のお勧めはライトアップされた桜とお城！幻想的な風景に酔いしれること間違いなしです。

出典：

岐阜県各務原市にある「新境川堤の桜並木」。新境川堤の桜並木は岐阜県内のみならず東海地方の中でも人気の高いスポットです。桜並木のある所を電車が通っていくので、電車と桜の共演を見ることができます。電車の中からも桜を見ることができるので、移動中にもちょっとしたお花見が楽しめますよ。

出典：

新境川の両岸に約1200本の桜が4kmほど続いており、例年の見頃は3月下旬から4月上旬となっています。同時期にさくらまつりとライトアップが行われ、朝から夜までたくさんの人で賑わうスポット。たくさんの出店が出ますので、見てよし、歩いてよし、味わってよしと3拍子揃ったお花見スポットです。

出典：アディさんの投稿

岐阜県関市武芸川町にある「寺尾ヶ原千本桜公園」。県道沿い約2kmに渡って桜並木が続き、まるで桜のトンネルをくぐっているかのような感覚に陥るスポットです。千本桜と言われていますが、2000本近くの桜が咲いています。

出典：アディさんの投稿

桜の例年の見頃は4月上旬から中旬で、他のスポットに比べると少しだけ遅く見頃を迎えます。開花時期に合わせてぼんぼりによるライトアップが施され、幻想的な空間が演出されるのも見どころ。また、開花時期に合わせて出店も多く出ますので、お花見とお食事の両方を同時に楽しめるスポットです。

出典：

岐阜県関市南春日町にある「関川の桜」。関市の中心地を流れる関川沿い約3kmに渡って、川面に覆いかぶさるように桜が咲き乱れます。散り始めの桜吹雪も必見のスポットです。

出典：

例年の見頃は3月下旬から4月上旬で、開花時期にはライトアップも行われます。桜並木の所々にベンチが設置されていて、散歩しがてら一息つくこともできるので、ゆっくりと桜鑑賞するのにお勧めです。

出典：kacchan-k2さんの投稿

岐阜県高山市一之宮町臥龍公園内にある「臥龍桜」。枝が重みに耐えきれず地面につき、そこからもなお幹を生やしている様子が、龍が臥せているように見えることから「臥龍桜」と名付けられ、以後その名で呼ばれるようになりました。

出典：コットンリンターさんの投稿

平成3年以降、1000年以上の歴史を持つ臥龍桜は、枯死の危機が訪れました。しかし樹木の外科手術や枝の支え、土の浄化を行い、以前と同じように多くの花を咲かせるようになりました。見頃は4月中旬から下旬までで、開花時期に合わせてさくらまつりやライトアップが行われます。

出典：jun2011さんの投稿

岐阜県高山市荘川町にある「荘川桜」。樹齢500年を誇るこの荘川桜は、元々この地にはありませんでした。本来であればダム計画により水没する運命にある桜でしたが、何としても水没から救いたいという思いから、昭和35年当時絶対無理と言われていた移植に成功し、現在に至ります。

出典：Takuぼんさんの投稿

例年の見頃は4月下旬から5月初旬にかけてで、開花時期に合わせて駐車場で屋台などの出店が出たり、ライトアップが催されます。今は亡き湖底に沈む村に思いを馳せて鑑賞すると、感慨深いものがありますね。

出典：よし助さんの投稿

岐阜県恵那市大井町にある「恵那峡」。恵那峡は元々あったものではなく、大井ダム建設によって作られた人造湖により誕生した名勝です。両岸部にはさまざまな形状をした岩があり、独特の景観を持っています。昔から桜の名所と言われ、人気の高いスポットです。

出典：よし助さんの投稿

例年の見頃は4月上旬から中旬にかけて。開花に合わせてさくらまつりやライトアップが行われ、お花見に来た人々を魅了します。昼は遊覧船に乗りながらの桜鑑賞や、夜は地上と水面に映る桜を見ながらの一杯は格別のものがありますよ。

出典：

岐阜県中津川市苗木にある「苗木さくら公園」。10ヘクタールほどある広大な敷地には約1000本の桜が咲き乱れていますが、そのうちのほとんどが市民によって寄贈されたものだというから驚きです。市民の想いがたくさん詰まった「苗木さくら公園」は、春になると山全体を薄いピンク色に染め、展望台からの景色に花を添えます。

出典：

例年の見頃は4月上旬から中旬にかけてで、同時期にさくらまつりやライトアップが行われます。青空と桜のコントラストも素晴らしいですが、夕闇に浮かび上がる桜も素晴らしいので、どちらも見ていただきたいスポットです。

出典：ハヤシンスさんの投稿

岐阜県内の桜の名所をご紹介しましたが、いかがでしたか？どのスポットの桜も素晴らしいものばかりでどこに行こうか迷ってしまいますね。ほとんどのスポットがライトアップやさくらまつりを開催しているので、公式HPをチェックして足を運んでみてください。