鬼平犯科帳の世界！目的地にしたいパーキングエリア羽生PA（上り線）

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少し前までは、高速道路のSA・PAに寄る理由といえば「ちょっとトイレ休憩」や「軽い食事でもするか…」というくらいのものでした。しかし、埼玉にある東北道・羽生パーキングエリア（上り線）は、目的地にしたくなるほどテーマパーク化しているのです。鬼平犯科帳の世界観を再現した、江戸情緒あふれるPAの魅力をご紹介します。

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その昔、このあたりには栗橋関所があり、江戸の入り口として多くの人でにぎわっていました。栗橋関所跡のすぐそばにある羽生PA（すなわち現代版の関所）を江戸への入り口に見立て、江戸の人情と食を楽しむレジャースポットとして、2013年にオープンしたのが鬼平江戸処です。

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高速道からの正面入り口は、まるで本物の関所のようです。奥に見えるトイレの入り口に気づかなければ、パッと見てPAだとはわからないでしょう。

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江戸の庶民文化が栄え、鬼平が活躍した文化・文政期の街並みが忠実に再現されています。作中に登場する名シーンもあちこちで再現されているので、ドラマや小説の内容を知っている人はぜひ探してみましょう。もちろん、内容を知らなくてもじゅうぶん楽しめるのでご心配なく。

出典：tatsanさんの投稿

活気たっぷりの昼とはひとあじ違う、夜の鬼平江戸処。夜鷹そばの屋台が似合いそうな雰囲気ですね。

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中庭広場では、毎週土日および祝日に江戸情緒たっぷりの大道芸が行われます。こちらは、独特の口上でお客さんの注目を集めるガマの油売り。

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また別の日には、コミカルな猿まわし。子どもから大人まで楽しめます。

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鬼平はおいしいお料理やお酒が大好きで、ちょくちょく江戸の名物を食べ歩いていました。鬼平江戸処には江戸をテーマにしたグルメがたくさんあるので、鬼平気分で江戸の味を試してみましょう。

出典：ベッキオさんの投稿

小説に登場するメニューで、1本にまとめられた極太のうどんがぐるぐると盛り付けられています。もっちりとやわらかい歯ごたえが魅力で、お箸で食べやすい長さに切りながらいただきます。

出典：はるんはるんさんの投稿

小説に登場する「五鉄の軍鶏（しゃも）鍋」をイメージしたメニューです。国産軍鶏のぶつ切りやごぼう・しらたき・焼き豆腐などを、特製の割下でいただきます。

出典：はるんはるんさんの投稿

こちらは一本うどん風のくず餅。もちもち歯ごたえのくず餅に、黒蜜ときなこがたっぷりかかっています。

出典：背番号１０さんの投稿

本来チョコがかかっている部分に味噌が塗られており、割ってみると中からカスタードクリームが出てきます。一瞬「んっ！？」と思う組み合わせですが、食べてみると味噌の風味とカスタードの甘さがよく合うんです。

出典：ももれんじゃさんの投稿

小銭が刺さってます。鬼平犯科帳というより銭形平次っぽいですが…とはいっても美味しいので、よしとしましょう。

出典：ＴＯＭＴＯＭさんの投稿

パッと見た感じはモチモチっとした江戸風のお団子ですが、ほんのり甘いフィナンシェです。イチゴ風味、プレーン、抹茶風味の焼菓子は甘さ控えめで食べやすい大きさ。

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にぎやかな両国広小路を再現した「屋台連」では、軽食のほかに鬼平犯科帳グッズや江戸らしいお土産用食品・和雑貨などを販売しています。

出典：味歩さんの投稿

イチオシみやげの「うさぎあんぱん」。小説に登場する「うさぎ饅頭」をモチーフにしており、白いうさぎ（こしあん入り）と黒いうさぎ（つぶあん入り）の2種類があります。おみやげ用としてだけでなく、そのまま食べ歩きしてもGOOD。