2018年03月29日
春は岐阜県にある樹齢1500余年の名木「根尾谷 淡墨桜」を見に行こう
淡墨桜(うすずみざくら)は、その幻想的な美しさはもとより、枯死の危機をさまざまな人々の手によって乗り切りよみがえったというエピソードも加わり、多くのファンを持つ桜の名木です。自然豊かな岐阜の隠れ里。車でのアクセスは便利ですが、鉄道好きも注目の樽見鉄道で行ってみるのも素敵な旅路になりそうです。物語を秘めた淡墨桜の美しさに酔い、おいしい山の味覚に癒される、充実の1日を過ごしませんか?
淡墨桜は、岐阜県本巣市にあるエドヒガンザクラの古木で、樹齢1500余年。幹の周囲は、9.9mに及びます。つぼみのときは薄いピンク、満開で白、そして散り際には薄い墨色になることから「淡墨桜」と呼ばれます。福島県の三春滝桜、山梨県の山高神代桜とともに天然記念物に指定され、日本三大桜といわれています。
淡墨桜は、一時は枯死の危機にさらされましたが、名樹医や桜を守ろうと奮闘する人々の力によって生き返り、その美しい姿をいまもなお保っています。また、作家の宇野千代が淡墨桜の保護を呼びかけたことでも知られています。
春の日差しを浴びる淡墨桜もさることながら、ライトアップされた淡墨桜の美しさはじつに幻想的。ぜひまぶたに焼き付けておきたい絶景です。ちなみに、照明は樹に影響のないLEDが施されます。
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淡墨桜のある「淡墨公園」は、広々とした芝生広場や野外ステージがあり、さまざまなイベントも開催されています。宇野千代などの歌碑もあり、ゆったりと散策するにはおすすめのスポットです。
淡墨桜の開花時期には屋台などもたくさん出るので、食べるものには困りません。また、淡墨公園内には屋根付きの広い休憩所があり、桜を眺めながら飲食ができるそうです。
🔴淡墨桜を見学に行った時に記念に購入した
— Chiyohime (@SherryChiyohime) 2016年1月5日
テーブルマット、両面使える素敵な品
外国の観光客の人達にもお土産に如何かしらね pic.twitter.com/MksCYdSxFF
せっかくの淡墨桜見物ですから、桜にちなんだ素敵なお土産も手に入れたいですね。
根尾谷淡墨桜の詳細情報
大垣から本巣市根尾までを結ぶローカル線「樽見鉄道」。たった1両の可愛い電車が人気で、5~11月までは“薬草列車”、12~3月までは“しし鍋列車”が走ることでも有名。淡墨桜の開花時期にはイベント列車は走りませんが、ぜひ乗ってみたいですよね。のどかな車窓風景に癒されます。
てなわけで樽見鉄道完乗
— ブタマン (@dkbutaman) 2016年1月5日
※通路にて撮影しました pic.twitter.com/pqwR2gt44d
樽見鉄道の終点「樽見」から淡墨桜までは徒歩で約15分。見頃となる4月上旬あたりには、列車が増発されます。また、「うすずみ温泉」までは、無料シャトルバスが運行されていますので便利です。
樽見鉄道株式会社
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まだまだ寒い桜の開花時期。帰りに立ち寄れるスポットとして人気なのが「うすずみ温泉」です。かなりの山奥にあるため、まわりは豊かな自然がいっぱい。「四季彩館」では、豪華な山の幸のランチなども人気で、ゆったりとくつろぎながら堪能することができます。
ロボット工学者「Dr.K(ドクター・ケイ)」の『ザ・温泉』(2)
— ks_dee (@ks_dee_pro) 2016年1月1日
『うすずみ温泉』岐阜県本巣市
変わった造りの露天風呂弥次喜多の湯や五右衛門風呂など様々な形のお風呂が楽しめる。ゆったりとしたラウンジや大広間。食事処花霞で季節の料理。 pic.twitter.com/J7TrWlvOrA
うすずみ温泉 四季彩館 (しきさいかん) - 樽見/懐石・会席料理 [食べログ]
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レストラン鶴の詳細情報
桜の名所は多いですが、淡墨桜にはほかの桜にはない独特の美しさがあります。まだご覧になったことのない方は、ぜひ今春、足を伸ばしてみてください。行く道すがらも豊かな自然が楽しめ、素敵な小旅行にきっとなりますよ。もちろん、土地のおいしいものをいただくのもどうぞお忘れなく♪