文豪も缶詰になったあのホテル！数多の文人に愛された、山の上ホテル

「山の上ホテル」は、東京都心の神田駿河台にあるホテルです。都心にありながら非常に落ち着いた空間で、ゆったりと過ごすことができます。

「山の上ホテル」へのアクセスは、ＪＲ御茶ノ水駅・東京メトロ御茶ノ水駅、東京メトロ新御茶ノ水駅、東京メトロ神保町駅が便利です。いずれの駅からも徒歩5～6分程度と非常にアクセスが良いのは嬉しいですね。

この「山の上ホテル」、数々の文豪にも愛されてきました。というのも、たくさんの出版社がある神田神保町に近く、それでいて静かなため、原稿執筆にはもってこいだったからです。

自宅での原稿執筆に煮詰まると、「山の上ホテル」に滞在してカンヅメ生活を送った文豪もたくさんいます。締め切りが近くなると、「山の上ホテル」のロビーには原稿を待つ担当編集者が大勢集まっていたそうです。

「山の上ホテル」は、わずか35室しかない小さなホテルです。しかし、35室しかないからこそ、隅々まで行き届いたサービスが受けられるのです。

また、お部屋のレイアウトは1室ごとに違います。中には庭付きのスイートルームもあるんですよ。

もちろん、食事にも並々ならぬこだわりが詰まっています。名人が材料を吟味し、その素材の持ち味を最も引き出す方法で調理するんです。

小さなホテルでありながら、レストランの数は7つ。それぞれのレストランに1人ずつ名人が在籍しています。美食家揃いの文豪たちが定宿にしたのも納得ですね。

文豪も愛した「山の上ホテル」のレストランを簡単にご紹介しましょう。

素材によって揚げる油の温度を使い分け、魚介はカラッと野菜はサックリ揚げられた天ぷらは絶品です。東京のホテルで初めて天ぷら店を出したという老舗の熟練技術をご堪能あれ。

北京料理を中心に、中国各地の料理を日本人にも食べやすくアレンジして提供しています。注目したいのは「ウィークエンド食べ放題」！本格中華を、ランチは6,500円、ディナーは8,500円でお腹いっぱい食べることができます。（価格は2017年1月現在の価格です。）

文豪たちも愛したイギリス風のバーが「ノンノン」です。ぜひ、ゆったりと大人の時間を過ごしてくださいね。おすすめはオリジナルカクテル。季節ごとにランナップが変わります。

コーヒーパーラーでありながら、食事も充実しているのが「ヒルトップ」です。メニューの中には「悪魔の食べ物」なんて恐ろしい名前のものも……。夜21:00まで開いているのも嬉しいですね。

フランス料理を楽しむなら「ラヴィ」がおすすめです。こちらのレストランは朝食会場にもなっているんですよ。「山の上ホテル」こだわりの朝食は2,000円から。洋朝食と和朝食から選ぶことができます。

美味しい素材をそのままシンプルに味わうなら「ガーデン」の鉄板焼きがイチオシです。目の前で焼いてもらえるので、目や耳も満足すること間違いなし！

こちらのワインバーは、元々会員制のバーでした。店内には会員だった人の名前を刻んだプレートがあり、中には池波正太郎の名前も見受けられます。美味しいワインと、ワインとのマリアージュにこだわって作られた料理を心行くまで楽しんで。

「山の上ホテル」には、仕事や原稿を持ち込む人が今も絶えません。

あなたも、一度は文豪気分を味わってみませんか？

新潮社の自費出版では、「山の上ホテル」を利用した執筆プランを提供しているんですよ！「山の上ホテル」にカンヅメになって、文豪になったつもりで原稿を執筆してみませんか？「カンヅメ」といっても外出は自由にできますのでご安心を。

基本は2泊3日で、2名での利用もできます。なんと、滞在中は担当編集さんが定期的に進捗を確認しに来てくれるのだとか……。本格的ですね！

多くの文豪に愛された「山の上ホテル」にあなたも滞在して贅沢な時間を過ごしてみませんか？一度滞在すれば、きっと文豪が「山の上ホテル」を愛した理由が分かりますよ。