レトロな列車が桜のトンネルを走る！青森県芦野公園でお花見♪

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青森県五所川原市にある「芦野（あしの）公園」は、広い水辺と散策路が続く自然豊かな公園です。津軽出身の作家、太宰治が幼少期に遊んだ場所でもあり、太宰治の銅像も見られます。

さくら名所100選にも数えられるお花見スポットとして有名な芦野公園は、ローカル線「津軽鉄道」が通っていることでも知られています。春には、線路の両側に続く桜並木の中を昔懐かしいレトロな車両が走ります。

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シーズンを迎えた芦野公園は、桜のトンネルの中を走る列車の姿を観ようと、大勢の花見客で賑わいを見せます。

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芦野公園の桜が見ごろを迎えるのは、4月下旬～5月上旬。その時期に開催される「金木桜まつり」に合わせて臨時運行されるのが、津軽鉄道名物の「ストーブ列車」です。

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昭和5年からはじまったストーブ列車は、本来12月～3月にかけての寒さ厳しい時期に運行されるもの。古きよき時代をほうふつとさせるだるまストーブが車内をあたため、ノスタルジックな雰囲気を演出しています。

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地吹雪が立つ真っ白な雪景色を楽しむ冬のストーブ列車とは異なり、春ならではの桜の光景が広がるのが、さくらまつりのストーブ列車。車窓から眺める満開の桜は、見る者の心を打つ美しさです。

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桜まつり期間中以外は、無人駅となっている「芦野公園駅」。実は、太宰治の小説「津軽」にも登場したこともある場所です。周囲を豊かな緑に囲まれた駅のホームは、在りし日の面影をそのままに残した味のある趣。どこか哀愁も感じられます。

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華やかな桜で彩られた駅の古いホームは、被写体にぴったりの画になる光景。桜×ストーブ列車と共に、鉄道ファンからも熱い注目を受けるスポットです。

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芦野公園内では、ソメイヨシノをはじめとする約1,500本の桜が花を咲かせます。芦野湖沿いの散策路から、桜ごしに観る水辺の光景は、静けさと穏やかさに満ちています。

園内の散策路を進んでいくと、桜のビュースポットである「桜松橋」や、日本で2番目に長い浮き橋「芦野夢の浮き橋」が見えてきます。

ボートに乗って湖から桜を眺めると、また違った表情を見せてくれるでしょう。

出典：taka1451さんの投稿

桜まつりの頃には公園内に屋台が並び、ステージでのショーや花火大会も開催されます。夜間のライトアップも行われますよ。

東北の短い桜の季節を楽しむにはぴったりの場所です。

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芦野公園駅のすぐそばにある喫茶店「駅舎」は、赤い屋根が目印のレトロ感あふれるカフェ。店舗となっている芦野公園駅の古い駅舎は平成26年、登録有形文化財にも指定された貴重な建物です。

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ダークブラウンのウッディーなインテリアで統一された店内は、アンティークな空気が漂う落ち着いた雰囲気です。

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こちらはお店おすすめの「駅舎珈琲」です。有機栽培されたコーヒー豆を深煎りにした香りのよい一杯。味のある津軽金山焼のカップ＆ソーサ―でいただきます。

お食事やスイーツメニューも充実しています。ランチにもぜひご利用ください。

出典：Taka.Nashiさんの投稿

●所在地
青森県五所川原市金木町芦野
●アクセス
津軽鉄道芦野公園駅下車すぐ

出典：AOi_MORIoさんの投稿

華やかな桜のトンネルを走るレトロな列車は、なんとも魅力的な味のある光景です。お祭りの賑わいとざわめきを遠くに感じながら、静かな湖畔でゆっくりと桜を楽しむのも素敵ですね。

津軽地方随一の桜の名所「芦野公園」を、どうぞご満喫ください！